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日本人の睡眠時間ヤバすぎです

日本人の平均睡眠時間が20年前と比べて激減しているという事実を聞いてから、あらためて厚生労働省が出しているレポートを調べてみました。

睡眠時間が短いと、認知症・肥満・糖尿や高血圧・ガン・生活習慣病・うつ病・自律神経失調症・パニック症候などの病気リスクも増大します。

少し前の平成29年度のものですがデータで見てみましょう。

※元記事は以下となります


◉厚生労働省による生活習慣調査の結果より(平成29年度)

「平成29年国民健康・栄養調査報告」より

・調査の質問内容

ここ1ヶ月間,あなたの1日の平均睡眠時間はどのくらいでしたか?
あてはまる番号を1つ選んで○印をつけて下さい。


★1日の平均睡眠時間(年齢は20歳以上対象・男女共データ・総数)★

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この結果から判明したことが結構ありますね。例えば男女共の総数データでみると、40歳代の約40%は睡眠時間が5時間〜6時間。
50歳代になると37%となっていますのでほぼ同じ・・。


ちなみに30歳代でも33%が5時間〜6時間なんですね。
さらに女性の方は40歳・50歳代では、常に40%を超えていて慢性寝不足状態が続いているという事実。

日本人の平均睡眠時間が6時間程度であるということがわかりますよね。
脳と身体にとって理想の睡眠時間は7時間と言われていますから、ちょっと心配ですよね・・


ここから判明したことは他にも以下のとおり。

・男女共に睡眠時間で7時間以上確保できているのは全体の20%ぐらい、もしくは20%以下レベル

・50歳代の睡眠時間もとても短い傾向。5時間〜7時間がボリュームゾーンで、特に女性の50歳代は40%が5時間〜6時間。60歳代でも36%と高い傾向がある。男性は60歳代では25%程度。

・女性の方が男性よりも平均睡眠時間が短い傾向がある


女性は子育ても忙しい年齢となる30歳代〜40歳代では、特に睡眠時間が短くなる傾向があると思いますが、50歳代でも短いままというのは意外な結果でした。

男性は比較的50歳代になると睡眠時間が40歳代よりも長くなる傾向があります。
これは仕事がハードな40歳代を超えて、少し落ち着いて来る、早く会社から帰れたりするような傾向があるのかもしれませんね。

次に睡眠の質に関するデータをみてみましょう!

・調査の質問内容

ここ1ヶ月間,あなたは睡眠で休養が充分とれていますか。
あてはまる番号を1つ選んで○印をつけて下さい。

★睡眠の質の状況について(年齢は20歳以上対象・男女共データ・総数)★

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男女共に「睡眠があまり取れてない or 全く取れてない」比率が30歳代から急上昇しますね。
20歳代や60歳代では20%ほど、もしくは20%以下なのに、
30歳代で28%、40歳代で31%、50歳代で28%となっていますね。


ここから判明したことは他にも以下のとおり。

・40歳代・50歳代の人は、平均睡眠時間が短いにもかかわらず、「睡眠がまあまあ取れている」という人が男女ともに55%ほどいる。

・睡眠時間が「全く取れていない」という回答は、20歳代・30歳代が一番多い。

これは仕事や子育てがハードであったり、精神的に睡眠がとれたと感じられない、眠れない人も多いのではないかとの仮説が当てはまりそう。


総体的にみても、明らかに平均睡眠時間が6時間以下が多く、睡眠があまりとれていない40歳代が、自分では睡眠がまあまあ取れていると感じていることが 驚きでしたね。

でもこれは本当は危険なシグナルではないか?とも思います。

なんでもそうですが、人間には良くも悪くも「慣れ」というものがあります。
痛み・苦しみ・しんどさ・精神的負担・肉体的負担などは繰り返し毎日同じことをしていると、不思議とそれに「慣れ」てきます。

この厚生労働省の調査結果から判明したことは、40歳代・50歳代は特に睡眠不足に対して、「脳や感覚・身体が麻痺してしまっている」人が凄く多いのではないかということです。

そしてこのデータには続きがありました。

参考として「睡眠で休養が十分にとれていない者」の割合を年次で比較した表が・・。

年度でばらつきは多少あるとはいえ、平成21年から増えていっているのがわかりますね。

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以上のこれらをまとめると、以下の事が判明しました。

・1日の平均睡眠時間は6時間〜7時間の割合がもっとも多い。男性が35%・女性33.4%。6時間未満の人も男性36%・女性42%であり、特に40歳代が一番多くて男性48.5%・女性52.4%である。

・ここ1ヶ月間、睡眠で休養が十分に取れていない人の割合は20.2%であり、増加傾向にある。日本国の目標値は割合を15%まで減らすことだが、逆方向に悪化している。


スマートフォンなどの普及も日本人の平均睡眠時間への影響があるように思いますね。
働き方革命で残業時間が減ったりする事で、働く人々の睡眠時間が確保できるようになると良いですよね。


◉大麻・CBDを摂取すると眠りが深くなる理由


不眠の人も多い現代社会ですが、厚生労働省が「睡眠障害」であると定義するのは、下記に当てはまる場合であると発表しています。

以下の症状などに当てはまる人は睡眠障害である可能性があるということになります。

★自覚できる症状

不眠(寝つきの悪さ、途中で起きてしまい再入眠できない、朝早く起きてしまう、熟睡できない)→ 精神疾患や身体疾患、服用薬、下記の睡眠障害をチェック そのうえで不眠症かどうか判断

過眠(日中眠くてしかたない、居眠りをして注意をされる)→ 睡眠不足や睡眠の質が低下する病気がないか、チェック もし夜十分眠っているのに日中眠い場合は、過眠症を調べる

就寝時の異常感覚(脚がむずむずしたり火照ったり、脚をじっとさせていられないためによく眠れない、夕方以降に悪化)→ むずむず脚症候群を調べる

睡眠・覚醒リズムの問題(適切な時刻に入眠できず、希望する時刻に起床することができない)→ 睡眠日誌で睡眠・覚醒リズムをチェック 概日リズム睡眠障害を調べる

★他人から指摘される症状

いびき・無呼吸(いびき、眠っているときに息が止まる、突然息が詰まったようにいびきが途切れる)→ 体重、飲酒、服用薬をチェック 時無呼吸症候群を調べる

睡眠中の異常行動(寝ぼけ行動、寝言、睡眠中の大声・叫び声)→ 夢との関連性、起こして覚醒するかどうか、チェック 睡眠時随伴症を調べる


睡眠中の異常運動(寝入りばなや夜間に、脚がピクピクと動いている)→ 就床時の異常感覚についてチェック 周期性四肢運動障害を調べる

※引用 睡眠障害 厚生労働省※


そしてCBDオイルやCBDリキッドなどを就寝前に摂取すると、よく眠れると発言している方が多いのも紛れもない事実です。

参考までに、実際にOasis Leaf へ2019年12月5日に投稿いただいたアンフィニ様の投稿をあらためて転載させていただきます。

私は癌を患っております。
最近痛みも酷く、気持ちも落ちていき 不眠症になってしまいました。
そんな私に知人からCBDオイルを進められました。
届いた日、たまたまその前日寝つきは悪かったもののなんとか眠れたようでいつもよりよく寝たなと思っていましたので、使っても効果はないだろうと半信半疑で使ったところ、暫くたち、、、 なんだか気持ちがスーッと軽くなり、小さい睡魔がきたような感覚になりました、
そしてそのまま身を任せていたらいつのまにか落ちてました、起きて時計見たら一時間でしたが、ちょっとビックリして、いろいろ自分で調べてみました、
そして調べてる最中にも眠くなりそのまま3時間ほど寝てしまいました、
起きてビックリしてます、同時に痛み止め飲まなくても痛みが軽減されてる事にも気がつきました。
 なにより眠れた事が良かったです。私の身体に合っていたようです。 多分お守りがわりになりそうです。


では、どうしてCBDで眠りが深くなるのでしょうか??

それは「浅い眠りをブロックするようになるから」という事が要因です。

いわゆる睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」と呼ばれる2種類の睡眠状態に分けられており、2つの種類の違う睡眠が一晩に交互に何度も何度も繰り返されます。

「レム睡眠」は寝ている間にピクピクと眼球が急速に動く睡眠のことであり、眠りが浅い状態を表します。一方、「ノンレム睡眠」は上記のような眼球運動が見られない、深くてしっかりとした眠りを表します。

この「ノンレム睡眠」の状態のときに現れる脳波の特徴で、「周波数の低い成分(徐波成分と呼ばれます)が中心となる睡眠」のことを「徐波睡眠状態」と言います。

CBDは、この「徐波睡眠状態」を促進して、浅い眠り状態である「レム睡眠」をブロックしてしまうと言われています。
CBDは、なるべく「浅い眠り」を防いでくれて、「深い眠り」状態にしてくれるということになるのです。


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