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忘却ブラウン管 90年代ベスト

忘却ブラウン管 90年代ベスト

【北の国から’98時代】

1998年7月10日「「北の国から’98時代」前編」 7月11日「「北の国から’98時代」後編。ぽろぽろ泣く」    草太兄ちゃん・・・。  しばらく親友と、草太兄ちゃんのカセットテープの最後、「酒だ酒、酒持ってこい」を泣き笑いしながら真似してました。    農業近代化だとヒールになったり、困って誰にも相談できない蛍をいちばん見守ってあげたり、でも正吉に結婚してやれと大きなお世話を押し付けたり(でも結果オーライ)、純と対立したまま死んじゃって、でも蛍と正吉の門出をお膳立てて、

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【チョベリグ!】

1997年10月18日。 「15日に日テレブレーン仲間氏から頼まれた岡山のテレビ局仕事で、さっそく番組ビデオと新幹線チケット届く」 11月6日。 「18:30KSB瀬戸内海放送。4人で打ち合わせと飯。22:00リハ。23:30本番。出演仕事。終わってアナウンサーの方々7人で飲み。3:00」    いやあ、関係者の皆さんには申し訳ないですけど、この番組飛ばしたかったなあ。    日記のとおり日テレ「WIN」などのブレーン仕事で知り合った方から、彼の地元のテレビ局の映画コーナーの

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【心はロンリー、気持ちは…】その2

1997年9月1日。 「8月29日録画の、久しぶりの「心はロンリー、気持ちは…X」。シリーズの熱狂的なファンとして、これは残念すぎる」  「その1」で書きましたけど、本当に1作目から7作目くらいまではこれほど面白いテレビシリーズはなかったんですよ。でも本当に後期は残念な結果に。  DVD-B0Xが発売されたらすぐ入手しました。   2005年3月3日。 「注文してた「心はロンリー、気持ちは…」DVD-BOX届く。さっそくパート1を見る」 8月7日「アマゾン「心はロンリー、気

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【WIN】

1997年1月19日「日テレのブレーンは、カルチャーネタ提供でファックスする」 3月10日「18:00、日テレ「WIN」の初会議。やっぱやな感じ」    ずっと出版の仕事をしてきて、これまでも数回テレビの会議にブレーン(構成作家ではなくネタ出し)で参加しましたけど、やっぱり馴染まなかったですね。ノリが苦手でした。私が参加した数少ない番組がたまたまそうだったのかもですが。  でも真面目なので、毎週麹町の日テレまでちゃんと行ってました。   4月4日「今日から日テレ「WIN」オン

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忘却映画館 10年代ベスト

忘却映画館 10年代ベスト

【忘却度40%】聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

2017年12月30日、サンプルDVD。    日記には「すごいし、どうかしてるし」。  我ながら、この映画を端的に表現してると思います。    ラストのぐるぐる回って銃撃つのとか、最高に怖いのに笑いそうになるし、どうかしてます。 <ネットで調べてみる>    なぜかこれと、この2か月後に見る「ザ・スクエア 思いやりの聖域」の2本を、 私はセットでいつも思い浮かべます。

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【忘却度50%】パディントン

2017年12月25日。    まさかの超傑作でした。  パディントンと一家の心温まるファミリー映画かと思いきやとんでもない、話も描写もアクション(あります)も文句なしなのでした。 <ネットで調べてみる>    この手のだと「ピーター・ラビット」も楽しいですけど、私はパディントン派です。  パディントン2も文句なしの面白さ。  予告、この歌手の方は悪くないんですけど、「日本版主題歌」って見る気をなくさせるだけなのでいいかげんにやめてほしい。  私もたまたまテレビ放送で見た

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【忘却度80%】ある愛の詩

2017年9月5日。    たぶん子供のころにも見てたような気がします。  アリ・マッグロー。ものすごく有名な映画でしたけど(フランシス・レイのテーマも誰でも知ってた)、いまの人はそれ知ってるのかな。 <ネットで調べてみる>    私自身、いちばん大事な女性がこの映画のヒロインと同じ病気になってしまった過去があるので、見るのがつらかったところはあります。  主人公はラスト、2人の思い出のスケートリンクを見つめて終わりますが、かつて一緒に行った場所に、少しでも愛した人の何か

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【忘却度60%】あなた、そこにいてくれますか

2017年8月14日、サンプルDVD。    この映画にはいろいろ思うことがありまして。  大人になった自分がタイムスリップして過去の自分に会い、悲劇的な未来を変えていくというのがなおおまかなあらすじです。    話は変わりまして、この前年、私が発表した小説が、「愛する人を亡くした男が、年に一度過去にタイムスリップして、(姿は見えてないけど)過去の自分とともに、その女の子を子供のころから見守る」という設定でした。  この映画にちょっと似てますが、まあそれほど合致する点はありま

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忘却映画館 00年代ベスト

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【忘却度60%】今度は愛妻家

2009年12月2日、サンプルDVDで鑑賞。  不覚にも号泣しました。  豊川悦司さんと薬師丸ひろ子さんの夫婦もの。すぐ女性誌の映画レビューの連載にも書いたなあ。 <ポスターを見てみよう>  ちょっとこのポスターはよろしくないですね。話を察してしまいます。 <ネットで調べてみる>  細かいところは忘れてしまってましたが、その分、予告編だけでまたおろおろ泣いてしまいました。

【忘却度0%】男と女

2009年11月25日、DVDで再見。  これは何回見たかなあ。話はたいしたことなく、演出もかったるいところも多いのに、なぜか繰り返し見られる。  大学生のとき(1989年)輸入盤のサントラLPも買ったし、テレビ放送の吹き替え版もずっと保存してたし、後にDVDも買いました。  そしてこの日の私の日記には、「映画『男と女』の研究。時間ごとのシーンとセリフおこし」とあります。自分の小説の参考のためというか、執筆のためのトレーニングでときどきこういう「書き起こし」をしてたんで

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【忘却度40%】ボーン・スプレマシー

2009年11月1日、テレビ放送で鑑賞。  なぜか1日前に「アルティメイタム」オンエアで、翌日こちらが再放送されてました。  監督交代しても、違うテイスト出しつつ面白い続編というのはなかなかすごいことではないでしょうか。 <ポスターを見てみよう>  当時も、後年エッセイのネタにしたときも、そしていまも、私「スプレマシー」の意味知らないんですよね。いっそこのまま知らずに生涯を終えようかしら。 <ネットで調べてみる>  「休んだほうがいい。疲れた顔してる」→えっ!→あ

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【忘却度30%】ボーン・アルティメイタム

2009年11月1日、テレビ放送(昨夜)で鑑賞。  不勉強にもジェイソン・ボーン・シリーズがこんなに面白いとは当時知らなかったんですよ。  マット・デイモンがキレキレのアクションできるわけないと思い込んでたのかな。  というわけで地上波で初めて見ました。遅すぎ。 <ポスターを見てみよう>  後年、エッセイで「ボーン・コンプライアンス」とか「ボーン・ホールディングス」とか、ボーンシリーズ大喜利を勝手にしました。すいません。 <ネットで調べてみる>  「死体は見つか

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忘却映画館 90年代ベスト

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【忘却度10%】ブレア・ウィッチ・プロジェクト

1999年11月25日、14:00イマジカ試写室での試写で鑑賞。  これはいろんな意味で衝撃でしたね。超低予算の大ヒットとか、ホームビデオ画像で見せきってしまう発明とか、実際に怖いものが映らないホラーとか。  このころからあったのか、この後にできた言葉かわかりませんが、「POV」映画の先駆けでもあったんじゃないでしょうか。  そういう意味でも映画史に残る1本だと思います。  ちなみにこのイマジカでの試写のとき、途中で本当にフィルムが止まるトラブルがあったのですが、私、

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【忘却度10%】オースティン・パワーズ

1999年11月19日、レンタルビデオで再見。  初見は1998年3月11日、松竹試写室の試写で。日記には「試写室が映画秘宝チームばっかり(笑)」と書いてます。  この映画はものすごく仕事したなあ。いろんな雑誌で特集作ったりレビュー書いたり。そのためにサンプルビデオ取り寄せて、何度繰り返しみたことか。個人的にサントラCD買ったりもしました。  まあ映画に関していまさら語ることはないですね。 <ポスターを見てみよう>  そして1年半後のこの日は、恵比寿ガーデンプレイス

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【忘却度80%】ビッグ・ダディ

1999年11月15日、13:30ヤマハホールの試写で鑑賞。  アダム・サンドラーが、小さな子を預かる羽目になって、というコメディ。ポスターは2人で立ちションしてるビジュアル。  これ、私、劇場パンフレットにレビュー(エッセイ)を頼まれて書いてるんですよね。  なのに設定は覚えてるのに、展開自体はなんにも覚えてなくて、当時の原稿料をお返ししたいくらいです。嘘です。 <ポスターを見てみよう>  ここまでは覚えてるんですけどね。  同じような設定のヒュー・グラントの「

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【忘却度0%】ファイト・クラブ

1999年10月19日、19:40マリオン日劇の試写で鑑賞。  みんな大好きファイト・クラブ。私も何回見たかな。 <ポスターを見てみよう>  吹き替えの山寺宏一さんの「ファイト・クラブ、ルールその1。ファイト・クラブのことは喋るな。ファイト・クラブルールその2。ファイト・クラブのことは絶対に喋るな」も超かっこいいんですよね。 <ネットで調べてみる>  最近復刊しましたが、その前からチャック・パラニュークの原作も読んでます。  私、「ファイト・クラブ」のフォーマット

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