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五十嵐早香のグラビアは何故、素晴らしいのか?「第4回 DOLCE vol.8」編

 1971年に心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」をご存じでしょうか?
 人間はコミュニケーションの際、「視覚情報55%:聴覚情報38%:言語情報7%」というもので「3V」の法則ともいわれます。よく身だしなみが大事だよ、とか言われる時に出てくるものですね。
 次に2014年にアメリカで主にリサーチを行う会社である「フォレスター・リサーチ社」がある研究を行いました。それは、1分間の動画から人間が受け取る情報量についてです。その情報量はおよそ180万語、文字起こしをしていくとWeb3600ページ相当の量になるそうです。ううむ、動画時代ですね。
 じゃあ、写真はどうでしょう?
 写真は視覚のメディアですよね。
 声が聞こえてくるわけではないですし、言葉も多くの場合はないですし、グラビアでは少なめです。

 急にグラビアという単語が出てきましたが、皆さんはグラビアを観る時に何を楽しみにしているでしょう?
 肌の露出面積でしょうか?
 水着の斬新さでしょうか?
 それともモデルの新しい一面の発見でしょうか?
 僕らがグラビアから読み取る55%の視覚情報と存在しない45%の情報。
 その45%の中には何があるでしょう?

 本日の0時、予約していた「DOLCE.vol8」の配信が始まりました。
 四国の山奥に住んでいるので、本が届くのはおそらく数日後だと思うので、先に電子書籍で読んでおこうというわけですね。
 こちらの雑誌に僕の推しメンである五十嵐早香さんが掲載されています。なんと9ページにも及ぶ大ボリューム。
 まず、一読した感想は、「今回は目線が重要かも」でした。
 グラビアといえば、こちらを見つめる写真が王道だと思うんですが、ドルチェの8ページ目には伏し目でシャワーを浴びる写真があります。これが前振りになって、9ページ目のこちらを見つめる写真にインパクトが生まれるのでは、と僕は思います。編集者の方、素晴らしい構成!
 それでは1ページ目から見ていきましょう。
 バストアップの1枚。髪の先の方が濡れているところが綺麗ですね。あと、こちらを見つめる視線が素敵です。普段、愉快でにぎやかな配信をしている方だけにこんな静かな( 写真なので、音が無いのは当たり前なんですが )表情で見つめられるとギャップを感じます。
 2ページ目は背中を中心としたバックショットです。ジムに通ったり、食生活を意識したりと日々の努力の積み重ねでこの身体のメリハリが生まれているんですね。
 3ページ目は一気に3枚の写真が、あなたのお気に入りの1枚はどれでしょう。僕は流し目ですかね。その視線の先にあるものを考えてしまいます。
 4ページ目と5ページ目は見開きです。
 特に4ページ目はじっと見つめてくる視線が強いですね。
 仕事に行きたくない朝、このページを見ると、「はい、今日も1日頑張れます」となりそうな視線の強さです。
 6ページ目は「BUBUKA」の1ページ目だった白い衣装。
 ちょこんと座った下からの眼差しが刺さります。ふと思ったんですが、早香先生って、身体は柔らかいんでしたっけ。グラビアをやるならどっちが良いんでしょう?
 そして、7ページ目。更に寄ります。バックが植物になったことで白い衣装と緑の自然、そして、早香先生の黒い髪と瞳が映えます。見つめ方も好きな1枚です。一番好きな目線の写真です。
 そして、8ページ目。冒頭にも挙げましたが、目線を伏せます。シャワーに濡れて、髪や水着や肌が濡れていくところが綺麗です。特に左手から落ちていく水からは音まで聞こえそうです。
 最後の9ページ目。
 ばっちりこっちを見たちょっと大人な目線で終わります。
 前回の「BUBUKA」の2倍のページ量、皆さんはいかがだったでしょうか?
 実はこの記事を書きながら、五十嵐早香さんの愉快な配信を観ていました。ちょっとだけ撮影のこぼれ話も聴けて楽しかったんですが、動画とグラビアを行ったりきたりして、自分のモニターには彼女についての文字が流れていきます。
 皆さんにとってどのメディアが一番、五十嵐早香さんの魅力を表すメディアか分かりませんが、グラビアの早香先生は、音や言葉がないからこそ、その視覚情報から得られる55%で補えない部分を知りたくなります。
 だって、こんな美しい眼差しの美女なのに、市民税の催促状が届いたり、部屋の中が大変なことになってたり、でも、毎回素敵な文章を書いてくれたり、とんでもないグルーブ感のある配信をしたり、とてもじゃないですが、残りの聴覚や文字情報の45%で補えるか心配なぐらい魅力的な人です。不器用ですけど、そんな彼女の頑張りが報われる瞬間が時々観られるなら、「ああ、僕も頑張らなきゃな。下手でも自分のやり方で」と思わせてくれる人です。
 今日、初めて知った人の中にも55%の視覚情報だけに飽き足らず、きっと最後のページのX(旧Twitter)やInstagramのリンクに飛ぶ人もいるでしょう。そう考えると、実はグラビアって凄く大事な入口のメディアなのかも知れませんね。


 皆さんは、グラビアの余白の45%から何を感じたでしょう?

 
※過去の記事はこちら

※ 過去一番読まれた早香先生についての記事はこちら!


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