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#17 会社説明会で答えきれなかった質問について

(注)2023春入社の新卒採用活動は終了し、採用サイトはクローズしています

こんにちは。採用担当Mです。背景画像は、会社説明会リアル参加の方にお土産として配布したチロルチョコたちです。かわゆい。

3月25日・26日に、書類選考を通過された方を対象に、リアル&オンラインのハイブリッドでの会社説明会を実施しました。会社紹介のほか、先輩社員からの仕事紹介や質疑応答、交流会などを通じて、当社の業務内容や社風について理解を深めていただけたものと思っています。

アンケートに「会社説明会で聞きそびれたこと」についてお尋ねしたところ、いくつかのご質問をいただきましたので、答えられるものについて、このnote上で回答したいと思います。(質問内容は必要に応じて分かりやすく加筆・修正しています)


● 塾用テキスト、店売テキストという区分けについてどう考えるか。

前提として、学校や塾・予備校は、書店で販売している出版物を教材として採用しづらいという側面があります。児童・生徒が既にその教材を購入して取り組んでいたら、集団授業が成り立たないためです(個別指導塾であれば、話は別ですが)。また、問題と解答を別冊にしておく必要がある、学校や塾のカリキュラムに即した章構成が必要、などの理由もあります。

そのため学校向けに「学校専用教材」、塾・予備校向けに「塾専用教材」というジャンルがあり、当社以外にもたくさんの出版社が教材を刊行しています。


● ネット書店は購買者のデータを集めやすいとのことだがリアル書店は情報を入手できるのか。またこれらの情報を分析するのはどの部署か。

リアル書店においても店頭における販売情報(いわゆるPOSデータ)は、出版社も入手することができます。企画立案上、マーケティングに役立つ貴重なデータとして、編集セクションでも営業セクションでも分析を行ってます。


● 他社製品と差をつけるために具体的に意識していることは何か。

商品・サービスごとに異なるため一概には申し上げられないところはありますが、価格競争ではなく、想定ユーザーが必要とする商品の品質・内容での差別化を試みるように努力しています。


● ジョブローテーション制度の有無や転勤の頻度

3~5年程度で部署を異動する社員が多いですが、全員に一律に適用するような、ジョブローテーションの仕組みはありません。事業上の必要性と本人の適性・キャリア、希望を総合的に判断した上で、人事異動を行っています。

また旺文社の所在地は現在、新宿の本社だけなので、転勤は基本的にありません。ほとんどすべての社員が本社に勤務しており、地方や海外の顧客とのやり取りは、オンライン会議や出張で対応しています。

就業規則上は、関連会社への出向などに伴い、転勤を伴う異動を命じられる可能性がありますが、本人の意思についても確認した上で決定しています。ちなみにかつての私(採用担当M)がまさに、出向(沖縄への転勤)を希望して、希望かなって転勤することができたというパターンになります。


● 社員が学生の頃の就職活動について

採用担当Mのケースでいうと、当初は「なるべく世の中の広い領域に関わりたい」という観点から素材業界などを志望していました。しかし、就職活動を続ける中で、出版業界の存在に気づきました。

森羅万象あらゆる領域に出版物が存在する出版業界に面白味を感じ、また、もともと本好きなこともあり、志望するようになりました。ちなみにテレビや新聞業界は受験していません。出版は採用人数が狭き門の業界のため苦労しましたが、縁あって今の会社に入社した次第です。


以上となります! すべての質問にお答えできているわけではなく、その点は申し訳ございません。

書類選考通過されて一次面接の予約をいただいた方に、昨日一次面接のURLをお送りしています。ご確認ください。

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