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日本の「サービス10」の弱点。


国に休業補償を全面的にさせるためには、

いろんな媒体を通じて、世界中のハズカシメを

日本の政治家に受けさせることです。

これが一番効く。

って前に書きました。

(今回も長文、すいません)


まさか自分でやるとはなぁ、もう天然です(笑)

この天然さは凡人にはできません。シンゾーアベ様。


自分たちのことで精一杯で、他国のことなんか

かまってられないよ、そもそも自分たちでやりゃいいだろ?

と返される始末になるのだと思いますけど。


諸外国と比較するとちょっと違う

メンタル構造を抱えている私たち日本人。

ちょっとやそっとじゃ利かない、聞かない

「こじらせたメンタル面」が隠れているんです。


そんななかで度肝を抜かれた

くつろぐ動画のシンゾーアベは、ホントに

諸々通り越して逆に、すげーなと感心しましたよ(笑)

あそこまでいくのは、据わってんなと。

座ってるだけじゃねえなと。

自らハズカシメの動画を提供するとは(笑)


ふつうの人ではない感覚を

少なからず持ってるみたいなので、

人と違う視点をもつという意味では、

みどころはアリです(笑)


政治はふつうのヤツが、ふつうにやると失敗する。

このふつうじゃない局面、国難のときには

ふつうのヤツが、ふつうにやりたがるんです。


ふつうの思考をしてる段階では小さな局面しか

見えてないってことが、後から振り返ると多い。

シンゾーアベは本当の大局的な見地、高い視点に立って

その全体をみてるのかもなぁって、思えなくもない。

でもやっぱ、見える視点から判断すると愚策ですよね(笑)


彼のように、ほほをたるませて

どっちが犬かわからないような表情で

サンドウィッチマン・アベのようで

ちょっと何言ってるかわからない、と

なってしまっている。


このお笑いでいう「ボケ」を見せられて、

私たちはどう、「ツッコミ」できるか?


彼の本当の狙いは、もう自分たちでやるしかない!

という国民の本当の自立へのきっかけづくり。

(としか、思えないでしょ・・・)


厳しめの淘汰となるが、ひとりひとりに目を向けず

犠牲を伴いながら、脱皮していこうとしてるのかも?

これに乗り遅れないためには本気で勝ちに行くしか

勝ち抜いて残るしか道はない、腹くくれ、とね。


やっぱ、わざと私たちに自分で腰をあげさせようと、

あえて、けしかけてるとしか思えないなぁ(笑)


タイトルのサービス10はここから。

日本人って、世界一のサービス精神で提供する国民です。


それが当たり前という設定に慣れ過ぎている。

サービスの送り手も、受け手もその設定に慣れすぎ。

さらに、事あるごとにバージョンアップして、

あれもこれもと要求して、実現させようと

法律化したり、明文化やルール化するんです。


他の国と比較すると日本のサービスは親切だと

ありえないと感心するらしいですからね。


そこですよ、その職人芸のような精神がアダとなる。

サービスが、日本以外は3、日本は10なんです。

日本人はあらゆるものに「サービス10」を求め、

サービス10こそ、当たり前の前提として疑わなくなる。


なんなら、サービス10に付加価値とこだわりをもち

どんどんマニアックに追求していく世界観をもつ。

つまり、互いがサービス10を求めるから、

互いに負荷がかかるし、要求が高くなるんですよ。

そりゃ気持ちいいでしょう、

あたりまえです、サービス10ですもん。


ただ、ここに不幸な構図が隠されているんです。


サービス10の理想を維持し、あるいは要求する。

ということは、10じゃないとストレスに感じる。

「10を提供しないと!」「10じゃないと買わないよ!」

みたいなね。このせめぎ合いで生じる悪循環。


他国はサービス3だから、ふだんから人は3で慣れている。

だから、自分でやる意思をもつスイッチが私たちより

早く入るように生きているし、生活しているんですよ。


サービスの送り手「やれねーよ(そこまでやるわけがない)」

サービスの受け手「しょうがねーな、じゃあ自分でなんとかするよ」


他国はサービス3だから、補償するのも可能なことが多い。

ふだんから3だから、状況が悪くてもハナから要求レベルが

高くないからポジティブなあきらめができると思うんですよ。

日本はサービス10だから、サービス10の維持を前提で

さらに補償もしろとなると、負荷は相当ですよね。


サービス10だと、お互いがコップに

ぎりぎりまで入った水を常に持たされて

互いに余裕がないんですよ。


だから揺さぶられる事態が起こると、すぐこぼれる。

こぼれるとストレスがたまるんですよ。

失敗したと思い込む。すぐ回復したい、すぐ確認したい。

失敗しないように、失敗しないようにとなる。


サービス10の国は、なんでも用意してもらうのが

当たり前に設定されてしまっているので、結果として

自分で考えることを放棄する原因にもなるといえるでしょ?


つまり10でないと、行動できない人間を量産して

常に10で生きているからこそ、8や9に下がるだけで

不安でストレスを抱えていく、ギスギスしだすんです。

すぐ、うわうわうわって混乱しだす。


他国は普段がサービス3ですから、コップの水も

多少揺らされようが、こぼさないでいられるんです。

日本はサービス10のフル充電を、常に目指す。

だから予期せぬ事態に、モロさと弱さを露呈してしまう。


たぶん、ここの意識改革みたいなことでしょうね。

シンゾーアベがそこを目指していないとしても、

ワタクシはそこを目指して、互いにグレードダウンさせ

サービス7か8程度まで、互いに下げるべきだと感じます。

10までの余裕をもたせる必要性、あるでしょ?

今回は、そのいい機会にすべきです。


やり方を間違っておぼえたまま、続けていって

そのやり方で耐えきれなくなったら、やっぱり

やり方変えるしかないでしょ?


私たちがいまできること、的なものは

正論、キレイゴト、キラキラした良心まるだし行為は、

実はサービス10基準に戻そうとしているし、

それに釣られて受け手もサービス10を

やっぱり期待するんです。

それじゃダメなんですよ、ずっとエベレストから

降りてこれないまま、下山しないつもりですか?


オチがいまいち!!(笑)










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