どっちが褒め言葉?



プロローグ


映画を見て、あっという間の2時間でした、は褒め言葉ですよね。楽しい時間はあっという間、なんて言いますからね。
じゃあ、2時間しか経ってなかった、はどうですか?
僕的にはこっちも褒め言葉なんですけど、違う、っていう人もいそうですのね。
なんか、「しか」って言葉が褒め言葉っぽくないからですかね。ああ、上から目線に聞こえるんですかね。
僕としては純粋に褒め言葉なんですが、どうでしょう。
やっぱり日本語って難しいですね。でも、だから好き!

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「DOGMAN ドッグマン」 (配信)


「レオン」のリュック・ベンソンが監督の作品。まず原題もその通り、DOGMANというタイトルそのままに、ドッグマンと呼ばれる女装した男性とたくさんの犬が出てくる映画。
犬いっぱいいるし、車椅子乗ってて女装した男性が出てくるし、色々渋滞しているように見えて、全然見やすいんですよね。
同情の余地がありつつ、でもその同情についても触れてる部分あって、やっぱり、可哀想、とかって思っちゃうのも勝手な行為なのかな、って。
基本的にはとてもとても良かったんですが、あんだけ大立ち回りして犬が全員無事なの、僕は別段犬好きとかじゃないのでなんか違和感あった。
でも犬をいたずらに殺してしまうと犬好きの人が怒り出すのかなと思うと、難しいね。


「アンタッチャブル」 (配信)


禁酒法時代、アル・カポネを逮捕しようと奮闘するエリオット・ネスたち。これは最高ですわ。
まず、ケビン・コスナーにショーン・コネリー、そしてアル・カポネはロバート・デ・ニーロというこれ以上ないほど最強の布陣に加え、脇を固める俳優さんたちもまあカッコイイんだよ。カッコいいって言っても顔だけじゃなくて、もうオーラが!
話も止まることなくどんどん進んでいって、最終的に見終わったときに、2時間しか経ってないの?、ってなるレベルでした。
もちろん史実と違うところもあるんだろうけど、それにしても良すぎましたね。
写真撮った時点で嫌な予感はしてて、その通りになるんだけど、決して諦めずに最後まで成し遂げたことによって得られた最後は、素晴らしい。
人質に取られた帳簿係を不利な体勢から撃つところも最高だったし、最後、裁判長の木槌振る顔がめちゃくちゃ怖かったw
いいところあげたらキリないけど、最高でした!


「映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士」 (配信)


現実と夢の世界がどんどんゴチャゴチャしていく感じが怖くもありいいですね。結局現実世界をどこまで覚えてるのかとかが難しかったかな。
この映画はラストがすごいという話は知ってたので最後まで見てると、気持ち悪さがすごかったですねw
まあそもそもトリホーだってなんでこっちの世界に来てるのかって話ですから。
そんなラストシーンの気持ち悪さからの、エンディングのポップさというか緩さが変すぎたw


エピローグ


コンプライアンスとか多様性とか、過剰に意識しすぎることが多い、って言いますよね。
いやあ難しい部分ですからね、こればっかりは。
少し前にラジオでも言ったんですが、女性二人がポンといてもやっぱり急にカップルだとは思えなくて、キスだったりハグだったりがあってやっとカップルだと認識できる。
この感覚すら、多様性を認めてない、ってことになるんでしょうか。

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