見出し画像

卒乳のとき。

まっつーの卒乳。
それは急に来て、あっという間(半日)に終わった。


オッパイ星人のまっつーは、よーくオッパイを飲みあさってた。
私もよーく出た。
粉ミルクを使ったのは生まれた当日から2日だけで、そこから粉ミルクを使うことは全く無く、1歳4ヶ月まで母乳と離乳食のたこ焼き(たこ焼き屋のため)で育った。

そして卒乳の日は突然やってきた。
お店で使うゴマを炒ってた朝食後、(炒るのって意外と大変なの)
やっと炒り終わった胡麻を全部、ひっくり返してザバーと床にこぼされた。犯人まっつー。

今思うとそんなブチギレすることではないのだけど、(出産後の何か?授乳中の何か?ホルモンバランスの関係?)
当時の私はブチギレして
もう、今日からオッパイあげないから!
と彼女の一番大好きなものでもあり、生命線でもあるオッパイを取り上げてやった。

そういった手前もあり、いい時期だしオッパイはもうこれっきりにしよう。
卒乳だ!
まっつーがオッパイ欲しがったときに、飲めないようにと浮かんだアイディア。
恐ろしい悪魔の顔を、ペンで乳首に書いて仕込んでおいた。

さあ来ました、まっつーがおっぱい飲みたいってなって、
どうなるかワクワクしながら
悪魔つきオッパイをまっつーの目の前に出したとき、まっつー・・・

見た瞬間
固まって、
凝視して、
全力で泣いて、
お父さんの方に、
逃げた。

それ以降、オッパイはあげてない。というか、欲しがっていない。
そのやり方がその後、心の成長に何らかの影響があるかはわからないけど
とりあえず卒乳は大成功でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?