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#33アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part6

今日は、オーペアとしてサリーたち家族と3か月がっつり過ごしてみてビックリしたことを紹介しよう。

①子どもたちの主張の強さ

私は日本に甥っ子がいて、少しだがお世話をした経験があったためオーストラリアの子どもたちも同じようにすればいいと高を括っていた。だが、オージーの子どもたちは日本の子どもと全然違って良くも悪くも、とにかく主張がハッキリしていた。やりたい、やりたくない、食べたい、食べたくないなど、人に気を遣ってとか、空気を読んでということが全くない。

こんなエピソードがあった。収穫期の忙しい時期、どれだけ忙しくとも子どもとの時間を大切にしていたパパのマットは、夕方子どもたちとフットボールをするために家に一度戻って、また作業に戻るという毎日を送っていた。だが、その日はどうしても仕事が立て込んで子どもたちが寝るまでに帰れそうにないという連絡が入った。それを聞いた子どもたちは電話を代われと言い、堂々と父親に抗議し始めたのだ。「ダディーは僕たちと毎日フットボールをすると約束したんだから、来てくれなきゃだめだよ」と。電話口で真摯に謝るマットだったが、火に油でギャースカ泣き叫ぶ子どもたち。父親が忙しいことは分かっている彼らだが、そこで気を遣うということはしなかった。

②日本とオーストラリアのランチボックスの違い

日本ではご飯におかず、野菜など栄養バランスを考え作られるお弁当だが、オーストラリアでは少し違うようだ。初めてランチボックスを作ろうというときにサリーが教えてくれたのだが、サンドイッチにベジマイト(※1)を塗ったクラッカー、フルーツ2種、ケーキがこの家の定番だそうだ。ものの5分もあれば一人前を作ることが出来る。下の写真がサリーの家のランチボックスの一例だ。

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思い返せば、私がホームステイしていた家のスタミが作ってくれるそれは、こういっては何だがもっと質素だった。サンドイッチひとつにカットしていないりんご一個とかだった。それと比べればサリーの家は子どもたちの栄養を考えているのが分かる。

③ジュース・お菓子は食べちゃダメ!

このルールはサリーの家で徹底されていたものだ。サリーが歯科衛生士で「歯の健康」にすごく厳しい家庭だったので、ポテトチップスやグミなどのお菓子、ジュースなどを口にするのを厳しく禁じられていた。食べていい甘いものは果物とケーキ(サリーか私が作る)だけだった。この家庭には果物屋かと思うほどいろんな果物が常備されていたが、果物というのは少々面倒なもので、皮を剥かないといけないものも多い。特にヒューゴとチャーリーがよく空腹を訴えるので、一日に何度も果物をカットするのが少し面倒だった。

収穫期に農作業をする大人たちが手っ取り早く塩分を補給するためポテトチップスを食べるので、その期間だけは家にあって子どもたちも少量ならば食べることを許された。ポテチでめちゃくちゃに喜んでいる子どもたちのかわいいこと…💕

子どもに何を食べさせるかは家庭によるので一概に言えない。このあと実は、もう一つの家庭でオーペアをすることになるのだが、その家庭はスナック菓子やカップラーメンなど、何でもありの家庭だったのでギャップにまた驚いた。

次回、#34アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part7につづく

👇今日はこの曲🎶エド・シーラン自身が赤ちゃんだった頃から、今までの写真や動画をスライドショーにしていて何度見ても感動する。子どもは宝だ✨

※1 ベジマイトとは、オーストラリアの国民食とも言われるほど定番の発酵食品。トーストに塗って食べることが多い。

※写真は、子どもたちが描いてくれた絵。庭にあるトランポリンで一緒に遊んだときのことを表してくれている✨

リゾバ生活.com
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