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ヨーロッパ大学院進学への道-その2:願書提出-

マイナーな欧州の国の大学院への進学に関するいろは第二弾は、願書の提出についてです。イギリスの大学院を専門とするエージェンドのかたとお話しして知ったのですが、日本ではあまり馴染みのない書類の提出が求められたりするので、ヨーロッパの大学院へ進学を考えてる方は参考にしてください。

目次
1. 提出書類を確認しよう
2. 大学院の担当に詳細まで確認しよう
3. 提出書類を準備しよう

1. 提出書類を”きちんと”確認する

願書提出に必要な書類は、大学院によっても、コースによっても違います。各大学のホームページに詳細が載っているので、きちんと確認するようにしましょう。ちなみに、メジャーな文系海外大学院で必要な書類は以下です。

・大学卒業証書
・成績証明書
・英語能力証明書(TOFEL/IELTSの証明書)
・(大学教授や職場の上司からの)推薦書
・志望動機書

ここら辺の書き方や取得方法は、色々な方がブログで紹介してると思うので、ググってみてください。

それに加えて、(多くの)ヨーロッパの大学院で必要となるのが、大学で勉強したコースの詳細説明書類(Course Description)です。なにそれ!?って思う方。そうですよね。私もそう思いました。そしてきちんと確認しなかった結果、応募書類を出してから何度も大学の担当者とやり取りをする羽目になり、それはもう、面倒だったのです。(まあ、確認しなかった自分が悪いので自業自得なんですが。。。)
Course Descriptionは、いわゆるシラバスに載っているコースの説明です。ヨーロッパの大学では「大学のときに何を勉強してきたか/大学の時に勉強してきたことがいかに大学院で勉強したいことに近しいか」ということが大きく評価されるように感じます。そのため、大学の時に何を勉強してきたか、ということを詳細まで提出する必要があるのです。(ちなみにこれは私だけのケースではなく、他のヨーロッパの大学院に通っている人も言っていたので、デンマークの大学院だけではなく、他の国でも必要とされることが多いはず。)

2.大学院の担当に詳細を確認する

ヨーロッパの普通は自分の普通ではありません。願書を出す大学院には、コースに関する内容はもちろんのこと、願書の内容についても疑問があればなんでも確認しましょう。私は当時「変な印象持たれても嫌だからあまり質問しない方が良いのかな・・・」とか思っちゃったりもしたんですが、絶対にそんなことはありません!というか、基本的に大学の担当者と応募書類をチェックして誰が合格かを決める教授は違う人だと思うので、全く気にする必要はありません。
私の場合、Course Descriptionが何か分からず「とりあえず自分が勉強したたコースの一覧をワードにまとめて提出しておけば良いよね」みたいな軽いノリで(こういうの一番だめなやーつ)提出したら、”提出書類が不十分です!”と突き返され慌てました。しかも「応募者が嘘をついていないか確認する必要があるから、大学のシラバスが掲載されてるwebsiteもつけてね」と一言。いや....私の大学、英語のシラバスなんて用意されていないんですが、、とさらに慌てる私。「かくかくしかじかだから私が英訳するってことで良い?」と送ると「だめです。それならプロの翻訳者に英訳してもらい、きちんとプロが訳したという証明書をつけて送ってください。そしてもう締め切りは過ぎているので、3日以内に送ってください。」との返信が。お先真っ暗になる私。だって、プロに翻訳頼むとバカ高いし、しかも3日以内でお願いなんて言ったらもっと高くなってしまう。。。しかし変なことには頭がキレる私は、自分で英訳したものをただ見てもらうだけで格安で証明書を出してくれる会社を発見し(少し怪しいけどね)、ことなきを得たのです。
しかしここから言えることは!
絶対に事前にどのような書類が必要かを担当者に確認しよう!ということです。もし事前に確認してこちらの状況を説明していたら、こんな面倒なことにはならなかったかもしれないので、ぜひ私の反省を活かしてください。。。

3.提出書類をしっかり準備する

どのような書類が必要なのかを確認したら、早めに提出書類を準備していきましょう。早めに越したことはありません。何事もね。



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