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#1 アラサーの豪ワーホリ!ホームステイ編前半

私が英語圏にワーホリしようと思ったのは、子どもの頃から英語への憧れがあり、いつかしたいと思っていたからだ。正直、英語圏であればどこの国でもよかった。特にこだわりはなく、申し込んだプログラムの関係でオーストラリアに決まった。

2019年4月27日の夕方、ゴールデンウィークの初日に関空を訪れた私は人の多さに驚いた。通常、離陸の2時間ほど前に着いておけばいいのだが、この時期ばかりは甘かった!チェックインまでの異常な待機人数、荷物の超過料金の手続きと、出発直前までバタバタしすぎて一緒に空港まで来てくれてた親との挨拶もそこそこに、日本を発った。

翌日28日の早朝、シドニー空港に着くまでとてもドキドキしていたことを覚えている。それは英語が話せるかな?とか、友達出来るかな?とか一生付き合っていける素敵な人たちと出会えたらいいな、とか色んなものが混ざったドキドキだった。

シドニー空港に着いて、早速スマホのSIM契約をしに空港内の携帯会社に向かった。「初めての現地の人との会話だ!」と心臓バクバクだったが、「今だけ、お得なキャンペーンしてるよ」という店員さんの言葉に即決。ものの5分で現地のケータイ開通となった。

その後、お願いしていたお迎えの車でホームステイのお家に向かった。シドニーの郊外にママ(名前はスタミ)、大学生と高校生の娘さんが2人、パパ(単身赴任中)というご家庭だ。落ち着いた雰囲気のスタミは最初、各部屋を案内してくれた。キッチン、シャワールーム、私の部屋、そしてリビングには巨大なソファー、靴を履いたまま入るスタイルもTHE・海外だと思った。

「軽く荷ほどきして、落ち着いたら家の周りを散歩しよう」と誘ってくれたスタミ。散歩開始後、開口一番に「あなたのこと、家族のこと、日本でやってた仕事について話して」とスタミ。無茶振りスタミ。お散歩の時間は30分ほどと短かったと思うが、初めての土地での慣れない英語の会話にドッと疲労感が押し寄せたのをいまだに覚えている。

楽しみにしていた物事の中でも、ご飯は上位、いや、期待No.1だった。日本と食文化が全く違うのだから毎日ポテト、パンでも覚悟はしていた。実際には昼はサンドイッチ、晩ご飯はチキンを焼いたものを出してくれた。おいしいが、どちらも量が少なかった。正直にもっと欲しいと伝えるべきだったのかもしれないが、初日から催促する度胸もなく、また、相手の言葉を一言たりとも聞き逃すまい!と緊張するあまり、ご飯の量や味などは二の次であった。このときの私はまだ、このワーホリをめちゃくちゃ有意義なものにしたいとやる気200%だった(意味深)。

スタミは私のつたない英語も適当に聞き流すことはなく、その都度「それはこういうことが言いたいの?」と意味を確認してくれたし、私が何か質問したときには作業の手を止めて、私の目を見てきちんと答えてくれた。

問題のないように思えたホームステイだったが、1か月の滞在でいろいろあった。次の #2アラサーの豪ワーホリ ! ホームステイ編後半につづく

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※写真はオーストラリアを代表するビール「フォーエックス」のキャラクター✨日本のキリンホールディングスの子会社🦒工場見学ができます。


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