【朗読日記】ヘッドセットと格闘&小川未明『ものぐさなきつね』
4月に購入してそのままほうっておいたロジクールのヘッドセット「H111r」の使用テストの1つとして、小川未明さんの『ものぐさなきつね』やYOASOBIさんの『アイドル』などを読みあげてみました。
最初はヘッドセットを使った録音話で、最後に『ものぐさなきつね』の感想についてちょっと書いています。
ヘットセットを買ってみた訳
今まで"読み上げ"の録音は、PCの画面を見ながらスマホに向かって話す……という方法をとってきました。
ただ、体力がないので少しづつ読んでいるということもあり、この方法ではスマホと顔の位置が一定しないため、音量や聞こえ方にブレが生じてしまうのが悩みのひとつでありました。
それでヘッドセットもいいなぁ……などと思って、安物だけれどロジクールの「H111r」を購入してみたのです。
1500円弱で、一応<ノイズキャンセリング機能付き>というお品。
さらにこれを使ってPCに直接録音できれば、雑音をとったり動画にしたりするためにわざわざPCに転送する手間もはぶける……とちょっと期待もしていたのです………………が………………。
テストA:「H111r」& PCに録音
まず初めに短い音読をしてみようと思って、浜崎あゆみさんの『Over』を読んでみました。
https://www.spooncast.net/jp/cast/5272296
(spoon)
だけどなんだかおかしな雑音が聞こえるし、波形もどうもおかしいような気がしてなりませんでした。
不良品かしら……?などと思いつつ、いつものような<お話>を読んでみようと、今度は小川未明さんの『ものぐさなきつね』を読み上げてみました。
https://youtu.be/mDSk4eTYLKw (Youtube)
https://www.spooncast.net/jp/cast/5291277 (spoon)
波形に、ちょっとびっくりです。
マイクブーストも使用していないし、大音量だとも思えないのに音割れ領域にあっさりいっちゃってます……。なぜでしょう……?
ヘッドセットを使うとこんなものなのかなぁ……?? と首をかしげてます・・・・・。
テストB:「H111r」& スマホに録音
パソコンが悪いのかな――。
というのもこのパソコンは(他の記事でも書きましたが)前のPCが壊れた後に購入した中古パソコンで、スピーカーが壊れていたという<訳あり商品>だったのですよね……( ̄△ ̄;)。
で、マイクにも不具合があるのかも……
(あるいはスピーカーが壊れているということは、マイクも同じなのが当たり前なのかな?)
と、いつも通りスマホに録音してみることにしました。
つまりは「H111r」&スマホ。
読んでみたのはYOASOBIさんの『アイドル』。
スマホのマイクの音量設定がよくわからないのでデフォルト設定のまま。
そのせいもあってか、いつもより大音量。
音割れ領域まではいっていないけれど、あと少し……という状態で不安です。
再び、「ヘッドセットってこんなものなのかなぁ……??」と首をかしげてます・・・・・。
ヘッドセットの感想
ということでこのヘッドセットを使った感想を述べてみると、正直ヘッドセットってよくわからない、難しいなぁと感じるのみです。
使わない方がいいのかも……とお悩み中。
せっかく買ったのになと、なんだかちょっと悲しく、フクザツな気持ちです……。
『ものぐさなきつね』概要や感想など
では本題(?)、小川未明さんの『ものぐさなきつね』についての感想です。
実のところ、小川未明さんの童話では、タイトルと内容がちょっとズレているのではないかと思うことがよくあります。
読めば「なるほど~」なのですが、タイトルから想像する内容とは実際のお話が違っているという印象です。以前読んだ『いいおじいさんの話』もそうだと思うのですよねぇ……。
(『いいおじいさんの話』というタイトルから、”天使の登場”や”子育て論”を予想します???)
この『ものぐさなきつね』もまた同じ――。
このお話は、星と鶏の友情、星の優しい気持ちと機知がとても素敵なお話です。
ほっこりします。文章もキレイ。読み上げても10分程度でもあるので、
ぜひ読んでみてほしいと思いました。
読み上げリンク
https://youtu.be/mDSk4eTYLKw (Youtube)https://www.spooncast.net/jp/cast/5291277 (spoon)(ホワイトノイズが気になって削除しました)
おしまい
青空文庫【作品情報】
青空文庫「図書カード:No.51084」の作品です。
URL:https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card51084.html
作品名:ものぐさなきつね
著者名:小川 未明
初出 :「読売新聞」1922(大正11)年1月23~25日
底本:定本小川未明童話全集 3
出版社:講談社
初版発行日:1977(昭和52)年1月10日
入力使用版:1981(昭和56)年1月6日第7刷
校正使用版:1977(昭和52)年1月10日第1刷
入力者名:ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正者名:江村秀之
TEXTファイル作成日:2013-12-05(修正日:同日)
XHTMLファイル作成日:2013-12-05(修正日:同日)
青空文庫ボランティアのみなさんに感謝感謝です。
”サポート”してもらえたら、自分のしていることにほんのちょっとでも”価値がある”ような気になれて、人生癒されます……。