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#17アラサーの豪ワーホリ!バイト格闘編part4(Last)

さて、怒涛のバイト編も今回で最後!退職まであと1週間というところで、なぜか新しいポジション・ホール担当になった私。なんで!!

ホール担当になってよかったのは、お客さんと話が出来ること。厨房に入っていたときはそこから出られなかったので、遠くからお客さんの顔を見るだけで、オーストラリアの人々がどのように楽しんでいるのか分かりづらかった。だが実際目の当たりにすると、家族だったり、カップルだったり、友達だったりと様々な人たちが、笑顔で、ときには少し不思議そうに日本食を食べている。日本酒も扱っているお店だったので、お酒について聞かれたときは私の能力が活きる絶好の機会だった。お客さんは基本的に日本食が好きか、日本が好きか、昔日本に住んだことのある人たちだったため、彼らから聞く日本についての話は大変興味深かった。最初からホール担当だったらよかったのに、と思うほどこのポジションが好きになり始めていた。

退職にあたり制服を洗って返すこと、それと同時に最後の給料が支払われるということだった。後日全てを渡し終わり帰ろうかというとき、店長が「短い間だったけど本当にありがとう。たくさん助けてもらいました」と言ってくれた。これが店長からもらった最初で最後の感謝の言葉であった。今まで怒られてばかりで怖いイメージしかなかったのに、その一言だけで許せてしまう私のなんと単純なことか。

少し雑談をした後、お店を後にした。このお店で働きだして、葛藤も多かったが精神的に強くなった。日本の食材が割高で手に入りにくいオーストラリアで、日本食のまかないがもらえたことがありがたかった。家に持って帰って、ルームメイトのゆきさんとよく分けて食べたりもした。思い返せば悪いことばかりではなかった。

次の引っ越し先は、シドニーから電車で8時間ぐらいの「オーバリー」という田舎だ。そこの学校で日本語の先生のアシスタントをすることになった。ここでの素敵な出会いが、私のオーストラリア生活を大きく変えていくことになろうとは、このとき知るよしもなかった。次は日本語アシスタントのエピソードといきたいところだが、その前に私がシドニーでやっていたバスキング活動について書きたいと思う。バスキングとは…?

次回、#18アラサーの豪ワーホリ!バスキング編につづく

👇今日はこの歌🎶我らがテイラー💕

※写真は、メルボルンの美術館🎨膨大な数の展示があるのに入場無料(一部有料エリアあり)。メルボルンに住んでたら、たびたび行っただろうお気に入りの場所✨

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