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【ラノベ☆ヲタっ!!】Is this world in a loop?【読書感想】

 Kindle Unlimited対象で5冊探してきたことを褒めて欲しい!!!(2023年10月〜12月現在)

 タイムループものです。

 タイムリープは含みません。

 で、すべてラノベです。

 いや、よく5冊もあったわー。
 よー探したわー。エライ!

 というわけで、5冊いきましょう!!



【1冊目】『いま、n回目のカノジョ』

 面白かったー!!!

 Amazonレビューを始め、結構、低評価な感想が多いタイトル
 警戒しつつ読みはじめたんですが、超! 面白かった!!

 ループものと聞けば読んでいる……というループものガチ勢には物足りないのはわかります。
 『All You Need Is Kill』みたいな、ループのギミックとか、SFとしての理由づけはない。

 あとがき曰く、「日常系ループもの」

 「日常系ループ」
 しっくりきます。

 タイトルが悪いところはありますよね。
 『今日も明日も、僕たちはループする』とか『明日ループするなら、今日何する?』とか日常モノを匂わせるタイトルにしたら、読者とのミスマッチは減ったかもしれない。

 さて。

 優しすぎる詩音。彼女の後悔からループが始まる。
 大きい後悔よりも、小さい後悔が日常には多いわけで。
 「限定パフェがなかった」「お腹が鳴ったのが恥ずかしい」なんて小さいことでループが起きる!

 彼女に惹かれた主人公は、そばにいる事で無数のループに巻き込まれてきた。
 その中で、出した結論は、「諦める」
 けれど、転校生のトンデモ美少女・神崎もループに巻き込まれるようになったことで、物語が始まります。

 神崎さんがもうね、キャラがぶっ飛んでる!

 美少女、目つきが悪い。
 ぼっち。
 ぼっち極めすぎて、言動が女王様。でも、内心は寂しがりや。

 それで、好き嫌いが分かれるところなんだけど、会話が好き

 なんでだろう、一歩違ったら「厨二くさい」とか「狙いすぎ」って思うんだろうけど、今回はなんか大丈夫でした。
 単純に、テンポよく読めて楽しめました。

 そのときの体調とかフィーリングとかもありますよね、こういうの。

主人公の、全て諦めて、だからこそフザけてる感じが……。
 もうね、刺さる!!

 合わない方も多い作風だと思うので、とりあえず数ページ読んで判断して欲しい。



【2冊目】『サクラダリセット』

 探していた頃は、角川文庫版が1・2巻のみKU対象になっていたんですが、角川スニーカー文庫が全巻対象に!

 ということで、年末に読破しました。

 世界観が独特。

 特殊能力が存在する街サクラダ。
 何があっても記憶を保持している主人公と、自分の記憶もなくなるけど世界を三日だけリセットできる少女。
 彼らは、人を幸せにするために、今日もリセットするーー

 というストーリーになっています。

 結構、設定も独特なんですが、それに負けていないほどストーリーが本当にいい。
 タイトルの『サクラダリセット』がダブルミーニングになっていくのが、秀逸!

 絶対に読んでほしいシリーズです。

 文章も独特な透明感があります。
 男性作家で、この透明感出せるのはすごい。

 没入感がすごい!

 この作家さんの本をもっと読んでみたいと思いました。

 シリーズ感想も大体同じことを書いていますが、良ければ読んでやってください。



【3冊目】『クイックセーブ&ロード』

 読書メーターに記録はないんですが、多分既読です。

 ガガガ文庫のループもの、という記憶しかないんですが、多分、これかな、と。

 内容も全然覚えていないので、まぁ、初読と同じですよね。

 で。

 うーん。

 セーブ&リセットというループ設定も、前記の『サクラダリセット』と同じで、あんまりオリジナリティを感じない。

 王道ストーリーなんですが、ラストがちょっと弱い。

 し、展開が結構、急というか、滑らかじゃない感じですね。

 ループものをたくさん読んでいる方は、物足りないと思います。

 初めて読むという方には、ライトに読めていいかもしれません。



【4冊目】『空ろの箱と零のマリア』

 この時代のラノベ、マジ好きです!!!

 表紙からして、シャナ世代というか、ラノベのありがちなヒロイン立ち絵なので、今までスルーしていたんだと思います。
 いや〜もう、迷わず1巻読んだ方がいいってレベル!!

 ループもの全く関係ない感想になってしまうけど、世界観がいい!!

 甲田学人さんの『断章のグリム』と世界観は似てる気がする。
 でも、独特の閉塞感は『missing』を思い出したり。

 とにかく、マジで好みだった。

 ループ要素は副次的で、2巻からは違うギミックが使われます。
 でも、最後はループに回帰したりして。

 とりあえず読んでみて!

 独特なこの雰囲気は甲田学人さんの自称メルヘンと同じく、
 読まなきゃ伝わらない! ものだと思います。

 これはもう、シリーズ読破しなきゃいけませんわ。

 というわけで、読破しました。
 シリーズ感想は、こちらから。



【5冊目】『知識チートVS時間ループ』

 読んでません。

 はい。

 プロローグで脱落しました。

 文章の感じが、フィーリングに合わなかった。

 その場に何人いるのかわからない。
 「乳でかい」じゃなくて、「彼女の胸がぷるんと震えて、大きさを誇張してくる」くらい書いて欲しいんだ……。

 というわけで、ループに入る前に脱落しました。

 他のループものを探したんだけど、KU対象はなかったのでとりあえずこのタイトルを入れておきます。

 「最近の異世界ものは〜」とは言いたくないけど……
 今のよりも昔のタイトルの方が好みなんですよね。


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