見出し画像

ポンペイ (映画 2014)

良い意味で「グラディエイター」と「タイタニック」を足したような、アクション+仇討ち+恋愛+歴史スペクタクル映画。

先日テレ東でやってたはずなのに、今日はBSプレミアムで放映。そんなに人気で面白いのか、または何か意図があるのかな?

キャストとスタッフを見ると、知っているのはキーファー・サザーランドとポール・W・S・アンダーソン監督だけ。大丈夫かな、この映画?と一抹の不安を抱きつつ、恐る恐る録画して見た。

結論から述べると、★4.5! 非常に良くできた一作で見てよかった。主演のキット・ハリントンは初見だったが、序盤の剣闘シーンで「あら、イイ男😍」。剣闘士仲間で相棒のアドウェール・アキノエ=アグバエも、誇り高き勇者ぶりが素晴らしかった。

ポンペイといえば、西暦79年にベスビオス火山の噴火で滅亡した場所だと習った。なので、この映画はどんな結末になるのかドキドキしたが、なんとも切ないものだった。実際にポンペイの遺跡から剣闘士のアイテムが見つかっているようなので、映画と同じようなラブロマンスがあったのかもしれない。そういう意味で、この物語の着想はお見事だと思う。実際の史実にフィクションを重ねる手法は大河ドラマでもよく見られるが、この映画はエンターテイメントの面でも素晴らしいと思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?