大庭和佳子の子育て人生5

5,第2子出産から専業主婦へ
1997年第2子を出産と同時に、夫が東京本社へ転勤になり、社宅のある横浜へ引越ししました。2度目の育休中、私は復職を模索していましたが、祖父母もいない横浜で、2人の子どもを保育園に預けて、東京まで通うことは物理的にかなり無理がありました。会社は横浜支店への転勤も考えてくれましたが、保育園に入れるかどうかも保証がない…。名古屋での生活より、東京勤務のほうが通勤に時間がかかり、夫は全くあてに出来なくなりました。
私が仕事を断念せざるを得ない…暗黙の了解でしたが、退職は本当に無念でした。当時30歳「なぜ私だけが仕事を辞めなければならないのか?」夫は当たり前という態度でしたが、私は心中、納得できないまま悶々とした気持ちを抱えながら、初めて子育てに真剣に向き合う生活を送り始めました。

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