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【虎に翼】 桜川涼子が「基本的に」と言った意味

こんにちは、おっちぃです。

今日の「虎に翼」、寅子たち5人があんみつを食べながら議論をしていました。
にしても、あんみつでかっ!あれだけで腹ふくれそう。

その中で、涼子が「(女は)家督も基本的には継げない」と言ったのは、言葉どおり、「例外があったから」ということになります。

家督相続して「戸主」になるのは、基本的に長男。上に姉がいたとしてもです。
男子がいない場合、女子が戸主になることもありました。「女戸主」です。

だから、セリフの中でも、「基本的に」とつけたわけです。
こういった細かさが、心地よい。


戸籍を見ると、それだけで人生が見えてくる

他に、未婚の母が戸籍を作り戸主になることもありました。

明治大正の時代でも、恋愛に自由な方(と私が勝手に認定)はおられました。

未婚で子を産み、その後、結婚
→何人か子を産んだ後、離婚
→別の人と再婚し、また子を産む

結果、子の中の一人とその妻が立て続けに亡くなった相続の案件が大混乱だったことがあります。
子供のいない高齢のご夫婦だったので、兄弟のみならず甥・姪の子にまで相続関係が広がって、相続人が50人以上になりました。
また、「両親が同じ兄弟」と「片親が違う兄弟」の相続割合が違うので、相続分が何万分の1という数字になったりしました。

子供の少ない今の時代ではなかなか起こらないことですが、こういう事例もありました。

なので私、込み入った相続の案件が大好きでした。

「虎に翼」4/11より

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