ウェイトトレーニングの大事なところから

まず初めに


皆様、大胸筋のトレーニングをするとしたら
何をしますか?

ベンチプレス ?
ダンベルベンチプレス ?
ダンベルフライ?
インクライン?
ディクライン?
まだまだ、種目の数は沢山あるかと思います。

では、トレーニングをする際に
大事な事は何でしょうか?

フォーム?
重量?
回数?
可動域?
強度?

こちらも沢山の要素が出てくるかと思います。

負荷の掛け方も
バーベル?
ダンベル?
マシン?
チューブ?
自重?

こちらも同じく沢山の選択肢が出てきます。

トレーニングって、沢山の要素が絡みあっているので
複雑になってしまうかと思いますが
私は以下のように考えています。

大胸筋をトレーニングする事=大胸筋を動かす事

と言っても、これは胸をピクピク動かすという意味ではありません。

トレーニングで一番シンプルに大切な事
それは、筋肉を自分の意思で動かすという事です。

そんなの、当たり前だと思う方には、この先必要ないかもしれません。
でも、筋肉を動かすってどういう事って?
って気になった方は、読み進めていただけたらと思います。


筋肉を動かすという事

さて、大胸筋を動かすと言う事ですが
具対的には、何をどうするのでしょう?

先ずは、このように解剖図がわかる物を参考にしてみてください。
大胸筋の作用は
・肩関節の内転
・肩関節の内旋
・肩関節の屈曲
・肩関節の水平屈曲
と、なんだか分かりづらいことが記載されています。

ざっくり、簡単に言うと
腕の付け根を、鎖骨や胸の真ん中に近づける事です。

ここが、一番大事な事だと思っています。

例えば、ベンチプレスを行う時には、
一生懸命バーベルを持ち上げると思います。
その際に、
バーベルを下ろす位置であったり、
肘の角度であってり、
脚の位置であったりを気をつけるかと思うのですが
最も大事な事は
大胸筋が動くかどうかと言う事です。

世間一般で、正しいと言われているフォームであっても
物凄く高重量が扱えていても
大胸筋が動いていなければ
大胸筋のトレーニングにはならないのです。

例えば、肘の曲げ伸ばしでバーベルを持ち上げている方は
あまり大胸筋が動かずに、腕が発達しますよね。

では、どうする?

先ずは正しいと言われるフォームを身につけるよりも
大胸筋がしっかりと動くことを優先すれば良いのです。

先ほどの、大胸筋の動きですが
腕の付け根を、胸の真ん中であったり、鎖骨に近づける動作を
出来るようにします。
この動作の習得は、負荷がなくても良いかもしれません。

腕の付け根が、胸の真ん中や。鎖骨に近づく動作を習得したら
そのまま仰向けに寝て
バーベルを持って同じ動作を行います。

これって、結果的にベンチプレス になりますよね?

ベンチプレス をやったから大胸筋が発達するのではなく
大胸筋が動く事を
バーベルで負荷をかけて行ったら
ベンチプレス という種目名になるという事です。

んんん?伝わるかなぁ?

他の部位でも試してみよう

少し分かりづらい方もいらっしゃるでしょう
別の例も出します。

レッグエクステンションのマシンに座ったら、
パッド蹴り上げるのではなく
大腿四頭筋を収縮させてみましょう。
膝はおのずと伸びますし
重りは自然と上がってきます。

ダンベルカールも同じです。
カールの動作をYoutubeで見た通りにやるのではなく
上腕二頭筋を思いっきりスクイズします。
もちろん、重りを持ってです。
そうすると、肘関節がまがりますよね?
上手にトレーニングできる方は
肘が上がってしまう方もいるでしょう。
(ここの話は、またいつか)

バーベルを持って行えば、バーベルカールですし
ダンベルを持って行えば、ダンベルカールです。

解剖学は必要

トレーニングをする際に、筋肉を動かすことが大事なのが
ご理解いただけましたでしょうか?

先ほど、紹介させていただいた書籍とかは
ジムに持っていって
トレーニングに入る前に一度確認されると良いと思います。

※アフェリエイトではないので、こちらのサイトから買う必要もありませんし
他の書籍等でもご自身が見やすいもので良いかと思います。

書籍があれば、解剖図を暗記する必要もございません。
その都度確認しているうちに
自然と覚えてしまうでしょう。

少し脱線しますが
私は、ジムに入会して2年目に解剖学と言うものに出会いました。

通常、解剖学の先生というのは
概ね病院の先生等が講師を務めてくださり
筋肉・骨・内臓・循環器等を学ぶのですが
私が教わった先生は、少し変わった先生でした。

こちらの著者、上野正彦先生
テレビでも、事件が起きると呼ばれるほどで
日本の法医学の第一人者です。

まさに、司法解剖の実践されている観察医の先生が、解剖学の先生だったのです。
1年間の講義のほとんどは、解剖学と言うより司法解剖のお話でした。

筋肉の名前なんて、殆ど教わることもなかったのですが
講義が大変興味深く、名指しで生徒をどんどん指名することから
飽きずに聴いていられました。

さて、そんな上野先生が教えてくださった
少ない筋肉の話がこちらの書籍に掲載されています。

他の医療系の書籍とは異なり、イラスト付きで
非常に読みやすい本です。
医療系の専門学校等でもテキストに使われています
トレーニングする方にとって
起始・停止もこちらに分かりやすく記載されていますので
解剖学を簡単に学びたい方にはお勧めの一冊です。

ご興味のある方は、是非ご覧くださいませ。

最後に

ウェイトトレーニングで大事な事は
私は、3つあると説明しています。

今回、ご紹介したのが一つ目の
筋肉を動かすことです。

次回は
負荷がかかること
についてご説明したいと思います。

また、
折角ですので
トレーニングで筋肉を動かしたい
あるいは
動いているのかどうかみてほしいという方は
男衾ボディビルジム 070-3203-8256
BIG FIVE                        0493-81-3800
までお問い合わせくださいませ。

背中のトレーニングが苦手とか
腕が太くならないという方の大半は
筋肉が動いていないことが原因だと思います。

男衾ボディビルジム 代表 杉田智之

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