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2024年2月1日から2月15日までの映画と読書と散歩の記録


2月1日


 無職になった。早く新しい仕事を見つけて、デビュー予定作を最高の形で迎えたいと思う。
 
 映画のメイキングが好きだ。
 配信で作品を楽しめるが、その作品が出来るまでのメイキングは結局ソフトを買う必要がある。
 たとえば、これが演劇になるとどうだろう?
 観客が見られるのは、完成品だけだ。
 だが、メイキング好きとしては、何を付け足して、何を切り捨てたかとかを知りたい。思考の過程を知って楽しむ感じだ。
 じゃあ、SKE48の公演はどうだろう?
 新公演のメイキングに心を動かされたファンの方は多いのではないだろうか?
 そして、新公演から更に公演を繰り返すごとに公演は成長していく。同じメンバーでやっても徐々に変化していく。この面白さは観劇がお好きな方なら分かるだろう。発表して終わりではなく、そこから育てていく過程を見守るのもきっと面白いと思う。
 


2月2日


 未だに慣れないことがある。
 それは、ポコチャのボックス集めだ。
 SHOWROOMはいい。人が多いルームに適当に入って、音声を切って星を集めればいい。しかし、ポコチャは恐ろしい。なんとそのルームの配信者や見ている人に遊びに来たよ、ということが表示される。おかげで僕は、まだ、早香先生以外のルームからボックスを集めることが出来ていない。名前とか呼ばないで、こっち見ないで、と思ってしまう。昨日は運悪く、一人で配信している人のルームに入ってきた。配信している人がカメラ越しにこっちを見た時にアプリを切った。配信者の方って、どんな鋼の心を持っているんだ。
 いつか、自分も配信をする時が来たら、なるべく無視せずにでも構い過ぎない空間を作ろうと決意した。

2月3日


 今日は午前中に古畑奈和ちゃんのNFTレコード2作目の購入特典のオンライントーク会「なんか、会うごとに凄くなってない?」と言われる。実は自分がまだ一番実感がない。彼女の作詞の素晴らしさについて、伝えることが出来て嬉しかった。また、彼女の曲のnoteも読んでくださっていたのも嬉しかった。これからも読んでいただいていることを意識して書いていきたい。
 午後から急に思いついて松山市へ「仮面ライダー555 パラダイスリゲインズ」を観に行く。いつもならお金がかかるし、とためらうところだが、「仮面ライダー555」は自分にとって特別な作品なので、これを劇場で観ておかないと後悔すると思い、松山市へ。本当にこの計画性の無さをなんとかしたい。
 観てきた感想としては、「20年経っても555は超えられない」だった。

「仮面ライダー555 パラダイスリゲインズ」(2024年13本目)


2月4日

 「仮面ライダー555 パラダイスリゲイン」を観た後なので、毎週の「仮面ライダーガッチャード」が凄い平和に感じる。令和ライダーになってから、「仮面ライダー01」、「仮面ライダーギーツ」といった意欲作も未だに生まれ続けているが、「仮面ライダークウガ」から「仮面ライダー555」までであった特撮番組という枠組みで何かチャレンジしていこうという意志は、今、「スーパー戦隊シリーズ」の方に僕は感じている。
 ちなみに、平成ライダー10作目の「仮面ライダーディケイド」の耐用年数の凄さは、上記のクウガから555までのライダーに匹敵すると僕は思っている。過去の作品にもう一度興味を持ってもらい、「現役」にしていく。これは某Disneyフランチャイズが失敗して、トップガンマーベリックが成功したことだ。過去作の底上げといえば良いだろうか。
 また、カードを集めていくというコレクション性の要素は、現在のガッチャードにも引き継がれている。
 ウルトラになるとやはりセブンの強度は別格だろう。
 個人的に平成セブンも楽しんで観られた世代だが、ガチ勢の方からしたら、物足りないところがあったかも知れない。いや、セブンが色々な特撮のフォーマットになる物語や演出を提示してみせていたのかも知れない。だから、令和になっても「この話はノンマルトっぽいよね」とか「この演出って、狙われた街だよね」という感じになるのかもしれない。セブン以降では、「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使いと少年」だろうか。
 こうやって書いていくと、昭和のウルトラシリーズは一つ一つの話で僕は語ることが多いのだが、平成ライダーは1年間を通して語ることが多い気がする。もっというと、平成ライダーはライブ感で脚本を書いてきた。海外ドラマのように次回への引きがあり、そのまま続いていく。それに対して昭和ウルトラは1話で終わっていくスタイルだ。確かに語る単位が変わってくるかもしれない。
 更に、どこまでが怪獣主役でどこからがウルトラマン主役の回かとかでも語れる気がする。
 

2月5日

 朝焼けを観ながら寝ることが出来た。
 何か良いことありそうと思い寝る。
 すぐに起きて、noteのラジオの更新をお知らせして、原稿に向かう。
 デビュー予定作の原稿と雑誌の原稿と編集、そして、ラジオとAIイラストと週末の記事の更新。たまに有料note。ちょっと待って。働いてた頃、なんでこの量を回せてたんだろう。
 いや、単に一つ一つの作業への集中力の質の問題なのか?
 とりあえず、一つ一つ片づけていこう。


「鬼の筆」春日太一(2024年3冊目)

 

 10年以上の研究の成果がついに書籍化。
 「七人の侍」や「生きる」、「砂の器」や「八甲田山」の脚本を書いたあの人である。
 とにかく、新事実がどんどん出てくる一冊。
 特に「砂の器」と「幻の湖」に興味がある方は、絶対に読んでおいて欲しい。この内容を知っている人と語り合いたい1冊。


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