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ブログと向き合うときのモチベーションの保ち方


今日はブログとの向き合い方について書きます。

モチベーションが保てない。人生を変えたい。ブログで人生を変えるってどう言うこと。人生が変わるとわかっているのに自分はどうして本気でブログに向き合えないのか。ブログで人生を変えられる人とそうでない人との違いはなんなのか。どうすればモチベーションが保てる?私は人生を変えたいんだ、教えてくれ、どうすれば本気になれるんだ?

あなたに胸ぐらを掴まれた僕が答える、というていで。



待ってください。あなたが掴むべきは僕の胸ぐらではありません。キーボードです。その気持ちはキーボードにぶつけてください。

わかりました。わかりましたから。一旦落ち着いて。落ち着いて聞いてください。


あなたはブログを書くのにモチベーションがいる、と思っていますね。モチベーションってそもそもなんですか。

モチベーションが必要だと思ってる時点で、本気でブログと向き合っている人間には勝てませんよ。

そもそも、ブログっていうのは誰かに何かを伝えるためのいち手段でしかないですからね。




とりあえず書かないより書くに越したことはないので「なんでもいいので書くことを習慣にしましょう」と伝えてはいますが、ただ継続するだけでどうにかなるものでもないんです。

だから「書く」ということに慣れたら次のステップに行きましょう。「伝える」ということです。伝えるためのブログを書きましょう。



「何を伝えるか」ということも大事なんですが、それ以上に重要になるのは「なぜ伝えるか」です。

モチベーションが必要だと思っているあなたは「モチベーションがあるから伝えられる」と思っていますね。



いつも僕は「ブログは手紙と同じです」という話をしています。モチベーションがないと書けないラブレターが存在しますか?

ラブレターを書く理由はなんでしょうか。その人とお付き合いがしたいからですよね。


そもそもラブレターなんて書かなくても、直接会って伝えた方が想いは伝わりそうだと思いません?

でも大事なことほど文章にしちゃう人がいる。それはどうしてかって、自信がないからだと思うんですよ。


面と向かって言って玉砕するのが怖い。怖いのならば黙って気持ちを仕舞い込んでおけばいいですよね。

でも「好きだって言わない自分」も嫌なんだと思うものなんです、人間って。


好きだって面と向かって言えない自分と、気持ちを伝えない今のまま現状維持したくないから、その結果として「玉砕することは承知でワンチャン狙いで手紙を書く」行動に走っちゃうんですね。

現代だったらLINEでしょうか。


なんとも人間は不合理な生き物ですね。さて、ここから僕たちが学ぶべき教訓は「玉砕承知のラブレターを書かかせるのはモチベーションではない」ということです。


現状維持に悲観的な観測を持っているとき、人はたとえ不合理なことだとしても行動を起こす。これをブログとの関わりに置き換えてみたらどうでしょうか。




あなたはブログを頑張りたいです。でも頑張るモチベーションが湧きません。さあどうやってモチベーションを高める?

と考えるのではなくて、「今日ブログを書かなかったらどうなるんだろう」と考えてみるんです。


きっと今日ブログを書かなくても、あなたには何も起こりませんね。明日書かなくても何も起こりません。

明後日には「少し書いてみようかな」と思うかもしれないけれど、また明明後日は書かなくなります。まだダメージはほとんどありません。


ただ時間軸を3年後まで引き伸ばしてみればどうでしょうか。

「ブログで人生を変えようと思ってから3年も時間が経ったが、人生が変わるどころか何も書いていない」という状況って、怖くないですか?


新しいことに挑戦しようとするたびに「ブログさえ書けなかったしな…」と思い、どんどん行動が重くなっていく。

ブログ以外の仕事や生活が現状維持できているならまだいいかもしれません。


でも今日「ブログを書こう」と思い立っている時点で、今の仕事に何か疑問があったり、今の生活に不満があったりするのではありませんか?

さてその状態で3年間を過ごして「ダメだったのはブログを書くことだけで他は全部右肩上がりだ」ということがあるでしょうか。



現状維持で満足できる人はブログなんて書かないし、ましてや「ブログで人生を変えよう」なんて思わないんですよ。

最悪の未来は頑張って書いたブログが誰にも読まれないことではありません。今の現状が右肩下がりでずっと続くことです。

今よりも少しダウングレードした生活が、今よりも少し不満が募った仕事が、来年には待っている。再来年はもっと。



3年後には取り返しのつかない状態になって、その時には「あの時頑張っておけば何か変わったかもな…」と今のあなたを未来から睨みつける人物がいて…

その人はあなたと同じ目をしていて、今のあなたよりも少し艶のない肌をしていて…

そんな姿を想像したら、「今頑張った方がマシだ」と思えませんか?



つまり僕が何を伝えたいかというとですね、ブログなんて書かなくてもいいんですよ。

そのこと自体はあなたの人生になんの損害ももたらしませんし、誰にも迷惑をかけません。

ただ「変えたいと思った人生」があって「今書ける自分」がいるのなら、書かないで後悔する人は誰ですか?という話をしてるんです。



寝る前に歯を磨きますよね。なぜですか?歯を白くするモチベーションで頑張って磨いてる人なんています?

僕が知らないだけでいるのかもしれないですけど、きっとほとんどの人は「虫歯になりたくないから」だと思います。

虫歯の治療は痛いし、歯医者さんには何回も通わなくちゃいけないし、お金もかかるし、削った歯は2度と元には戻らない。

だから磨くと思うんですよね。



それと同じです。失った時間は元には戻らないし、「やりたい」と思ったことを頑張れなかった経験は後に残る。

3年後のあなたは今日のあなたを見て何を言うと思いますか?

たとえブログを一生懸命書いて人生が変わらなかったとしても、「よくやった、その頑張りがあったから今の自分がいるよ」と言ってくれそうな予感がしませんか?



結論として、ブログを続けるのにモチベーションなんていらないのです。

歯を磨かないと虫歯になるでしょ。

ブログを書かないと今の「変えたい」と思った人生が続きます。じわじわと右肩下がりを続けながら。



別にブログじゃなくてもいいんですよ。ただ、あなたが「ブログを本気で書きたい」と言ったから、ブログの話をしているだけで。

頑張ることがYouTubeだろうがラジオだろうが料理だろうがネイルだろうがスリーポイントシュートの練習だろうが、それで「人生が変わる」とあなたが思えているのなら、それを本気でやったらいいのです。

3年後の自分に怒られないように。



さあ、掴んだ胸ぐらを離して。一緒にキーボードを叩こうよ。



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