【No.29】The Arran Malt 10年【テイスティング】
どうも、おばちゃんです。
今回は、根強い人気がある、アランモルトを紹介します!
アラン島というスコットランドの島で造られている唯一のモルトですね。
最近新しい蒸留所のラッグ蒸留所というのが新設したのでそろそろアラン島唯一じゃなくなるみたいですけど、アラン島で新しいウイスキーがリリースされるだけで今から楽しみです😆
それではレッツテイスティング!
【香り】
・バニラ
・オレンジマーマレード
・うっすらレモン
・時間がたつとシェリー樽系の香りが出てくる(レーズン)
【味】
・ピート香がふわっと
・甘みが広く薄く
・余韻は強めの樽の風味が続く(ビター)
味としては苦味の方が強い印象ですが、奥から感じる甘みを感じると自然と笑顔になっちゃいます😊
その一方で香りは甘さを強く感じるので味とのギャップが面白い逸品ですね。
【これだけは知っておきたい!】
生産地:スコットランド(アラン島)
分類:シングルモルト
度数:46%
樽構成:ファーストフィルバーボン、シェリーホグスヘッド
このアランモルトのボトルは2020年1月に一新されて下のようなボトルデザインに変更されました。
今までの特徴とはうって変わってずんぐりした感じのデザインに変わりましたね。
旧ボトルは渋い、新ボトルはかわいい。
そんな印象を持ちました。
さらに、蒸留所名も変更されて、
「アイル・オブ・アラン蒸留所」から
「ロックランザ蒸留所」になりました。
新ボトルにはロックランザ蒸留所で蒸留されたことが明記してあります。
昔アラン島は50程の蒸留所があり、
ウイスキー造りがさかんだったのですが重税により全て閉鎖してしまいました。
もうアラン島のウイスキーは飲めないのか…とされていましたが、ハロルド・カリー氏が70歳にして現在のクラウドファンディング的なことをしてアイル・オブ・アラン蒸留所を再建しました。
すごく希望のもてる話ですよね。
夢を叶えるのに年齢は関係ないと分からされるような逸話です。
このストーリーを知って、
伊能忠敬さんを思い出しました☺️
伊能忠敬さんも50歳から測量学を学び日本地図を作り始めたので、同じ雰囲気を感じます。
ウイスキー界の伊能忠敬、ハロルド・カリー氏の造ったアランモルト、ぜひとも飲んでいただきたい逸品です。
ストーリーを知ってから飲むとよりおいしく味わえるかと。
僕はアランモルトのストーリーを知ったまま、飲んだ記憶を消したい気持ちでいっぱいです笑
それではまとめです。
【結論】
苦味がメインの奥から現る甘みが至高。
夢を叶えるのに年齢は関係ないを教えてくれるウイスキー。
現在はロックランザ蒸留所という名前に。
それでは今日はこのへんで!
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