営業なのに左脳人間になっていませんか?右脳プレゼンのススメ
はい、私です。社会人生活も10年を超えると、もうかちっこちの左脳人間です。社会人になると常日頃「論理的に説明しろ。ロジックは?」みたいなことばっかり言ったり、言われたりするので左脳ばっかり鍛えられます。でも一般の人の判断ってロジカルでないですよね?「何となくこっちが良さそう」みたいなふわっとした感覚で選んでいることが殆どです。つまり右脳的な感覚で選択しています。本来人間って右脳的な生き物で、実はロジックは後付けだったりします。最近B2Bの営業でも右脳が大切なんじゃないかと思っています。
右脳の必要性に気付いたきっかけ
スタートアップで働いていると営業だけでなく、一部商品企画も行います。B2B2Cのビジネスでも、商品企画の資料の中にはエンドユーザーのカスタマージャーニーやコンセプトが必要になります。一般ユーザーの右脳的な感覚に、どのようにアプローチしてどのように刺すか?みたいなことです。具体例でいうと製品の機能ではなく、ユーザーの利用シーンをふわふわな感じにしたいのか?それともクールな感じにしたいのか?です。左脳エリートの私にとっては試練の時でした(今もですが…)
B2Bも意思決定は右脳でされる
実はB2Bでも意思決定自体はロジックではなく、最後は決裁者の右脳的感覚で決まったりします。というのもB2B営業のキーマン=意思決定者は常に意思決定を迫られる人間です。意思決定をする際に完璧にロジックができている状態なんていうのは、まずありません。逆にロジックがでるまで待っていたら機を逸することでしょう。本当?と思うかもしれませんが、あなた自身意思決定を迫られた時、最後「えいや」で決めていることが多いはずです。少なくとも私はそうです(汗)
右脳に訴えるプレゼン
意思決定を迫る際はコンサルのようなロジック積み立て型のプレゼンではなく、寧ろ顧客が自社製品を採用した時のハッピーなイメージを伝えるべきではないでしょうか?
実は昨年末に、有名な外資系デザインファーム出身の戦略コンサルが同じことをプレゼンしていました。具体例として、メンズスーツの青木の社長に対して「Aoki Tokyo」というブランドコンセプトを具体的な店舗イメージとロゴと共に提案して採用されたことを説明していました。一部提案資料も見せて頂きましたが、かっこいいクールだと思う内容になっており、新しい青木ブランドが生れるということを直観的に感じれる資料になっていました。
右脳を鍛えよう!
ということでB2Bの提案営業を行う営業マンは意識的に右脳を鍛えましょう。というのも左脳はいやってほど求められるので、よっぽど意識して鍛えない限り、私みたいに左脳カチコチ人間になってしまします…
気軽に右脳を鍛えるなら図書館がオススメです。図書館にはたくさんの雑誌がでています。ファッション誌やデザイン誌は文字が少なく、右脳に訴えかけてきます。週に一度、近くの図書館で大量に雑誌を借りてきて、眺め読みすることをオススメします。そして是非右脳に訴えるプレゼンもトライしてみてください。
最後にオチ…
先ほど紹介した「Aoki Tokyo」実は2月末で閉店しました。意思決定には右脳的な感覚だけでなく、緻密な左脳的なロジックも必要ということでしょう(笑)以上右脳も鍛えましょうということでした。
以下は「Aoki Tokyo」閉店に関するお知らせ(涙)
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