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怒らせることするなよ。


こう言い返すときの感情。

これってよく考えたら

わがままなんです、きっと。


怒らせるようなことを

するな、言うな

って相手に「怒って」言う(笑)


日ごろ、みなさんの周囲でも

よく聴くであろうフレーズ。


ウチの両親もいい年こいて

毎日飽きずにケンカしながら

父がこの言い方を好む。


また父は母のしゃべりに対して

主語がないことを紋切り口調で

問いただすという悪癖もある。


母「○○だよね~。(つぶやき)」

父「誰が!?(語気強い)」

母「△△さんのところの」

父「何に!?(もっと強い)」


ほんの会話の一部だが

想像するだけでわかると思うが

会話のテンポが悪くなるでしょ?(笑)


父のリアクションの仕方で

雰囲気が変わる余地があるのに。


いつもこの問いただし方で

ケンカになってるのが

もうアホらしいなと思ってね。


大きな声を出しながら

高圧的に母に迫りますが

母も負けじと言い返す(笑)


いや、もっと上手に話を聴けよと。

最悪、どっちもどっちだが(笑)

上手に話せよというのは粋じゃない。


父も柔らかく受けて会話を

スムーズにしてあげる器量がない。


なくてもその姿勢があって

ソフトに聴けばまだ

ケンカにならない。


受け手の問題(自分の問題)を

棚に上げてねぇか?

っていう視点がみえてくる。


怒らせるようなことも

イコール、沸点が変わらない。


怒る沸点をずらすことをして

譲歩しないのはなぜ?


年をとるとどこかで自分が

我慢したり譲ったりすることを

自然に覚える反面、逆に

我慢せず頑固になったりもする。


どちらの感情も同居している。

それがいい場合もあるし

悪い場合もあるのだろう。


そういう父を見ながら

母は、なんで私には言うくせに

自分が言われると怒るのか?

と、ド正論で詰めていく。


たしかに。

まるで一点の曇りもない。


男はどちらかというと

自分を正当化しつつ

間違っていないと主張する。


女性もあるかもしれないが

何らかの理由がある。


相手の意見を受け入れる態勢を

持ちたがらないのが現実だろう。

特に昭和世代はそうだ。


話の聴き方って大事だよなぁ。

ホントに、そこひとつで

ガラっと印象が変わるでしょ。


人当たりの柔らかさというか

突き放す感じがなくなるほうが

会話もスムーズに進む。


声のトーンも落ち着いてゆっくり

やさしく語りかけるほうが

相手も臆せず話やすくなるのに。


ウチの父は自分が悪くないのに

なんで自分が攻められなくちゃ

いけないんだ?と語気を強める。


違うんだよ、

機嫌の良いときだけ

相手にやさしくするんじゃ

ダメなんだよ、きっと。


わかってないよな~。

というと、母は私に言う。


「アンタが一番(父に)似てるよ」

嗚呼。


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