「ハッピーエンドを前提として」を読んで。

こんにちは、落合雅です。(2000字以内)

今日は最近読んだ「ハピーエンドを前提として」という本の紹介&感想を書いていきます~。この本を「読んでみたいなー」と思ってた人や「彼氏がいねえ、、どないしたらええねん」っていう方。「なんで私はこんなに恋愛がうまくいかないの」って人が読んでくれたら嬉しいなーと思います。

この本について

物分かりがよく、我慢もできるしけなげなのに、彼氏がいない。長続きしない。そんな女性に向けて書かれた一冊です。

著者のウイさんは、36歳独身バツなし彼女無し。30代後半を謳歌する自称独身のプロです。きれいごとなしで語られる「大人の恋愛」。現実の恋愛の厳しさを伝えながらも「いろんなやり方があるんだよ」と手を差し伸べてくれる恋愛ハウツー本。

ウイさんが自身のブログやSNSで恋愛について書いていたことがきっかけで書籍化された本書。ウイさんのブログは月間100万PVを記録する超人気恋愛指南ブログだとか、、。

PICK UP

ここで、いくつかこの本の中で私が「大切だなあ」と感じたことについて取り上げていきます。

1)「運命の出会いなんてない」
何歳になっても運命の相手、心のどこかで待っちゃいますよね。しかし、駅で偶然会った人も、サークルで3年ぐらい仲良くしてるただの友達も出会う確率は一緒。そもそも「出会ってる」こと自体が等しく奇跡。「運命の出会い」なんて言うのはなくて、もう出会っているか、これから出会いに行くか。待ってても誰も来てくれないんです。短い人生に出会える人は限られています。待ってなんかいられません。

2)相手を知ろうとする
この本の中では恋愛ハウツーが様々紹介されているのですがその中の多くで共通していると感じたのは「相手を知ろうとする姿勢が大事」ということです。「今日何着てるかな」「何が好きかな」「どんな人かな」「前と違うところはどこかな」「何が嫌いなんだろう」などなど。相手への興味は好意の第一歩です。興味を持ち、気づいたことを伝える。できるだけ素直に、相手が喜びそうな言葉で。「前から思ってたんだけど、気配りがうまいよね」なんて言われて嫌な男の人はいないはず。

3)「女」であること
付き合って、長い月日がたった。「女」でいるには相当な努力がいるし、金もかかる。もう付き合って長いんだからいいでしょ。っってなりますよね。わかる。
でも、その「今まで一緒に時間を過ごしてくれた人」がこれからも一緒にいてくれるように、お互いに「男女」でいられるようにするためには「女」であることがとても大切です。そのための協力を彼にも仰ぎましょう。くれぐれも自分から「私女捨ててる」なんて、絶対、言わないよう。

4)様々な結婚の形
一般的な結婚の形は、「出会う→恋に落ちる(or見合い)→結婚→出産」という形だと思います。しかし、ほんとにそれだけしか結婚の形は存在しないのでしょうか?最近は事実婚・週末婚・契約結婚など、様々な結婚の形があります。「常識」に縛られすぎず、自分に合った結婚形態を選択しましょう。どんな形を選択しても、自分と相手が幸せであればそれでいいのです。

5)一番大切なこと
最後に。「自分以外の誰かと生きていく」ことにおいて一番大切なこと。
それは「相手の価値観を受け入れること」
私たちは一人ひとり違う環境で生きてきて、誰一人として全く同じ価値観を持つ人なんていません。だから、一緒にいる人を見極める際大切なのは「価値観が合うこと」よりも「どれだけその人の価値観を受け入れられるか」たくさん違っていても、お互いの違いを認め、受け入れ、そのことに責任を持つのが「人を愛すること」

私がこの本を進める理由

まずは、、、なんてったって文章が面白い!!!!笑ながら読みました。ところどころで入る突っ込みとか、ボケとか、たとえとか。最高。ただただ本読んで笑いたい人にもおすすめできるレベル。

そしてもう一つは、「リアルな恋愛」が知れるから。私はまだ学生でどちらかといえばまだ夢見てるほうです。この本で30代の男性が語るリアルな結婚事情について読み、夢見てる恋愛結婚の難しさ結婚の幅広さを学びました。この情報はなかなか有用だなと確信しております。

最後に。LGBTQに属する方は少し読みにくいかもしれません。しっかり「おとこ!おんな!」で分けられているので、ところどころ「ん??」と感じる可能性もあります。ですが、男女という性別を超えた話も出てきて、これがまたためになったりするので、ぜひ手に取ってみてもらいたいです。


まるで著者が書いたのかってぐらいおすすめしましたが、読むかいはあると思います。

ではでは、またあしたです。

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