2022 Ⅳ
1.はじめての新年度
わたしの職場はこの春、はじめての新年度を迎えた。
利用する子どもたちも徐々にではあるが増えてきている。
保育士資格・幼稚園教諭免許状を保有するわたしとしては、幼稚園・保育園・こども園に通園している幼い子どもたちが、この事業所を通してさまざまな経験をするとともに、同年代だけではなく学年が上の子どもたちと関わることで学ぶことも大切にしたいと考えている。
職場で迎えた後に子どもたちも新学期を迎えた。
大人でも疲れの溜まる環境の変化は、子どもたちも同じように影響を与えているし、大人よりもその変化に敏感だと思う。
できる限りその気持ちに寄り添ったり、環境の変化から生まれる子どもたちの小さな変化にすらも気付くことができるよう、細心の注意を払ってこのひと月を過ごしていた。
コミュニケーションの取り方、送迎前後の表情、日常での会話。
どの場面ひとつをとっても、できる限り子どもたちの気持ちに寄り添い、その中でも “ やるべきことはやる ” “ だめなものはだめ ” といった、基本中の基本的なことを自分が気をつけながら実践することで、子どもたちにも伝えていくことを今後も続けていきたいと思っている。
2.みんなが心地良くなる仕事
職場に集まるのは子どもたちだけではない。
そこでいっしょに子どもたちを支援している、同僚・上司・部下がいる。
全員が共通理解するべきことには、子どもたちのことはもちろんのこと、自身のこと・家庭のことも話せる範囲で共通理解することにしている。
それは、それぞれに家族があってこそ仕事ができる、という精神を大切にしているからこその考えである。
わたし自身は大脳皮質形成異常・左不全麻痺に、最近追加された身体表現性障害を患っており、現在も定期的な通院と検査が欠かせないし、主治医の判断で自動車の運転に制限がかかっていた時期もある。
通院・検査や送迎の免除などの配慮をくださったり常に気にかけてくださる社長さんや管理者さんへの感謝はもちろん、仕事をする中で無理や負担のないようにお声がけくださったりわたしのことまで送迎してくださる職員の皆様方への感謝を、常日頃忘れず言葉と態度に示している。
わたしが自負することではないかもしれないが、 “ 困ったときはお互いさま ” ということを心がけ、日々感謝と謝罪を素直に伝えることこそ、その職場に集う関係者全員が心地良く過ごせると感じる。
3.反省を生かす
このひと月、甘えられるときは素直に甘えることに重きを置きつつ、自分にできることは精いっぱいこなすということを心がけてきた。
ご心配やご配慮に感謝を表しながら、逆にわたしにできることは何かということを常日頃考えて生活している。
焦ることなく今できる目の前のことから、自分の持てる力を発揮していくことこそ何よりも恩返しになると感じているので、まずはここから始めていきたい。
この記事が参加している募集
よろしければサポートよろしくおねがいします🤝