sachisachisachi

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最近の記事

手放して、また。

家も、車も、家具、家電、お気に入りの洋服など身の回りのもの全部、 すべてを手放すときに、「モノを所有すること」は、これからはやめよう! という経験をして、 日本から移住したメキシコ生活では、"所有"を、最低限にして7年暮らした。 そんな私達夫婦が、日本に戻ってきて家を購入、所有することになるとはなんともおかしな人生だ。 家を所有すると身動が取りにくくなる。 というのは身にしみて、わかっている。 だから、日本に帰ってきてお家を持とうとは別に考えていなかったのだ。 が

    • 学童保育でのお仕事。

      今、私は週2回だけ自分の母校にある学童保育で働かせてもらっている。 そもそも、子供というものに距離をおいていた人生だった。 でもいざ自分が、母親になり間違いだらけと言われそうな子育てをしてきて、ふと。 果たして他の子供ってどんなんなんだ、 そもそも子供ってどんな生物なんだ、 というところから始まった。 まだ少しの期間しか子供達と過ごしていないのだが、子供のパワーは計り知れないというのを感じた。 とりあえず面白い。 それぞれの個性がありのまま現れていて 【みんな違っ

      • 豊かさとは

        〜今の想い〜 7年間のメキシコ・オアハカ移住の前は 世田谷・用賀の新築マンションで4年過ごし当時は物欲と成長欲の欲まみれだったから、 すぐお金が飛んでいった、けど月が変わればまた入ってくる。入ってきたらまた思う存分使って、そんな生活だった。(全ては和さんのおかげ) そんな生活から一変、オアハカ移住後の生活は質素だった。 日本には、 職もない、マンションも売り、住むところもない、車や家具、家電を売り、私物はスーツケース2つ分にしぼり、 日本に何も残さずオアハカへ。

        • 強欲爺さんとの戦い

          オアハカ・たこ焼きサチータのスタートは30平米の小さな物件だった。 大家の爺さんは奥の平屋に一人暮らししていた。 家賃収入のみ、でやることは特になく 毎日、通りに座って女性のおしりを眺めるのが日課だった。(大の女性好き、特にお尻) 爺さんはウチが入っているところとその隣と、二つの物件を持っていた。 うちがお店をやっている期間に、隣の物件は入ってはすぐ潰れ、の繰り返しだった。 セントロにもあるおしゃれなパン屋さんが二店舗目の出店ということで隣に入ってきた時のこと。 内装・外

        手放して、また。

          メキシコ育児。新品ママチャリがまさかの・・・

          メキシコ・オアハカにて。 娘のまっつー3歳が幼稚園に入園するにあたり、 送り迎え用のママチャリを購入。(一か月の家の家賃より高かった!) この地域は車社会なのでママチャリに乗っているのは唯一私の日本人友だち一人w でも、お店も忙しいし、免許はとった(買った)けど車も持ってないし ということでチャリ送迎に決めた。 購入したお店からお家への帰り道、るんるん気分で数百メートル試乗。普段は基本徒歩移動なので、自転車の速いこと速いこと!いい感じ♪ 明日から快適だ、楽しみだ! と、入園

          メキシコ育児。新品ママチャリがまさかの・・・

          メキシコ出産ばなし

          出産といえば、一つの大きな出来事。 私の場合、帝王切開でラクに出してもらったし、色んなことを忘れっぽいし 覚えているうちに書いておこう。 メキシコ・オアハカでの出産。 当時、色んな人に「異国で初出産なんて凄いねぇ〜」と言われたけど、 いえ、全然!!! メキシコの方が出生率高いから、なんか日本でより安心していた。 こっちでは、医師の都合上(手術の方がお金が稼げる、自分のスケジュールが立てられる)大半が帝王切開。 せっかくの機会だし、一度は想像もつかない程の 痛い!苦しい!と言

          メキシコ出産ばなし

          卒乳のとき。

          まっつーの卒乳。 それは急に来て、あっという間(半日)に終わった。 オッパイ星人のまっつーは、よーくオッパイを飲みあさってた。 私もよーく出た。 粉ミルクを使ったのは生まれた当日から2日だけで、そこから粉ミルクを使うことは全く無く、1歳4ヶ月まで母乳と離乳食のたこ焼き(たこ焼き屋のため)で育った。 そして卒乳の日は突然やってきた。 お店で使うゴマを炒ってた朝食後、(炒るのって意外と大変なの) やっと炒り終わった胡麻を全部、ひっくり返してザバーと床にこぼされた。犯人まっつー

          卒乳のとき。

          ゴミ収集車の鐘。

          ここ、メキシコ・オアハカでのゴミの捨て方は少し日本と異なる。 ゴミ収集車が所定の位置に来ると、ゴミの人が大きく鐘を鳴らして 周辺住民に、自分たちが来たことを知らせるのだ。 なかなか響くから、一つ前の停留所でのお知らせの鐘がかすかにこちらに聞こる程。次はココだ、と心の準備ができる。 運よくサチータの向かいが停留所なので遠いところから必死にゴミを持っていく必要はない。 この鐘が、3週間聞けない時期があった。 そうゴミを3週間捨てれなかった。 うち、たこ焼き屋、飲食店。 生ゴミも、

          ゴミ収集車の鐘。