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自己紹介のススメ


皆さん、自己紹介って緊張しますよね。
名刺代わりのこの瞬間、どうすればいい印象を与えられるか。
その答えは、ただ事実を羅列するより、一緒に話をつくり上げること

なんのことかって?続きを読んでいってくださいね。

データよりストーリーが人々の心をつかむ

一般的な面接でよく聞く自己紹介って、大体が「僕はこういう仕事をしています」とか「これまでにこんな成績を上げました」って感じですよね。

でも、実はこれ、ちょっと物足りない。
どうしてその仕事を選んだのか、なぜその成績を上げることができたのか、人々はその"裏話"に興味を持つんです。
もっと言うと、こういう仕事って経験したことない仕事の場合
何をやってて、どんな大変さがあるか理解できるでしょうか??

飲食店のアルバイトもただキッチンが作った料理を運ぶだけでなく、
その他の業務や、お客さんやスタッフや業者さんなどと色々なやり取りの元働いてるのではないでしょうか?
そこをイメージしてもらえないまま情報を伝えることは勿体無いと考えます。

情景が描けるかが重要

一般的に言われる事として、
面接における自己紹介は、数字や具体的な成果を出すことで、
聞き手に「この人は何を知っているのか、何ができるのか」を短時間で伝えることができると言われています。
しかし、
数字だけでは情熱や人間性は伝わらない。そのバランスが重要です。

飲食店でのエピソード

例えば
「僕はイタリアンレストランで働いてます。
 シフトリーダーとして、スタッフのシフト管理や教育を通じて、
 バイトを始めた当初売上が20万円程度のお店だったのですが、
 25万円の売上を上げるような店舗にすることができました。」

この話を通じて、
マネージメント力がある事を伝えたかったかもしれません。
その数字は、ただの数字ですよね。売上に貢献する活動を行なったかも
しれませんが、受け手の頭の中には無機質な数値を根拠とした記憶に残らないエピソードが入ったのではないでしょうか?

一方で、
『私は渋谷から少し歩いた所にあるイタリアンレストランでバイトリーダーをしているんですが、繁華街の中でもカジュアルな価格で、学生からビジネスマンまで、幅広い客層の方にご愛嬌いただいています。芸人の⚪︎さんもよくお越しになってて、スタッフも学生から主婦や留学生など多様なスタッフが働いています。私はそこで、シフト管理やスタッフ教育を任されいます。私が働いてから売上も当初20万円だったのが25万円にまで増やすことができました』と伝えたとします。
確かに冗長です。
一方で、少しイメージが広がっり、少し興味が芽生えたのでは、
ないでしょうか?

相手の求めるものに答える

自己紹介で最も重要なのは、
相手が何を求めているのかを理解し、
その期待に応える内容を提供すること。
例えば、
採用担当者は、皆さんがその職場でどう活躍できるのかを知りたいはず。だから、自分が持つスキルセットやこれまでの経験を、その企業や職種が求める方向でアピールしましょう。

基礎知識でプラスαを

自己紹介の冒頭でちょっとした基礎知識を入れること。
なぜかというと、それがあなたの専門性や考え方を伝える最短ルートだから。

「飲食店で働いていて、バイトリーダーとして、10人のバイトスタッフを束ねました」というのもいい。でも、その前に「飲食店業界は競争が激しく、リーダーには人材育成が求められます。その中で私は...」と付け加えると、一瞬であなたのプロフィールがパワーアップします。

まとめ

自己紹介は、相手に何かを感じてもらうチャンスなんです。
だから、話の中には事実だけでなく、
エピソードや相手の期待に応える要素も忘れずに伝えてもらえるといいと思います。
よかったら、
一度自己紹介をコメントやメッセージで送ってみてください。

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