ニッポンぶっ飛び週間



プロローグ



このnoteを書き始めて以来、基本的にシリーズはその週で見ようとするのですが、そもそもシリーズと言いつつ、完全に話が繋がってることってあんまりないじゃないですか。
もちろん、前編・後編みたいなのもあるにはあるんですけど。
まあ何が言いたいかって言うと、「20世紀少年」は完全に話繋がってるので、一日で見てしまいましたわ。へへ。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり」,「20世紀少年 -第2章- 最後の希望」&「20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗」 (配信)


「20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり」

1作目のこちらから。
まず、終わりの始まりって言葉がいいのよね。とても好きな言葉。
原作もとい浦沢直樹さんファンからすれば、もっとこうがいいとかそういうのがあるのかもしれないけど、あんまり知識ない僕からするとこれだけでも面白い。
まず俳優陣が脇役まで含めて抜け目ないし、2000年代だから映像の荒さこそあれど、ああいうロボとか細菌兵器を邦画でやってくれるのはいいよね。
やっぱりこれはテーマがテーマだから日本で実写化してほしいし、とても続きが気になる。

「20世紀少年 -第2章- 最後の希望」

続いてはこちら。
一気に時間飛んでのこちら。当時、カンナ役はこの人になりました、って見たときに、知らない人だなって思ってたけど、平愛梨さんすごいねえ。
本当、ありとあらゆる色んな人が出ててすごいんだよなあ。バナナマンさんとかもしれっと最後出てますもんね。あと、小池栄子さんとかも綺麗なのに怖いんだ!
随分気になる感じで終わり、最終章が楽しみです。

「20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗」

そしてついに完結、と。
トータルで見ると、人の記憶なんて曖昧なんだな、って思いました。よくいじめられた子は覚えてるのにいじめてる方は覚えてないとか言うけど、そういうことよね。
多分僕も、こんな風に振り替えれる機械があったら、全く記憶にない過去もあったりするんだろうな。
相手の何気ない一言を克明に記憶し、相手に投げかけた何気ない一言をすっかり忘れてしまう。
何かを信じるのはいいこともあるから一概には否定しないけど、そこには危険もあったりするのよね。
なんかともだちはずっと過去に囚われてしまっていて、すごい悲しかったです。
あと、これが公開した当時から、名前がケンジだからとてもとても嫌だったw


「ブラック・レイン」 (配信)


監督リドリー・スコット、そしてマイケル・ダグラスに高倉健、さらには松田優作という豪華っぷり。名優だらけのこちらを見てみました。
正直昔の作品を見る機会がほとんどなかったので、多分松田優作さんをしっかり見たのって今回が初めてな気がする。佐藤という男のぶっ飛び具合というか狂気というか、とてもいいですね。
やっぱりマイケル・ダグラスもいいよね。この突っ走っちゃう感じというか、そしてそんなマイケル・ダグラスと行動を共にする高倉健さん。高倉健さんの一本スジの通った真っ直ぐな刑事感。この二人のコンビが見てるうちにどんどん好きになります。
脇を固める俳優も、えこの人が?、みたいな人もいたりして、そこもいいんだな。
全く内容を知らなかったから驚きの連続でした。


「首」 (配信)


タイトル通りめちゃくちゃ首飛ぶからそういう耐性ない人は絶対見ない方がいいし、戦国ものなのにいわゆる笑いの意味で面白いシーンが多いから、得意不得意は分かれるけど、僕はめちゃくちゃ好きでした。面白い!
戦国時代はすごい好きな人がいるけど僕は詳しくないのであれですが、すげえ最高!その人の年齢とかそういう謎いところがあるからはじめはちょっと入りづらかったけど、いいんだよー。
キャストも豪華で、もちろん作られてるのはビートたけしさんですからね。これは最高!


エピローグ


新しい漫画はすっかり電子書籍で買うようになっている大熊です。それでもたまに気になる漫画が紙媒体でしかないと迷ってしまいます。
間違いなく紙媒体には紙媒体にしかない良さがあり、それを力説する人の気持ちも痛いほどわかるんですけど、便利には勝てん……
あと、紙媒体推しの人が、読み終わったら売れる、って言ってるの聞くと、それって本当に好きな人なのか?、ってなります。

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