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ふざけた歌がなくなった。


前から書きたかったこの視点。

なんかマジメな歌とか

カッコつけた歌ばっかりで

ふざけた歌がなくなった。


特に2000年代に入ってから

ほぼ無くなったんんじゃないか?

って思えるくらいメジャーな

シーンでは聴かなくなった。


お笑い芸人たちがちょっと

ふざけた歌を出していた時代

まだふざけて歌っても

みんなが笑えた時代があった。


いまはふざけるとシラケる。

いや、ふざけるなんてできない。

差別的表現や感覚などに敏感に

反応して騒ぎが大きくなるから。


そういう世間を警戒して自粛する

雰囲気が強くなったんですよね。


そう、いつのまにかまたここも

マジメニンゲンたちの天下。

面白くなくなったなぁ。


お笑い芸人は最後の砦だ。

彼らが遠慮しだしたら

この国はもう終わるだろう(笑)

いやマジメな話で。そうなる。


とんねるずあたりがオフザケ込みで

歌を出していた頃がピークかな?


ダウンタウンはオフザケであっても

切ない哀愁を笑いにするタイプだから

ちょっとニュアンス違う。


歌は時代をうつすカガミだ

みたいなそんな側面もある。


だとしたら、ふざけられない

雰囲気をつくってしまって

作り手も出せなかった作品も

実は、多くありそうだ。


ふざけないで本質をついてしまうと

笑えなくなるんですよね。

少なくとも明るい雰囲気にはならない。


ラップやヒップホップなど

ワタクシはあまり詳しくはないが

一緒にしてる時点でもうアレだな(笑)


社会や政治などおかしいと思うことに

感情をぶつけるメッセージ性が強い。


メッセージはマジメでなくては

ならないのだろうか?


フザケた歌を歌ってスッキリしたい

純粋に楽しくフザケて笑い合いたい。

それを封じられたような気分。


これもいかがなものか?

米津玄師あたりがメッチャふざけて

笑える歌を出したら面白い。


彼はその才能の開花にチャレンジして

世の中を笑わせることはできるのか。


笑えるふざけた楽しい歌をつくれたら

それはホントの一流のアーティストで

伝説のアーティストになるのでは?


いい歌やせつない歌をを歌うけど

その寄り添い方だけでいいの?


なんかマジメすぎて面白くない。

笑えるふざけた歌を時代は

待ち望んでいるのではないか?


やれるもんならやってみい(笑)

笑わせられるなら笑わしてみい(笑)


私たちが気づかないところから

時代の雰囲気が変わる。

そんな予感がするのだが。


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