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出版社からの転職者インタビュー

私は転職して鍼灸師になると決めるまで、出版社で働いていました。出版社では、記者職としての採用で、時事ネタ(ニュース)を扱う部署に配属となり、仕事は常に現場から現場へのハシゴ、朝夜関係なく、仕事中心の生活を送っていました。
出版社は体育会系だったこともあり、女性を特別扱いすることもなかったため、体力的にキツイこともありましたが、取材対象は毎回変わりますし、扱うネタも時事ネタで関心が深いものが多かったので、特別転職は考えず刺激を受けながら楽しく仕事に取り組んでいました。
しかし、20代半ばを過ぎた頃から、不正出血が続き、免疫が低下したことで感染症に頻繁にかかるようになりました。身体がSOSを出してくれたことで、自分の身体を気に掛けるようになり、マッサージや食生活の改善を行う中で出会ったのが「鍼灸師の仕事」です。
友人からセルフでできるお灸を紹介してもらってから、身体に違和感を感じたり、未病でなんとなく怠い状態が続いている時に、お灸を置くようになりました。
私は、それまで体調不良となるとすぐに薬に頼るか病院に行っていたのですが、お灸のおかげで病院に行く回数は確実に減りました。
30代になる直前、出版社の仕事は今後も続けられるだろうけど、もう目標が無いことに気づきました。
また、もし出版社から転職して違う未来があるなら、自分のように仕事が好きだからこそ身体を酷使してしまっている人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになり、1歩踏み出す決断をして鍼灸師になろうと思いました。
今は、女性も男性と同じように年齢関係なく働き続ける時代です。仕事や家事で良いパフォーマンスを発揮するためには、やはり心身の健康が第一なので、自分の身体を労ることへの気づきを与えられる鍼灸師になりたいです。


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