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【単巻5冊読書感想㉖】『「また会いたい!」と言われる一流の話し方』『宇宙を生きる』『人がつくった川・荒川』『職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術』『現想と幻実』

 隙間時間にビジネス書を読むようになりました。

 あれ、疲れていてもサクッと読めるように構成されているので、ちょうどいいんですよねー。

 今度、「隙間時間にKU」みたいな記事を作ろーかなとか思ってるんですけど、需要のほどはどうでしょうか。

 まぁ、需要は生み出すものですし、とりあえず書きますか。


 というわけで、今回の5冊です。




【1冊目】人付き合いさえ本で学びますけど何か?『「また会いたい!」と言われる 一流の話し方』

 本の世界の中だけで生きてきたので、人とのうまい話し方がわからん。

 というわけで、本に学ぶ。

 嫌味は明るく爽やかに「どういう意味ですか?」で撃退。
 「恐れ入りますが」などのクッション言葉の類義語を覚えて、意味ごとに使い分ける。
 「ありがとう」は何度言ってもいい。

 クッション言葉とかは、Notionで意味をまとめて、実際の仕事シーンも添えて書いていく……ということをしていきたいと思います。



【2冊目】結論・構成迷子『宇宙を生きる 世界を把握しようともがく営み』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 宇宙学の人ってなんか淡白でサラサラした文章を書くなぁ……。

  ……。



【3冊目】課題図書を「読書感想文書きやすい」と思いながら読む『人がつくった川・荒川 水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする』

 ※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 今年2023年の中学生課題図書です。

 中学生たちに迷惑がかからないよう、9月に入って図書館から貸出。

 いやー、これは、すごく、読書感想文が書きやすい。

 東京都周辺の学生は、実際に水門を見に行って「大きさに感動した」とか「本に書かれていた役割を果たしてきたことがわかった」とか書いとけばいい。

 地方住みなら「他にもたくさん人の手によって流れが変わった川が日本全国にあると書いてあったので、身近にある川を調べてみた」とすればいい。
 あるいは、「祖父母に話したら、昔の話を教えてくれた」という流れで調べたことをプラスして、帰省する祖父母宅周辺の川でも可。

 地域の利水・治水を調べるという手もある。
 関西圏在住、滋賀・京都・大阪あたりなら、琵琶湖の利水事業を調べるとか、琵琶湖疏水記念館とかに行くとか。

 帰省先の祖父母宅が田んぼを持っているなら、その地域がどうやって水を引いたかみたいなことを調べていもいい。

 そこから、なんかいい感じに「過去の人が努力した結果、わたしたちが安全に快適に暮らせていることがわかった」みたいなことを書いて、「近年、環境問題が取り沙汰されているけれど、昔から引き継いできたものを守っていきたい、大事にしたい」とか「同じように未来の人たちに遺していきたい」とか書いておけばいいわけでしょ。

 ちょっと変化球なら、「荒川の工事にあたってメリット・デメリットの両方があるとかかれていた。無駄なダムの建設などの話題を聞くので、ダムのメリット・デメリットを調べてみようと思った」とかでもいい。
 で、結論として、「流行とかお金のためではなくて、人々の生活に本当に必要か、豊かになるかを考えていかなければならないと思った」と書いておけばいい。

 最後は環境問題に話になって「ゴミ拾いイベントに参加してみよう」ともあるので、そういうイベントに参加してやったこと、思ったことを書いたらいい。

 うわ〜書きやすい。

 ていうのが先行しすぎて、他の感想が……ありません!!

 なので。

 布教をこめて、他に読書感想文が書きやすい小説を紹介したい。

 それは、

『ダレン・シャン』一巻

 シリーズものだけど、最初は一巻完結の前提で描かれているので、一巻だけ読んで読書感想文を書いてください。

 しかも、マジで書きやすいと思う。
 家族とか兄弟とか友達と喧嘩をしたことのない子どもはいないわけで、その大喧嘩の実体験を書いて、「急な事故とかでダレンみたいに家族と離れ離れになるかもしれない。家族をもっと大事にしたいと思った」と書いておけばいいんだもの。

 ほら、書けそうでしょ!

 で、本に興味のない小学生高学年男子でも「どんどん読んじゃう」のは、全世界からお墨付きを得ている。

 分厚いシリーズを読んだって過去があれば、大学生になった時とか社会人になった後とか、分厚い本や難しい文章に多少は馴染みやすくなると思うんですよねー。

 まぁ、そんなところで。 



【4冊目】『職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術 ムダに「反応しない」。ムダに「争わない」。』

 職場に苦手な方がいるから読み始めましたが、「いや、ここまではないわ。恵まれている職場だな」と思うことができました。

 プライベートなことを聞かれたら、「えー秘密主義なんでー」とかはぐらかそう。
 嫌味には「え? どういうことですか?」と明るく返す……ってのは一冊目で学んだことだっけ……?

 本当に困っている方は、読んで反抗を初めて見るのも、やられっぱなしよりも生活に張り合いが出るかも……?



【5冊目】あんまり好きじゃなかったけど、収穫はあり?『現想と幻実 ル=グウィン短篇選集』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 アーシュラさんのは、短編はなかなか合わんなーと。

 そもそも、未翻訳分なので、それって「翻訳しにくい、伝えにくい」って短編が集まってるので、最後の解題がなければ小説として成立しないかも……。
 特に、最初の数編。

 「背き続けて」が一番好きだし、そのために読んだ一冊って感じ。

 あー。
 また『ゲド戦記』を再読したいなー。




 それでは最後に。
 皆様の読書ライフの充実を祈って。

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