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2022年11月 2泊3日晩秋の京都②

京都旅行二日目。
この日も天気に恵まれ、絶好の行楽日和。
今日は貴船・鞍馬方面に行く予定だ。
まずは京都駅からバスに乗り出町柳駅へ。
出町柳駅から叡山電鉄で貴船神社に向かう。

貴船といえば夏の川床料理が有名である。
機会があればぜひ夏にも行ってみたい。

紅葉のトンネルをぬけ…

貴船駅に到着。

清流!


貴船駅から貴船神社までは距離があるため、駅から出ているシャトルバスに乗る。
ただしシャトルバスを下車したところからも神社までそこそこ距離があるのだ。
てなわけでゆるやかな登り坂をウォーキングだ。

川床の面影がある。
飲食店の駐車場に枯葉のアート。

貴船神社に近づくにつれお店が多くなっていく。
其の内の一店でみつけた枯葉のアート。
可愛らしいハートにみえるけど、猪目という紋様かな?
魔除けや福を招く護符の意味合いがあるという猪目。
お店の方のちょっとした遊び心なんだろうけど、こういうの見つけると嬉しい。
ちなみに、帰りには撤去されていたので見れてラッキーだった。

この橋を渡ると、鞍馬までの登山ルートに入れるらしい。


本当は鞍馬方面から入山して貴船まで降りてくるハイキングもしてみたかったが、家族の体力的に今回は断念。
ちなみに、貴船→鞍馬は登り多めなので、鞍馬→貴船の方が楽ではあるらしい。
といっても割とガチ登山らしいので注意。熊注意の看板もあるとか。
いつかチャレンジしたい。

到着。
ザ・貴船神社!という光景。

貴船神社を参拝し、水みくじを引いた。
水に浮かべるとだんだんと文字が浮き出てくる。面白い!
しかも複数の外国語に対応したQRコードまで付いているから驚き。

さて、お次は鞍馬駅へ。

この雰囲気好きすぎる!
これは由岐神社の松明かな?
天狗さんがお出迎え。

貴船も素敵だったけど、鞍馬駅はなんか、駅からめちゃくちゃ雰囲気がありテンションが上がった。

鞍馬山といえば、牛若丸が幼少期に修行した霊山。
清少納言が枕草子で綴った「近うて遠きもの(鞍馬寺までのつづらおり)」!
ワクワクが止まらないんじゃ。

さて、鞍馬寺に行く前にまずはお昼ご飯。
小天狗さんというお蕎麦屋さんへ。


小天狗セットを注文

このお蕎麦が美味しい。ぺろりと完食した。
大好きな薬味がたっぷりで、好きな味だった。また食べたいな~。

牛若餅もゲット。

お腹を満たしていざ鞍馬寺へ。

いざ入山。

本当は途中にある由岐神社も参拝してみたかったものの、今回は家族の体力的な都合でケーブルカーを利用。

いつか絶対清少納言と同じ道を歩くぞ〜!

ちなみにこのケーブルカー、日本一短いケーブルカーとのこと。

ただし、ケーブルカーを降りたところから、お寺の本堂までもちょっと距離がある。ひたすら登りなので、足腰が丈夫なうちに訪れよう。

こんな感じでズンズンと階段を登る。


到着。パワーを受け取る母にモザイクw

ここで個人的な鞍馬寺お気に入りポイントを紹介。

にゃーん
にゃにゃーん

狛犬が狛虎さん。しかもこの虎さん、表情がたまらなく可愛い。
でっかい猫ちゃんだ。悶えるほど可愛い。

ちなみに、年明けから仕事の業務内容ががらりと変わるため、不安な気持ちを抱えており、鞍馬寺では「仕事」について考えながらおみくじを引いた。
「絶対向いてない業務だから不安だ」「人の役に立てるか」「他人を脅かすような致命的ミスをしないか」等等。

うれしくて持ち帰ってきた。

この天職の文字にどれほど心救われたか。(絶対適性のない職業についてしまったと思っていた)
「気が弱くて強いこの長所と欠点」という一文がまんま私で笑ってしまったし、家族にも「お前じゃん……」と呆れられた。
み、見抜かれているというのか……。

今回は国宝・毘沙門天三尊像は見ずに下山。
次回の楽しみにとっておく。

さて出町柳駅まで戻り、向かうは鴨川デルタと呼ばれる川沿い。

川を渡れる。


亀ちゃんの飛び石

川を眺めながらくつろいでいる人が多かった。

さて、次に向かうは下鴨神社。

糺の森を歩き……最初に、下鴨神社の摂社、河合神社に参拝する。


小さいけれど、澄んだ空気の神社。
美人水という名の花梨水をいただく。あやかりたい。。
盛りまくった鏡絵馬。美醜云々のまえに、まずは内面を磨くべきである。

河合神社の鏡絵馬は、本来自分の化粧品で絵馬に化粧を施しながら『自分の顔』を作り……内面も磨く……
とのことなのだが
そんなの関係ない!
盛れ!盛りまくれ!
二重を広げろ!目頭を切れ!カラコンを入れろ!オーバーリップにしてやる〜!!
と自らの顔とはまっったく似ても似つかない顔を作ってしまった。
(リボンは絵馬に木目のおできがあったので、それをカモフラージュするために描いた)

妹が描いた絵馬は清楚な女性アナウンサー風で、姉妹で性格が違うのがよく分かる。

この貪欲さ、本当にまずは内面を磨くべきである。

でもこのお絵描きが楽しかった。良い旅の思い出になった。

そして下鴨神社の方も参拝。

ヴァンクリーフ・アーペルと華道家さんのコラボ!

入場料無料とのことで、せっかくなので見させてもらった。

キラッキラ

東京科学博物館の宝石展でも見たのだけれど、ヴァンクリーフのこのブローチって、一つの宝石から、特殊なカッティング技術で作られているんだったはず。超技巧。

恐らくひとつで家が買えるようなハイジュエリーから、フリヴォルなどの定番品まで、まるで本物のお花のように飾ってあって(いけてある?)眼福だった。

さて下鴨神社の後はタクシーを拾い今宮神社へ!
なぜなら、京都名物あぶり餅をいただきたいから!

やってきました一和さん。平安時代からある由緒あるお菓子屋さん。
やっぱり美味しい。ヒョイパク食べられる。

名物なあぶり餅、だいたい15時半くらいに行ったのだけど、めちゃくちゃ大盛況で提供まで1時間くらいかかった。
夏は5分も経たずに提供されたので、秋の京都はすごいとひしひしと感じた。

あぶり餅を食べた後はホテルへ。
夕飯はホテル一階のお寿司屋さんでいただく。
このお寿司屋さん、美味しくてオススメ。
市場が近いので新鮮な海鮮が食べられる。

お寿司とお味噌汁のセット
お刺身もりもり。


二日目はかなり濃厚な京都旅だった。
二泊三日は一日丸々観光に費やせるから良いね。
特に京都は観光するところがたくさんあるし……。
次回は最終日。

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