見出し画像

”ワクワク”か、”夢”か。

はじめに

第3回目のコーチングスクールのクラスを終えた。今回のクラス(6時間)は情報量が多く、まだ頭の中が完全に整理されていないため、これまで以上にメモ感が強くなってしまったが、こちらのnoteはあくまで僕の頭の中の整理用のため、ご容赦頂きたい。ただこの文章を読んだ方の考えの整理の一助にもなれたらなんて思い、今回も文字に起こしてみた。

ストラクチャーの整理

コーチングは大きく3つの段階で構成されている。

①ラポールモード

②発見モード

③行動モード

ラポールモードとは、いわゆるクライアントとの信頼関係を構築する段階を指している。この段階では、主に「認める」「聴く」スキルを活用し、クライアントとの信頼を深化させていく。具体的な手段としては環境づくり(席位置/通信環境/導入の話題)から入る。ある意味このステップには決まった型があり、そのステップを通して自己開示(良いも悪いもそのクライアントに自ら素を見せていく)し、よりよいクライアントとの関係地を構築していくような時間である。日頃、人の名前をあまり呼ぶ習慣のない方に対しては有益な情報であるが、人は名前を呼ばれることで「認知」「尊重」されている安心感を得られるらしい。これは僕自身、今日から意識的に習慣にできればと思う。人との信頼関係を構築するのは、それほど簡単ではないし、小手先ではうまくいかないことも明らかである。だからこそ自己基盤を確立し、クライアントから「こいつになら、、」と思って話をしてもらえるように、まずは自分がクライアントから尊敬される人間でなければいけない。まだまだ甘々な僕は、まずはこの点から一つずつ自分の自己基盤の確立に向け努めていきたい。。

次に発見モードである。ここで主に使うスキルは「質問」と「フィードバック」である。上記ラポールのステップで構築できた信頼関係を前提に、次のステップでは、そのクライアントの思いや考えを引き出し整理していく。このステップでは主に3つの項目がある。①将来(目標設定)、②現在(現状把握)、③方法(プロセス設定)である。①と②に時間をかけ、丁寧にその人の現状と目標を明確にし、プロセスに落とし込んでいく。実際僕自身、就活生やサッカークラブの選手たちとの会話を通して、実はこの部分とても苦戦している。なかなか「将来自分がどうなりたいか」、ということを見つけることは簡単ではない。僕自身でさえまだまだ見つかったとは言い切れない。そんな難題を深掘っていく上で、質問は一方向的にならずに、多角的に、且つじっくりそのクライアントに適切なポイントを探ってあげることが大切だと感じた。質問は広げて(水平質問)、絞って(方向性)、掘り下げる(垂直質問)を意識し、より具体的にクライアントの思いの核に迫っていく。目標設定にはSMART(Specific,Measurable,Achievable,Related,Time-bound)を意識し、より具体的な目標設定を行っていく。方法を探すことに急ぐことはなく、目標の解像度を丁寧に上げていくことが重要である。現状把握では、クライアントのリソースや現状の立ち位置を数字的な感覚を持たせることが重要とのことだ(目標に対して、今は何パーセント?)。今の立ち位置と将来のあり姿が明確になって、ようやくプロセスの設定に移る。プロセスの設定も基本的には広げて(水平質問)、絞って(方向性)、掘り下げる(垂直質問)を意識し、クライアントにとっての最適なプロセスを模索していく。またプロセスの設定にはスモールステップを準備し、確実に目標に近づけるような仕組み作りも重要であると感じた。

行動モードは、実際のクライアントの行動を促進させるような、コミュニケーションを言うが、まだ正直あんまり理解できていないので、今回はパス。。笑

”ワクワク”か、”夢”か。

さて、今回のタイトルにもある「”ワクワク”か、”夢”か。」について。これは日々ワクワクするという感覚と、夢を実現するために努力するエネルギー、どちらの方が強いか、という問題提議である。正直めちゃくちゃ難しい問いで、僕自身まだ答えが持てていない。ただこれまでの人生を振り返り、明確な目標に対して、死ぬほどやり切っているときの自分は、その時は感じなかったが、今思うとめちゃくちゃワクワクしていたし、それに時間をできるだけ使いたくて息するように没頭していた。僕の場合、浪人期間の勉強は本当にそんな感じだった(1日寝る以外の15,6時間は勉強していた)。コーチングを通して、その人が人生をかけて追いかけたい目標や手段を伴奏しながら探り、”没頭状態”を創れたら、なんてそんな風に思う。

今回はこんなところで。学習時間は20時間を超えたので、少しずつ実践の機会も踏んでいこうかと思う。


以上

(Image: Meynson/Shutterstock.com)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?