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ニューヨークで和食をつくる理由


約12時間の空旅を終え、GFK空港に着いた。

一つ26キロの重さの大型スーツケース二つをピックアップし、6$で借りた手押しキャリーに積む。
1人旅にどうしてスーツケース二つも必要なのか?
それは、一つは服や日常生活必要品が、もう一つのスーツケースには、日本食がぎっしり詰まっているのだ。

クイーンズの住宅

と、言うのは、NYでの滞在先は姪のアパートで、日本食はわたしが食べる分と姪とそのパートナーへのお土産。と、言えば格好がつくが、つまりはわたしがNYで自炊をするためだ。

わたしは、厄介なことに日本食がメイン食なのだ。もちろん、どの国の食事も楽しく味わい頂く。けれども、回数が多くなり、疲れが増すと、白米に塩昆布と梅干しが最高に美味しくなり、体が脂っこい食べ物を受け付けなくなる。
もう、これは「食は文化なり」を自分の身体で感じるタイミングなのでしょうがない。
なので、そんな時は自炊となる。

1935年築のアパートロビー
着いて初日は姪の手料理 
パプリカの肉詰め温野菜添え
火肉とアボカドのサラダ
朝食

今は、NYに限らず和食食材が購入できる。納豆、豆腐、味噌、大根などなど。でも、精米したての米、炊き立てに白く輝き甘みを感じる米はなかなかない。今回は、自分で玄米を精米して持参した。
ただ、3食を米飯すると滞在中に底をつくので、朝食はパン。 

セントラル・パークに散歩した帰りに、コロンブスサークルのホールフーズで食べたい食材を調達した。そして、食べたいように自分で調理し食べる。これが、元気に旅するためのわたしの秘訣だ。


今回、発見したのはコロンブスサークルのホールフーズ肉屋さんの肉は安くて美味しいこと。
例えば、600円も出せば上質な牛肉リブブロックが日本でいうステーキ3枚分くらい買える。もちろん、赤身肉だ。
調理して、食べると柔らかくて口の中に脂肪のしつこさが無く、ほんのり旨味が残る。

肉じゃが、トンカツ、豚汁、蓮根のきんぴら肉そぼろなど作ってみた。

姪とパートナーにも好評だったと、思う。

#NY #わたしの旅行記#和食#オバサト63#Whole Foods Market#この町が好き

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