徒然1日1冊 Kindle unlimitedタイトル紹介 #28『農協月へ行く』
今日の一冊!
注意! 「エロ」「グロ」「ナンセンス」が嫌いな方は読まないでください!
「月行てこましたろか」。ひとり六千万円の月旅行に出ることになったご一行様。観光用宇宙船の中で大暴れ、着いた先の月では異星人と最初の接触を取ってしまい、国際問題に発展するが―(「農協月へ行く」)。地殻変動で、日本を除く陸地のほとんどが海没、各国の大物政治家から領土をねだられた日本は(「日本以外全部沈没」)。ほか、「経理課長の放送」「自殺悲願」など痛烈なアイロニーとブラックな笑いに満ちた短篇七作を収録。
『旅のラゴス』『時をかける少女』など数々のSF名作を生み出した筒井康隆の初期の頃の短編集です。
エログロナンセンス、ブラックユーモアでも有名な作家。このタイトルは、はちゃめちゃな7作が詰まった短編集です。
筒井康隆ファンも、まだ挑戦したことがない方も、ぜひご一読ください。
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