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#31アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part4

前回の「私の一日のスケジュール」で子供たちの車での送り迎え、と書いたが、私は日本で免許は持っているが、ほぼ経験のないペーパーだった。しかし今回のオーペア業務では子どもの送り迎えに運転が必須だということで、まずオーストラリアの役所で日本の免許を英語に翻訳してもらい、証明書を発行してもらわなければならなかった。この証明書、パスポート、ビザを携帯することで車の運転が出来る。ほとんど経験のない私が外国で運転するなんて!と緊張していたが、いざ行ってみると家の敷地内を車で走るだけで、右折・左折と、直進のみだったのでホッと胸を撫で下ろした。これなら私にも出来そうだ。それでも隙間時間に敷地内を走って運転の練習を繰り返した。

料理に関しては、マットとサリーがどちらも日本食に興味があり、積極的に日本食を作ってと言われていた。私は週1で日本食の日にすると決めた。子どもたちに食べてもらえるいい機会だと思ったからだ。だが、町にスーパーがなく最寄りのスーパーが車で1時間という立地だったため、普通の食材を手に入れるのも週に2日ペースで、ましてや日本の食材を手に入れるなど不可能だった。サリーがネットで日本食のサイトを見つけてくれて、配送料なども気にしなくていいから好きに頼めと言ってくれた。お好み焼きや、日本のカレー、いなり寿しなど…そのサイトのおかげでかなりレパートリーは広がった。

また、これはオーストラリアの農家の習慣なのだそうだが、家にパウンドケーキかクッキーを常備してないといけなかった。農作業をするときに簡単に糖分を補給出来て、なおかつ片手で食べられる簡単な物ということだろう。特に収穫期のピークになると、すごいペースでなくなるので毎日作るのが習慣になった。私の今までの人生で、こんなにお菓子作りを続けた期間はなかった。つくづく料理が好きでよかったと思う。

オーストラリアの家庭では、キッチンに大きなオーブンがあるのが日本との大きな違いだろう。いろんなオーストラリアの家庭にお邪魔したことがあるが、ほぼ100%大きなオーブンがあった。

あるとき「オーストラリアのほとんどの家庭ではオーブンがあるから料理もお菓子作りも気軽に出来ていいですね」と私が言うと、サリーが「え?!日本にはないの?!私、オーブンのない生活なんて考えられない!!」と興奮しまくり、その日仕事から帰ったマットにも「日本にはオーブンがないそうよ!」と話していた。私の日本の家には電子レンジに付いているオーブン機能ぐらいしかない。どのぐらいの確率で日本の家庭にオーブンがあるだろうか?よっぽど料理が好きとか、料理関係の仕事をしている人の家庭にしかないのではないかと思う。

これは日本とオーストラリアの食習慣に関係があると思うが、オーストラリアでは基本肉料理で、副菜はポテトなどの野菜。牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉がローテーションでくる。それら全てをオーブンに入れれば勝手に調理される。日本ではコンロで調理する料理が多いのではないかと思う。炒め、煮込み、焼き…オーブンがなくても困らないのだ。

興味深い違いだなと思った。オーストラリアの家庭に入らなければ、気づけなかった違いだ。こういった習慣の違いを私たちは楽しんで探し、その都度共有し合った。

次回、#32アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part5につづく

👇今日はこの曲🎶昨日は母の日

※写真は、シドニーでハマってたピザ🍕一枚が大きいので友達とシェアしていた。

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リゾートバイトの情報発信をされている貴サイトで当noteをご紹介いただいています。留学前・留学中のお仕事に、リゾートバイトはいかがですか?














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