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WE Run | Write, Eat, Run

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私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン
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#子育て

はじめましての方へ、おすすめの記事。1-100記事篇

■はじめまして 『WE Run』は、“私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン”というコンセプトのもと、走るをテーマに綴っていく共同運営形式のマガジンです。 “Write, Eat, Run”という3つのキーワードから生まれたマガジン名が象徴するように、書くことを通じて走ることについて考え、食事を楽しむように走ることを楽しもうとするメンバーが、書き手として参加しています。 目指すは、“読み終わったら走り出したくなるwebマガジン”。距離やペースにと

週末はランニングシューズと共に

今年の夏は暑い。 ここ数年、毎週末に必ず10キロは走っていたという私でさえも、なんとかしてサボる理由を見つける始末だ。 そもそも、私は走らなくたって良いのだ。 選手でもなければ、何かのモニターになっているわけでもない。 クーラーの効いた部屋の中で、ゆっくりと飲み物を飲みながら、だらだらと過ごしたって誰にも怒られるわけではない。 それなのに、走らないで過ごす休日は、なんだか気分が悪い。 ソワソワするし、外の様子が気になったりもする。 なんとなく窓の外を眺めてしまう。 ネコ

ムスコの街ムスメの街を走る

成人したムスコと学生のムスメ持ち。 家を出たときは空の巣症候群を心配したけど出てすぐには気が張ってて「案外平気」だったのに1年経つと寂しさが募ってきた。 いかんいかんと自分ひとり(夫婦ではない笑)でも楽しむぞ、と興味のあったことどんどんはじめていたら忙しくなってきて オンラインサロン(PLANETSCLUB)に参加したり映画三昧やらアニメ特撮(アマプラとかサブスクのお陰)三昧。 仕事もあたらしい企画が軌道に乗り。 ヨガとウォーキングからランニング。 ヨガの講話会(瞑想やティ

夏至の日に走り、父が笑う。

2020年6月21日、朝4時50分。 家の前の道で靴紐をギュッと結んでいる。 猛烈に眠い。なぜなら2時間しか眠れなかったから。 楽しみにしている予定があると、前夜はなかなか寝付けないし朝も異常に早く目が覚める。子供の頃から変わらない、そんな自分が凄く嫌だ。 今から実家まで16キロも走るっていうのに…。 今日は走る仲間たちとオンラインでランニングイベントの開催日だ。 夏至の日に各自走る。日の出から日の入りまで、好きな時間にいつもより長く走ろう。そして毎時00分ジャストの好きな

走る私と日々のこと♯3 中年の身体と向き合う

負け惜しみを言っているわけじゃない。 歳を取ることは当たり前だし、私も少しずつ老化していく。 つまり、娘は私の身長や足のサイズを越えていくのと同じように、体力も私を越えていくのが当然だと考える。 娘が私を追い越せないのは体重だけかな…そんな冗談を言いながら鏡に映った自分の姿を見る。 今回のタイトルは「中年の身体と向き合う」 恐ろしいことに体重がどんどん増えている。 私は病院に勤めているので、緊急事態宣言が出たところで平日は何も変わらなかった。 変わった事といえば休

距離が気になる

「さてと…」 スマホを手に取り、いつものように目的地までGoogle マップで検索する。 この日の目的地は吉祥寺。私の家からだと徒歩とバスで1時間弱、約7キロだ。 約7キロ。 この、目的地までの「距離」に焦点を当てるようになったのは、割と最近のことだ。 なぜなら私は、移動するときにまず真っ先に何分で着くかを考える、つまり「時間」を考えるタイプだった。そして、目的地まで何キロかあかるかなんて考えたこともなかった。 そんな私が、この1年で時間よりも距離が気になるようになった。