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ほったらかし投資のゆくえ|地球修行 9

ほったらかし投資&節税の目的で始めた積み立てNISA。海外渡航をするとどうなるのか、調べてもいまいち分からず、証券会社に問い合わせてみることにした。

すると、同じ国での継続滞在が1年未満の場合は変更も解約も必要なく、現状のまま続けることができるとのことだった。具体的に言えば、365日ではなく、364日の継続滞在であれば大丈夫ということになる。

例外の国もあるものの、基本は1年以上、日本以外の同じ国に滞在するかどうかが、海外居住者と見なすかどうかのラインなのだそうだ。

1年以上の滞在は海外居住者、1年未満の滞在は旅行者という扱いになる。

証券会社の公式サイトで調べ始めた時は、フィリピン3ヶ月、オーストラリア1年のトータル1年3ヶ月だから、解約しないといけないのかも…と思っていた。

でも、気にするべきはトータルの期間ではなく、同じ国に連続で1年未満滞在であるかどうか。つまり、トータル年数はどれだけ増えてもいいということになる。

渡航時や帰国時は特に証券会社へ申告する必要もないそうだ。そこまで取り締まらなければならない状況にはないのかもしれない。証券会社からしても、解約されるのはあまり喜ばしいことではないからなのだろう。

解約となると、売却後に現金化して、再開するときにまた契約し直す形で、作り直したNISA口座へお金を入れていく流れになる。もしくは、移管といって、海外渡航者の条件に合いそうな証券会社へ移す選択肢もあるらしい。

前者は非課税扱いになるものの、後者の移管パターンは、現在の証券会社で開いたNISA口座から、異なる証券会社のNISA口座へ移す過程で一度、課税口座にお金を移さねばならないという。

課税されてもなお、それを上回る利益を見込める場合、移管手続きを選択するメリットが生まれるそうだ。

調べる中で、こうしたお金のあれこれを考えたり、理解していくこと自体にまだまだ苦手意識があることを自覚した。調べ始めると本当にたくさんの情報が出てくる。

投資にのめり込むつもりは全くないので、一喜一憂しない適度な距離感を意識しながら進めていきたい。何事も勉強だなと思う。

何はともあれ、364日でオーストラリアを出国すれば何も手続きせず、今まで通り積み立てNISAを続けられることが分かってよかった。

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