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企画より人。味付けより素材の味を。


ラフアンドミュージック第二夜。

ひどかったですね、いろいろと笑


土曜日がピークだったのかな。

明日もしかしたらゲストで出るのか?

って期待値が高かったぶんだけね。


鶴瓶と新庄だとなんか弱い、なんか。

結果的にそうなったんでしょうけど。


やっぱりね、笑える大スベリと

笑えない大スベリは違うなぁ。


陣内はなんだかんだでスベリ勝ち。

矢部より良かったよ、ホントに。

ちゃんと「お笑い」してたよ。


よく考えれば生放送でのIPPONで

アイドルと芸人の対決と聞いて

芸人のメンツを実際みると

大喜利が得意じゃないタイプばかり。


そのメンツで集めてる段階で

最初からスベリ芸の企画前提でしょ?笑


この企画自体、もともと完成された

コンテンツではあるけれど。


番組の盛り上がりを考えた場合

人と企画が噛み合って番組自体を

盛り上げた、いい例だったと思う。


第二夜は逆に失敗した例で。

やっぱりね、ハプニングとか

想定外が面白いんですよ。


そのギャップがあればあるほど

面白いし、面白くなっていく。


土曜日は今年の初日ということで

ワクワク感が強いぶん観る人も

前のめりになれるような内容。


全部観てないからわからないけど

土曜日は企画と人がうまく補完して

いろんな人の良さが引き出せていたと

ワタクスは個人的には、思いました。


ただ、お笑いの分野は盛り上がりが

難しいから、芸人の腕頼みになり

企画より人、ということがより強くなる。


企画に人を合わせる戦略を

あの豪華な芸人、素材があるのに

味付けを台無しにしてしまうのは

企画や進行に寄り添いすぎるから。


視聴者目線では、ダウンタウンが

生放送で司会する番組で

大型特番をやるとわかります。


彼らは指示をほとんど聞かない

そういうときのほうが面白い。


いくら遅れたっていい。

自分らがペース握ったほうが

面白くなるのを知ってるから。


変に進行に合わせると

テンポが悪くなったり

重そうな空気になってしまう。


そういうリスクが高いと

十分すぎるほど理解している。


ダーハマのほうは、特にそう。

そのリスクを避けながら

面白いなら、面白い流れを

進行より優先させていこうとする。


トータルで生で何分押しになろうが

番組が盛り上がり、面白ければ勝ち。

番組自体が勝ちとなるのが一番。

進行どおりやることが一番ではない。


松本のほう独りだと

昔とくらべて

かなり丸くなっているので


ホントは面白くなくなるのも

気づいているでしょうけどあえて

企画にも積極的に乗ってみせる。


でも本人は、やさしさで合わせてるけど

ホントは面白くはないと思いますよ笑


そのなかでいかに笑いを生むかという

ストイックな挑戦かもしれないですけど。


常識的な思考回路でないところで

いろいろと試しているのかもしれない。

周囲を育てる気持ちもあるでしょう。


特に近年は下に降りていって

育てようとしている感じが

十分に伝わってきますからね。


逆にダーハマは相方が

やさしい松本になったぶんだけ

自分は違うカラーを

意識してやらないと。って厳しくする。


誰よりも立ち位置を

ダウンタウンとしての

自分の側の立ち位置を含めて

意識していると思います。


松本に合わせた立ち位置を

常に模索しているんでしょう。


そうくるなら、こうしようとして

動いているのは、偉そうな言い方ですが

感心しますよ、ホントに笑


音楽のほうは、歌があるでしょ?

歌という本線で勝負があって

その上でトークという企画に乗る。


ヘンな話、本線の歌さえ

ちゃんとパフォーマンスができたら

トークで失敗しても


ニノミヤっぽく

「ならオッケーだよ」って

棒読みされてもいいんです。


だからアーティスト側は企画に

乗せやすいといえば乗せやすい。

だからヘイヘイヘイとか

うたばんとかが成立したわけで。


でも、お笑い芸人の実力ある人が

せっかく集まっているのに

企画に縛るとあまり期待したほど

面白くならない、ハネないんです。


芸人の真骨頂は、いいとも最終回。

あまり長くて後半グダグダでしたが。


ハプニングを仕掛けて、それに乗って

さらにうねりを大きくしていき

アドリブの応酬でとんでもない波に。


予定にないことが一番面白いし

興奮状態にあるからボルテージが

上がって、言葉になんかが乗る。


たしかになんかが、乗ってるように

強く強く、伝わってくるんですよね。


あれが一番観ていて面白いし

そういう番組が視聴者を惹きつける。


第二夜は進行がたびたび笑いの流れを

止めてしまう瞬間、冷める瞬間が

多かったように思う。


むしろ企画や進行に合わせすぎて

面白くなくなっていた面もある。


鶴瓶の脱ぐ場面くらいでしょ?

あとはもう企画ではなく

芸人のシャベリでしか笑う部分は

なかったように思います。


あぁ興奮して文章が長過ぎる笑

でもやっぱりお笑いのほうは

企画より素材の味を活かすべき。


特に生放送の大型特番では

自由度高めにあえてするほうが

面白くなる気がします。


この感じでもし来年も

やろうとするなら

テコ入れ必須だろう。


味付けに凝りすぎずに

素材のおいしさを活かす。

芸人さんも、それが一番

オイシイと知ってるはずだ。




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