【単巻5冊読書感想㊱】『きのこと動物』『ヤバいビル』『まず牛を球とします。』『世界の美しいきのこ』『キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ』
2023年400冊を目指して、ラストスパート中。
ひたすらに『魔術士オーフェン』を消化しています。
というわけで、追い込み中なのであっさりとした感想に。
単巻5冊も半月ぶりくらいですね。
では、今回の5冊。
【1冊目】『きのこと動物 森の生命連鎖と排泄物・死体のゆくえ』
※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません。
うーん……。
ダブスタなんですよね……。
生物学を専攻していなくてもわかる、専門的な菌類の本ってそもそも少ないんですよね。
だから、最後まで読んだんですが……。
タイトルに「きのこ」と銘打ってるので、子実体(きのこ)を作るものにこだわっているんですよね。
いや、世間一般には「きのこ」イコール「菌類」くらいでいいんですけど。
「自然を〜」とかいう理由で動物の死骸は埋めないのに、蜂の巣は撮ってきて埋めるんかい、とか。
ダブスタもあってですね。
読みづらい……。
まぁ、面白い知識もあったんですが……。
地中で営巣する動物・虫の糞から長い柄を持った子実体が生える。動物の死体も同様。
リスはきのこを樹木の枝の上に蓄えることもあるほか、若い森林へ食事に来、糞を通じて菌根菌散布者になっている。
とか。
築地書館さんは菌類の専門的タイトルを他にも出してらっしゃるので、今後読んでいきたいですね。
【2冊目】はい、嵩増し枠です『『ヤバいビル』 1960-70年代の街場の愛すべき建物たち』
※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません。
2023年、400冊を目指してるので、冊数の嵩増しをするため、図書館から借りてきました。
建築学系を齧ってる方は楽しめるのかも。
「やばい」って言葉が、80年代に青春を過ごしたオジサンの語彙になってることに、なんだかショックを受けた一冊。
【3冊目】日本作家のSF短編集『まず牛を球とします。』
※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません。
読書メーターの読友さんのオススメ。
面白かった。
ハードSFではないんだけど、そこら辺が日本の良き短編集の味を出している。
語彙がネット系というか、ポップ。
作家さんがネットネイティブ世代なんだろうなと。
あんまりネット文化に馴染みがない方は、逆に読みにくいのかも。
どの短編も「もっと長く読みたいな〜」となったので、この作家さんの長編も読んでみたいと思います。
【4冊目】美しいだけじゃない! 自然を覗く『世界の美しいきのこ』
※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません。
どの写真も綺麗なのは大前提。
キノコだけではなく、キノコを見つけて目をキラキラさせているリスの写真なんかも。
うまく自然の一幕を切り取っている。
綺麗なキノコの写真をただ単に集めたわけじゃない。
ちゃんと菌類に詳しい方が集めましたっていう編纂の意思を感じました。
文章を読むのは辛い、って時に、オススメの一冊。
疲れを癒す、リラクゼーション的な写真集はありがたいですね。
【5冊目】『キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ』
ちょっと職場で悩みがあったので手を出しました。
うーん、あれです。
電子書籍出版みたいな、ぎこちない文章が続く。
部下や営業職の立場からの一冊なので、わたしが知りたい情報とはちょっと外れてたかな。
でも、自分の職場での言動というか、「こういうところはちゃんとできているか?」と見つめることができる一冊になった。
それでは最後に。
皆様の読書ライフの充実を祈って。
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