毎朝サンダルで走ったら体が軽くなって、全然太らなくなった話。ジムよりもいいかも。
はじめまして。こんにちは。
福岡でフリーランスでデザイナーや企画、たまにスポーツライターなんかをしている酒井と申します。44歳の元気なおじさんです。
さて、サンダルで走るってどうゆうことってことなんですが、結論から言うと、「ルナサンダル」という、ほぼ素足に近いペッタペタのサンダルを履いて走っているんですよ。僕は。
ルナサンダルの写真を見せるとこんな感じ。
めっちゃ薄いんですよ。足と地面を薄いゴムが一枚挟んであるだけの、これ以上にないシンプルなサンダルなんです。
しかもこのサンダル、高いんですよ。
普通に買ったら、今だと10,000円以上しちゃいます。
あ、ちょっと待って、帰らないで!!
わかります、アホか!って思いましたよね。
こんなにぺったんこのサンダルになんで1万円も出すんじゃい!
一万円あったら、NIKEやアディダスのランニングシューズ買って、余ったお金でスタバに行くわ!
と、思っている方も多いと思いますよ。分かります。僕もそう思ってましたよ。
正直、僕も買って二週間くらいはめっちゃ後悔してました。
なんというか、サンダルで走るとシューズよりも体の負担が大きく感じるんですよ。まぁ、想像はしてましたが、振動が体の芯に響く感じがするんですね。
僕はこのサンダルのことを、
「BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"」
って本を読んで知ったんですね。
超ざっくり本の要約をすると、メキシコの秘境にララムリ族って民族が身を潜めて暮らしているんですよ。
彼らはかつてのヨーロッパの侵略者、それこそ大航海時代の時ですからもう数百年前の話なんですけど、その侵略から逃れるために走って走って走りまくって山に辿り着いた民族なんですね。
なので、警戒心も強く、なるべく今の社会と交わらないようにしていますから、彼らの存在が世の中に知られてなかったんですよ。
ただ、ウルトラマラソンっていう100kmくらいあるマラソン大会で、サンダル履いた謎の軍団が上位を独占するようなことがあって、それが結局ララムリ族だったんですが、その彼らが履いていたのがシューズじゃなくて、ただ廃タイヤを切って作ったうっすいサンダルだったんですね。
そこから、もしかしたらシューズよりも、サンダルで走った方が人間の力をめちゃくちゃ活かせるんじゃね?みたいな着想を得て作られたのが、このルナサンダルだった。みたいな感じです。
とはいえ、さっきもお伝えしたように、僕みたいな日本人は最初はとにかく走ったらすぐに体が疲れちゃうんですよ。
こんなの絶対に無理でしょ、遺伝子的にムリ!!
って思ったんですが、やっぱりさ、1万円以上だして買っているわけですから、なんか悔しいんですよ。それで、もう一回「BORN TO RUN」読み返したら、走るコツみたいなのを登場人物のカバーヨって奴が話していたんですよ。ちなみに彼もララムリ族じゃないんです。白人です。
「最初は楽に、次に軽く」
あと、二つくらいあったんですが、あ、今調べますね。
「スムーズに、速く」
って書いてありますね。そうそうそんな感じのことが書いてあったんです。
走るコツとして、楽に、軽くを大事にしようみたいなこと。
これって結局、ジョギングってことだよね。
って思った僕はとにかくゆっくりジョギングを始めたんですよ。痛いサンダルで毎日。
そこから二日くらい経ったところである変化に気づくわけです。
あれ?体が痛くないぞ。と。
どうやら、痛い原因って、速く走ろうとしていたことだったみたいです。
今のジョギングシューズって、底がフッカフカのシューズが多いじゃないですか?僕が前に履いていたNIKEのシューズもマシュマロみたいなフカフカの底でとにかく絨毯の上を歩いているみたいだったんですよ。
そのシューズの宣伝コピーが怪我せずに永遠に走れる。みたいなことで。
だから、多少、強めに地面に着地してもあまり痛くなかったんですが、実はそのシューズを履いている時ってふくらはぎが、とにかくつりやすかったんですね。
僕はそのことを自分のトレーニング不足だと思っていたんですが、毎回そんな状態でつっていたのでランニングが嫌いになっちゃったんですよ。
それがですよ。うっすいサンダルで走っている時は、ふくらはぎがつらないんですよ。それどころか、足に負担を感じないと言うか…その代わりに腹筋周りとか胸周りに疲労を感じるようになったんです。
科学的なことはよく分かりませんが、とにかくジョギング中に足に負担を感じなくなったので、じゃ、明日もやってみるか。とサンダルを履いて毎日走るようになるわけです。
そして、さらにそこから二週間くらい経って、また、あれ?と気づくわけです。
「ぺったんぺったん」した足音がしなくなった。と。
サンダルを脱いだ時に気づいたんですが、最初はただのゴム板みたいなサンダルだったのが、自分の足に沿うように、湾曲しているんですよ。
感覚的に言うと、粘土に足を押し付けたような感じにサンダルのゴム底が変形しているんですよね。
そこからは、もう走ることが楽しくてたまらないわけです。
なんか軽いんですよ。シューズ履いている時も体が軽い!
そして、何よりも足が包まれてない分、開放感がすごい。まぁ、裸足ですからね。ヒャッホウって気持ちよさがあるわけです。
で、だんだん平地では物足りなくなってきて、近所の神社の階段なんかも登るわけですが、足の裏からくる衝撃がだんだんとクセになってくるんですよ。
で、そんなこんなで3ヶ月くらいもうサンダルで走っているんですが、さらに気づくわけです。
最近、腹筋割れてきた?と。
ぶっちゃけ、僕はこのサンダルランニングを始める前までは、もっと辛いトレーニングをしていました。
それが、キックボクシングです。週2〜3回、一回2時間以上練習してたかな。キックボクシングって辛いんですよ。
ウェイトトレーニングやって、サンドバッグを殴ったり蹴ったりして、その後、対人でスパーリングして本当に終わったら立ってられないくらい疲れるんですが、明らかにその時よりも軽い運動で、腹筋が割れ始めたんですよ。
なんでかはわからないのですが、サンダルで走っているおかげであることは間違いありません。
毎日走っていますが、それも一日20〜30分程度ですよ。そんなに長くやってないです。
なのに、自分史上最高の体になりかけているんです。44歳のおじさんが!
足の裏に、なんか痩せるスイッチでもついてるんじゃないかって思うんですよ。足裏ってなんか刺激を与えると良さそうじゃないですか。青竹踏みなんかもあるし。
あれの最上級がサンダルランニングなんじゃないかと思うんですよ。
走っているだけで、バシバシ刺激入りますからね。
で、不思議なことに、今までのどのトレーニングよりも慣れれば怪我しないという。ランニングシューズでランニングしてた時なんかよりもずっと気持ちよく走れてますから。シューズって何なんだ本当に!
というわけで、もう面倒くさいジム通いはしたくないけど、とにかくお手軽に痩せたいんじゃい!という方は、ルナサンダルでランニングがめっちゃおすすめです。
騙されたと思ってやってみてください。自分史上最高の体って、シンプルに裸足で走れる体だったんだ。と感動しますから。間違い無いです!
↓ルナサンダルの公式販売サイトはここ。
https://lunasandals-jp.com/products/luna-sandals-venado-2-0
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