血尿?いえ、ビーツ尿

bixi、モントリオールのレンタル自転車も11月15日で今期は終了となり、チャリで15分ほどにあるsuper c(激安スーパー)も、もう軽い気持ちでは行けないなあと思っているところです。特にスーパーの買い物は重くなるので徒歩でのろのろと30分行くには気が重い。(去年の冬は気合で行ってたが)

そんなこんなで見納めも含め、super c へ行ったところ、約2.5キロのビーツが1.5ドルという破格で売っていたので、まんまと買った。

ビーツ、おしゃれなカフェとかでうすーいスライスが1,2枚サラダに混ざってたりするが、それ以外見たことはない。

調べるとロシア料理のボルシチの赤はビーツの赤らしい。オーブンで1時間くらい丸焼きにして、料理するみたいだ。

ほほう、とりあえずオーブンにぶっこみ、切ってみる。赤い!とにかく全てを染める。血のような赤だ!指もまな板も染め、服に着いたら全然とれなさそうだ。

1個食べてみたら、攻撃的な見た目とは裏腹に、優しい甘さのある野菜だ。
でも、何に似ているとも表現しがたい。根菜なので、芋の親戚か?とも思うが、そうでもない。かぶが一番近いか?

ボルシチにしてみようと思い、他の野菜と鍋にいれ、本来は牛肉を入れるらしいがなかったのでベーコンを入れた。そうしたらミネストローネになった。(ただし、ビーツの赤に完全に染まっている。)

優しい味のスープは結構いい仕上がりになったが、次の日の朝、私を恐怖に陥れた。

血尿だ。

私は今まで、尿に異常が出たことがないので、正直、「終わった。」と思った。それぐらい尿に黄色以外の色がついていることはかなり人を怖がらせる。

後に一緒にボルシチを食べた同居人に聞けば、ビーツ尿と言われ、ビーツを食べた後は一時的に尿が赤くなるそうだ。私の場合、便も赤茶になった。

なーんだ、そうとわかれば、なんてことはない。
作りすぎたボルシチを次の昼、晩飯と食べていたところ、お腹が緩い。

確かに食べ過ぎるとお腹が緩くなることがありますってネットにあったが、本当にその通りだ。何回もトイレを往復することになった。



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