少年漫画みたいな戦い方

プロローグ


原作ファンからすると、実写やアニメを問わず、これは違う!、ってなることありますよね。
実写ならキャストへの違和感とか大きな改変、アニメでも謎のオリキャラやら作画崩壊。
文句言おうと思ったらいくらでも言えちゃうんですが、中にはそういう改変がいい感じに転ぶこともあるわけで、難しいです。
でもそういうのって、原作知らない人からするとなんも気にならなかったりするし、まあだから原案、くらいのイメージに留めておけばいいんですかね。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「パシフィック・リム: アップライジング」 (配信)


うーん、1ほどのぐわあ!、っていう感じは個人的にはなかったですかね。まあやっぱりどうしても1ありきの話にはなってくるんでね。
でもそうは言いつつも、1の時の行動が伏線になってて、そうなるんか!、って感じはあったんで、良かったです。
あとは、主人公を据え置にせず、また新しい主人公を擁立したのもよかったです。
数多ある映画に比べれば全然好きなんですけど、やっぱり1の衝撃が大きかった分、惜しかったですね。
でもね、正直全然面白いのw


「来る」 (配信)


原作ファンからするとあまり高評価ではないようで、それでも伊集院光さん出てらっしゃるから見てみたけど、面白かった!
主人公の移り変わりも良かったし、周りの俳優さんもカッコよかった。
まずら松たか子さんは、本当漫画キャラみたいなカッコ良さです。圧倒的強キャラ感がエグかったです。
伊集院光さんも良かったなあ。ある意味この映画において数少ない、いそうな人。
そして何より柴田理恵さんが最高でした。本当にカッコよすぎた。
ホラー邦画でありながら、ちょっと漫画のような派手さもあって、個人的にとても好きでしたぞ!
まあな、原作ファンからしたら違う!、ってなるのも分からなくはないんだけど、これはこれでいいのよー!


「インサイド・ヘッド」 (配信)


5つの感情をモデルに、こんな広げ方するなんて素敵すぎるなあ。絶対大人も子供も見るべきやつじゃん!
はじめの方は悲しみが、司令塔的な喜びに避けられてて、自分が一番だ的な感じなんだけど、一緒に冒険するうちに悲しみの大切さにも気づいて、最後は悲しみの力を信じるの、素敵すぎる……平然とネタバレしてる。
もう今日はそれで突き進もう。
記憶も子供の頃のイマジナリーフレンドも、消えていってしまうのは本当に残念なんだけど、でも生きるってきっとそういうことなんだろうな。ビンボンの最後の決断が本当に素敵すぎた。
ライリーの中のみんなが、ライリー好きなんだよな。
他の人の感情が出てくるのも良かったね。エンディングとか盛りだくさんだったもんw
そして、ヨロコビ、竹内結子さんなのか。なんかエンディング見て、グッてなった。


エピローグ


僕のインサイド・ヘッドは、怒りの感情が一手に実権を担う独裁政権な気がします。
で、副官がムカムカで、その下にビビりとヨロコビ、一番下がカナシミでしょう。
大体僕の青玉は赤とのグラデーションになってる気がしますね。
僕はそうやって自己防衛をしているのだ!
あんなに黄色が多い人になりたかったな……

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