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オンラインで出会ったクライアントさんたちに会いに行ってみたら、とにかくヤバかった…


この記事はフリーランスのライフコーチとして活動するおはなし屋なおとが、飛行機乗ってクライアントさんたちに会いに行った『神奈川出張レポート』です。


・フリーランスの働きかたに興味がある人
・すでにフリーで働いている人
・フリーランスコーチの実態が知りたい人
・おはなし屋なおとに興味を持ってくれている人



に向けて、僕がこの1泊2日で感じたことや考えたことを共有します。ぜひ最後までお付き合いくださいね。よろしくお願いします。


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ああ、帰ってからもう3日も経っていたんだ



今日は金曜日。ということは、もうあの神奈川出張から帰って3日も経ったということになります。12月に入って僕が住む九州も急に寒くなりました。


(書き終わったのは日曜日でした…思ったより長くなっちゃった…!)


相鉄線(神奈川を走る電車)の車内で見た夕暮れの景色をまだ鮮明に思い出せます。


でもここは九州。あの街からは1000kmも離れた場所。悲しくなっちゃう。


今回の出張の目的は『大好きなクライアントさんたちに会うこと』でした。


オンラインで事足りるサービスを提供しているからこそ会いたくなった。直接会わないとわからないことがきっとあると思った。そんな感じです。


行きの飛行機の中で書いたブログを読んでもらえると、この記事がより一層楽しめると思います。ぜひ!



さっきまで行きの飛行機に乗っていたのに…






時間の流れるスピードが早すぎて、気づいたら帰りの飛行機の搭乗口にいました。


クライアントさんと一緒に過ごす時間が心地良すぎて、楽しくて、たまらなくて…


この感覚はあれだ。夏休みをおばあちゃんの家で過ごして「帰りたくない」って泣く感覚に似てる。


泣いてたら疲れて寝ちゃってて、いつの間にか家に着いちゃってる。明日からまた日常。心ここにあらずで2学期スタート、みたいな気持ち。伝わるかなあ〜!


帰ってすぐに「今回の出張で感じたことをまとめよう!」と考えていたのに、余韻に浸ってたらそんなこともできませんでした。


それくらい楽しかったんです。言葉にするのも惜しくなるくらい。おはなし屋がおはなしを作ることを放棄するくらい。これは一大事です。



神奈川に行ってやったこと


朝6時すぎに福岡の家を出るところから旅は始まりました。


車に乗って空港に行って、飛行機に乗って。


真ん中の赤い車がおはなし号






空の上でブログを書いて、羽田に到着。トラブルがあったのに予定より1時間近くも早く横浜駅につきました。



そしてついに合流。今日来てくれたのはあみちゃん(@coach1028ami)とためなおちゃん(@tamenao_coach)の2人。


僕は2人とも初対面。2人はすでにオフ会で会っていて顔見知り。


合流して少し横浜を歩いたあとは『崎陽軒のシウマイ食べ放題』へ。



崎陽軒のシウマイって関東にに住んでいる人には常識みたいですね。僕は東京に4年も住んでいたのに、全く気がつけませんでした。


どこの駅にもあるらしい



崎陽軒のテーブルに置いてある感染防止対策の分厚いアクリル板のせいもあって、声も通らず、「崎陽軒のなおとは借りてきた猫みたいだったよ」と笑われました。


実はぼく、人見知りなんです。打ち解けると早いんだけどね。


分厚いアクリル板越しに初対面(左があみちゃん右がためなおちゃん)


『借りてきた猫なおと』の顔



お腹いっぱい食べた後は、喫茶店に行ってお茶をしました。やっとまともに喋れた…

ここにも分厚いアクリル板があったらやばかったかもしれない…



お茶をした後はためなおちゃんとは一旦ここでお別れをして、電車に乗ってあみちゃんの家に向かいました。


日の暮れかけた街を、ベビーカーを押しながら一緒に歩いて。そういう時間が1番印象に残っているかもしれない。



クライアントさんたちとは今までたくさんのセッションを重ねてきているのに。


一緒に並んで歩いたり、お茶をしたり、電車に乗ったりしないとわからないことがたくさんあって。


日常を共有することって本当に尊いなあと感じました。


もちろんセッションで話す深いテーマも同じくらい尊いけれど。一緒に時間を共有することは、それとは違った尊さがあって。


同じ空気を一緒に吸うだけでわかることがこんなにあるんだなあ、この感覚久しぶりだなあって思いました。


オンラインで深く繋がれる時代になったからこそ、オフラインで会うことの価値が倍増しますね。


ビジネスとしてのコーチングは確かにオンラインだけで完結するけれど。それだけが全てじゃない。


「頭でわかっていたけれど感覚では理解できてなかった」と感じることがたくさんありました。


その日の夜はあみちゃんの家でご飯をご馳走になり、マンションに併設されているものすごい綺麗なゲストルームにお世話になりました。


この夜のことは、楽しすぎてあんまり記憶がないです。


「楽しかった」「美味しかった」「嬉しかった」アホみたいな感想しか出てこないので、割愛します。笑


あみちゃんの手料理がおいしすぎた



次の日はゲストルームで目を覚まし、綺麗なバスタブにお湯をはって朝から長風呂をして、またあみちゃんの部屋にお邪魔しました。



ためなおちゃんとまた合流して、道に迷ったゆいさん(@hamada_sw2020)を迎えに行って、ついに念願のおはなし会スタート。


楽しすぎて、なんも覚えてねぇ…



常にリラックスしてました。人の家なのに。全員と初対面なのに。


「まるでずっとそこに住んでいたかのように溶け込んでいた」とあみちゃんがのちのラジオで語ってくれていましたが、本当にその通りで。


全力で楽しもうと思ったら自然と全身の力が抜けていて、みんなと同じ空間に存在できることが嬉しすぎて。


食事を取るのも忘れて、気づいたら3時半。お別れの時間が来てしまいました。


泣きながら握手をしてあみちゃんと別れて、マンションを後に。ためなおちゃんとゆいさんと3人で駅まで20分くらいかな。歩きました。


途中で「せっかくだからプロフィールに使えそうな写真を撮ろうよ!」ということで、時間がない中でバシャバシャ撮影会をして、残り少ない時間を精一杯楽しんで、あっという間に駅。



あとはもう記憶がないな…乗り換えの駅に着いてすぐためなおちゃんと別れて、ゆいさんと電車に乗りながら話をして、横浜でバイバイして…


そういえばゆいさんが乗って行った電車が、2年前に僕が住んでいた街行きの電車で「おっ」と思いながら写真を撮りました。そのくらいの記憶しかない。

2年前の今頃は青砥という町に住んでいました



そして気づいたら飛行機に乗っていて、雲の上でした。

これが僕の1泊2日の全てです。


全体的に記憶がないですね…全然時計を見なかったです。時間の感覚が完全に無くなってました。それくらい、楽しかった。



この旅を通して感じたこと


この気持ちをもっと味わいたいなあと思いました。


僕はこの気持ちを味わうために自分のサービスを売っているのだと。


僕にとって『売る』という行為は、1つの人間関係が始まることを意味します。


こんなに尊い人間関係が作れたのも、『売る』『買う』という行為を経て、お互いが前のめりで関われたからこそできた関係です。


こんな関係の作り方を学校では習いません。だからほとんどの人は知りません。大人になっても、学校や会社に行かなくても、こんな関係が作れることを…



もし僕が今のクライアントさんたちに「お金はいらないですから定期的に話しましょう」と言っていたら、こんな関係になったでしょうか。なれたでしょうか。



きっとそのこたえはNOでしょう。大人になってから、特にビジネスを通じた人間関係は特にドライです。


調子がいい時はいいけれど、悪くなったらさようなら。かなしいけれど、僕はそんな関係をたくさん見てきました。


安くないお金をもらって関わるから「何があってもこの人を受け止める」という覚悟で関われる。


安くないお金をコーチを信じて払うから「自分のためにこの人には本音を包み隠さず話す」という姿勢で向かっていける。


お金をもらう・払うというのは、一つのコミュニケーションの形なのです。


コミュニケーションの深さは共有しているリスクに比例します。時間やお金をかければかけるほど、この関係に向き合わないことがリスクになります。だから深い関係になります。


もちろん、関係が深いがゆえにこじれた関係になる可能性もあります。それもふまえてのリスクです。


大人になると深い関係性の人を作りにくくなるのは、対人関係にリスクをかけなくなるからだと思います。


青春時代を共に過ごした友人というのは『もう2度と青春は戻ってこない』という意味で取り返しがつかない関係なのです。


お金をかけるよりももっとハイリスク。その人がいなくなれば困ります。旧友は新しく作り直せませんから。


だから「大人になったら友達を作りにくくなる」のではなく、「もう取り戻せない青春というコストにかわる何かを払うという発想がない」から、大人になってからの人間関係がうまく築けないのではないか。僕はそう思います。


何もリスクを負わず、いつでも解消することのでき、利害関係も全くない関係で、本当に大切なことを議論したり、見たくないものを一緒に紐解いていくことができるでしょうか。


学校の教室のような、会社のオフィスのような、そこから離れられない『箱』がないかぎり、僕たちはコミュニケーションと真剣に向き合うことはありません。


僕にとってお金を介した関係性というのは『意図的に箱を作る行為』です。『覚悟の表れ』と言い換えることができるかもしれない。


大人になってから「何を言っても受け止める・受け止めてもらえる」という関係を作ることは簡単ではないです。だからこの仕事が求められる。


今回の旅でクライアントさんと時間を共有しながら、「僕はいま人間関係をしているなあ」と何度も思いました。


僕はこの仕事が好きです。ぼーっと生きてたら味わえない深さの人間関係を味わえるから。


同時に、もっとこの気持ちを味わって欲しいとも思いました。


僕のクライアントさんたちにも、今度はあなたたちの大切なクライアントさんと一緒に、この気持ちを味わって欲しい。


そして僕とこれから出会っていくクライアントさんにも。今後僕と関ってくれる全ての人に。この気持ちを味わって欲しい。


安全安心な関係の中で、思っていることを口にする。損得抜きで、感じたことを感じたまま話す。それが仕事になる。


そして受け取ったたお金で生活をする。身体と心を整える。整った身体で人生において大事なことに時間をかけて取り組む。大切にしたいことをまっすぐ大切にする。


そしてまたここに帰ってくる。自分の生き様と存在を必要としてくれる人に、ありのままを提供する。


生きることそのものが「あなたはそれでいいんだよ」と伝えるためのメッセージになる。


空間を共有できればあとやることは一つ。リラックスをして同じ空間にいられることを楽しむだけ。そんな循環が回っていく世界。


言葉にすると少し伝わりにくい気もするけど、僕は今回の旅でこんなことを感じました。


この感じをもっと味わいたいし、この感じをもっと味わって欲しい。


そのために僕は「売りかた」を伝えているんだ。


「売る」を通したコミュニケーションがこんなに尊いものなんだと、伝えたい。

お金を稼ぐことがゴールじゃないんです。お金のやり取りはむしろスタートでしかなくて。

コーチビジネスの本当に楽しいところは、お金をやりとりした先にある人間関係なんですよ。


こればっかりは経験してみないとわからない。そう思います。




この気づきをこれからにどう活かしていくか


この旅に出る前に、僕は自分にこんなメモを残していました。


明莉ちゃんが産まれて父になり、新しい生き方に適応しようともがいていた日々。


今回の旅を通して僕は自分の関係性の作り方を再認識した気がします。



おはなし会の雰囲気を目の当たりにして、「これは過去に何度も経験したことがある空気だな」と感じたのです。



リラックスして、同じ空間にいられる事を楽しむ。この空気は決して大人数ではできない。少数の、心許しあえた関係性があるからこその空気。



お互いがお互いを探り合わなくてよく、リスペクトを持っていて、相手の話すことに興味がある状態。



ただ趣味や趣向が近い人を集めても、こうはならないのです。それが人間関係です。ここは『外』であってはいけない。関係を探り合うのは『外交』です。



僕が作る空気は『内側』。鍵をかけて、本当に信頼できる人しかいない場所。例えるならVIPルームです。


VIPになるためにはそれなりの過程があって、審査があります。だからVIPなのです。


誰でも入れる場所ではないからこそ、そこにられるというだけで一定の信用があります。だからめんどくさい探りあいをする必要がない。


よけいなジャブを打つことなく、詮索をすることなく、いきなり本題から入れるわけです。


そういえば僕は昔から『狭く深い人間関係』を作るタイプの人間でした。誤解されることも多かったし、集団の中で孤立することも少なくなかった。


それでもいつも周りには少数の『理解者』がいたような気がします。「なおとの言っていることは他の奴にはわかんないよ」と言ってくれる人。


多くはないんだけれど、そんな人たちがいてくれるおかげで、僕はどんな時期でも完全に孤独にならなくてすみました。


今思えば僕は「VIPの会員証」の役目を果たしていたのかもしれません。僕のちんぷんかんぷんな話を理解できる人間しか、僕の周りにはいない。だから話が合うのかも。


これも書いていて思い出したことなのですが、僕の周りにいる人って、僕を通り越して仲良くなる人が多いのです。


おはなし会も『なおと抜きのオフ会』がすでに開催されていたし、中学時代からの幼なじみ3人組も僕を中心に集まったメンバーでした。



僕の友人と友人が集まって3人組になって、その2人が僕ぬきで遊ぶようになって、一緒に暮らし始めて会社を作った、なんてこともあります。


僕を通じて知りあった人間が、気づいたら僕なしで楽しそうに遊んでいる。そんなことが人生で何度も起きました。


僕は歩く会員証なのかもしれない。今までは「理解されないからこそ1対1の関係を大事にしよう」と思って環境を作ることは考えていなかったけど。


これからは『少数の価値観が合う人同士をマッチングさせていく』ことにも力を入れていきたいと思いました。


僕を通して集まった仲間に、僕抜きで仲良くなって遊びに行って欲しいんです。


今回だってそう。僕抜きで開催されたおはなし会が楽しそうで楽しそうで、たまらなくなって僕は神奈川に飛びました。


僕はドカンと価値観を打ち立てる。そこに人が集まる。僕は僕の好みで人を選ぶ。選び選ばれた人たちで、たくさん対話をする。


そうするとあのおはなし会の雰囲気になる。変な人同士だから仲良くなれる。共通点は「おはなし屋なおとの言っていることがわかる」


僕に集まった人間が、僕なしで集団を作っていく。「僕も入れてよ〜」なんて言って僕も混ざっていく。うん、こんな感じだな。


これをどんなふうに作っていくか、まだ見当もついていません。でもきっと、イメージできているのでいつか実現されることだと思います。


どんな形になるんだろう。わからない。わからないからこそおもしろい。これは新しい視点だ。


いままでと全く違う、新しいアプローチ。これからどうなっていくんだろう。楽しみだ。


歩くVIP会員証として。「おはなし屋なおとの価値観に共感する」という共通点を持った仲間が、おはなし屋なおと抜きで楽しくやっていく世界を。


僕に共感してくれる人はあまり友達が多いタイプじゃないだろうし、万人ウケしないだろうし、心の奥でどこか尖っているものを持っている人だろうから、きっと話が合う人が周りにいないと思うんだよね。


だから、そういう人たちを集めて、ワイワイやったら楽しいよね。何やってるかわからないうさんくさい集団。でも楽しそうな集団。


クセの強い人たちが集まって、どこか一つの目的地に向かうわけでもなく、楽しくやって楽しく解散する集団。


それぞれ目的地が違うから同調圧力もないし、足並みも揃えない。勝手に気づいて勝手に学んでって。そんな集団。


麦わら海賊団は目指さない。僕たちは七武海だ。それぞれのテリトリーがあって。群れないけれど仲間だ。


2022年は『うさんくさい集団作り』がテーマになるかもしれない!と直感的に思いました。


たくさんは集めないよ!価値観を共有できる人だけ。こっそり。会員制バー。敷居は高く、楽しく、うさんくさく。そんな空気を作りたいなあ。


以上!おはなし屋なおとの神奈川出張レポートでした。



うちには小さな赤子がいるので、今回の出張は妻にもかなり協力してもらいました。なのでしばらく遠出はできません。


もしこの記事を読んで「おはなし屋なおとに会いたいぞ」と思った人がいたら。


あなたが来てください!九州福岡まで!


関東にはしばらく行けないけど、近所のコメダ珈琲なら朝の沐浴が終われば行けるので!


以上です。


⭐️スペシャルサンクス



急に押しかけたのに全員集合してくれてありがとうございました!!


⭐️一緒に読みたい聞きたい、今回の話に関連するコンテンツ


僕らが帰ってからあみちゃんが収録してくれた音声


出発前の僕の記事をよんでためなおちゃんが書いてくれたブログ


行きの飛行機で僕が書いたブログ


出張レポート(ラジオ版)



⭐️追記


最後まで記事を読んでくれてありがとう。僕は僕の大事な人を少しずつ増やしながら前に進んでいます。他のコーチとはちょっと違うかもしれないけれど、僕は僕のやり方で、大事な人の背中を押す仕事をしています。もしあなたがおはなし屋のつくる小さな世界の輪に魅力を感じてくれるなら。僕はずっとあなたのことを待っています。あなたと関われる日を楽しみにしています。おはなし屋なおと



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