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「家型パンフレット」にこめた想い

20年おばちゃんちの顔として活躍してきた「家型パンフレット」

グラフィックデザイナーの金子由美子さんが、「プロボノ」で作成してくださったもので、観音開きに折りあがって1000部単位で納品、屋根の部分を三角に折るのは手作業です。手間暇がかかることですが、その作業に大勢の人が携わって完成するところも、いかにもおばちゃんちらしいところです。

屋根の色は様々変えてきましたが、屋根に書かれたおばちゃんちのビジョンの言葉は一文字も変えていません。

「ふれあいの家―おばちゃんち」へようこそ
赤ちゃんから高齢者が集えるところ、
子どもがすこやかに育ち、若者が輝き、おとなが心ゆたかに暮らし、
世代を超えたふれあいが繰り広げられる身近な場所、
互いに支えあい共に育ちあって暮らす、そんな「まち」をめざします。

このビジョンに向かって、何ができたのかな?の20年とこれからを考えるのが、今回の設立20周年事業の目的です。

家型パンフレットの内側、設立当初のもの、2012年のもの、現在のものと三つを見比べてみてください。

設立当時のもの
2012年のもの
現在のもの

20年前は2つの事業と協力・プロデュース事業だけでしたが、20年間「やって欲しい」と「やってみたい」の声に耳を傾けて、「できる人が、できることを、楽しく」事業を広げていき、5つの広場に約20の事業となりました。

また、10年前と今の物を比べてみると、下側の藤色の「協働」部分が大きくなっているのがわかります。これは、ネットワークが絡み合いながら広がって、おばちゃんちだけで抱え込むことなく「子育て・子育ちにやさしいまちづくり」を進めてきたことを表しています。

「子どもが育つ、まちが育つ」の歩みを表していると言えます。

(いく)

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「おばちゃんちの20年と これから」12月4日開催。
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