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松坂慶子さん

先日、昔のドラマで若い頃の松坂慶子を見た。
時代劇の姫様役で、衣装の着物以上に美しかった。
松坂慶子といえば「愛の水中花」が条件反射で浮かぶ私だが、昔から美人女優で名高い彼女。綺麗で色っぽくて、まさに「女優とはこういうモノだ」を体現していると思う。

年月を経た彼女を魅力的だと思ったのが、大河ドラマ「毛利元就」の杉の方役。元就の継母だったか、"とにかく明るくおおらかなお母さん"という設定が絶妙に合っていた。

そして今。
ドラマ「今度生まれたら」のヒロイン=専業主婦生活に悔いのある高齢女性・夏江役が、これまた最高にハマり役なのだ。
「きれいなおばあさん」と呼ぶにはコギレイで、息子の嫁に直談判に行くアクティブな女性を、とても魅力的に演じていて、ますます好きになった。

「毛利元就」も「今度生まれたら」も、原作は内館牧子氏。偶然なのか氏の筆力なのか、内館作品に生命を吹き込む女神が松坂慶子なのかもね。

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