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#26アラサーの豪ワーホリ!日本語教師アシスタント編part6

アシスタント生活を始めて2週間ほど経ったとき、私は次の引越し先を探し始めた。どこに行こうか全く未定だったがワーホリ2年目のビザが欲しかったため、取得条件の特定の仕事に従事することにした。その特定の仕事というのがファームジョブ(農場での仕事)だ(※1)。どこかいいファームはないかとネットで探していたが、なかなかうまく見つけられない。私はジェーンにアドバイスを求めた。すると、「この学校の先生も生徒も農家の人多いよ」と彼女が言う。全ての人に声を掛けて回るのは難しいだろうと思い、ジェーンにお願いして職員さん宛の一斉送信メールを送ってもらった。

すると、すぐ一件返信があった。なんと女子寮長のエルサからだった。彼女には双子のシスター(姉か妹か不明なのでシスターとする)がおり、その家族がオーペア(※2)を探しているというのだ。「オーペア」というのは、ベビーシッターの住み込みバージョンだと言えば伝わるだろうか?日本にはない制度なので、最初はどんなことをするのか想像がつかなかった。

そこはセカンドビザが取れるファームだそうで、過去にも何人もセカンドビザ取得目的の留学生たちをオーペアとして雇ってきたのだそうだ。ファームで野菜や果物を収穫するより、オージーの家庭に入って一緒に暮らす方が楽しそうと思い、早速エルサにやりたいと申し出た。それからトントン拍子に話が進み、数日後ビデオ電話で面接することになった。

面接では、甥がいること、小さい子どもと接することに慣れていること、もし採用してくれるなら子ども達と巻き寿司を作りたいことをアピールした。子ども達が、それぞれ顔を見せてくれ挨拶してくれた。とってもかわいい!

もう一人、カナダ人も応募してきているので考えさせて欲しいと言われて面接は終わった。そして、それから数時間後に「私たちの家族の一員になって欲しい」と採用の知らせを受けた。やった!!カナダ人に勝った!

パパが農業、ママが歯科衛生士、そして4人の男の子がいる家庭で、住み込みで子供たちの世話と家事を行うことになった。ジェーンに採用された旨を知らせると、私以上に喜んでくれた。「採用されると思ってたよ!だってあなたamazingだもの!きっと人気者になるわ」と。

それからオーペア家庭のママと始業日を調整したり、オーバリーからその町が遠いため、どうやって行くかなどを話し合った。

アシスタント業務は、「カルチャーデイ」に向けて動き出していた。語学学校でも開催した他の国の文化を紹介し合うイベントである。日本を知ってもらうために何をしよう?

次回、#27アラサーの豪ワーホリ!日本語教師アシスタント編part7(Last)につづく

👇今日はこの曲🎶What do you mean?
https://youtu.be/DK_0jXPuIr0

※1 ファームジョブ以外にもあるが、ほとんどの人がファームを選ぶ
※2 オーペア、またはオペアとも呼ぶ。フランス語の「Au Pair」、意味は「対等な立場で」を語源とする。アメリカやカナダなど他の国でも受け入れられている。
※写真は、ジャッキーと行ったビーチワースのビール醸造所🍺飲み比べが出来た✨

リゾバ生活.com
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