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「人生を変えるための情報発信」について授業をしようか

さあ、情報発信で人生を変えるための授業を始めよう。

今日の授業を受けてくれている君は、人生を変えたいと思って情報発信に取り組んでいるあなただ。

それ以外の人は帰ってくれていい。文章を読んでる時間が勿体無いからね。

無駄な時間を過ごすくらいなら今すぐページを閉じてNISAの本でも読みたまえ。そっちの方がよっぽどタメになるだろう。

発信で人生を変えたい人以外はもう残ってないね?授業を始めていい?始めるよ?

まず最初に。「人生を変えるために情報発信を始めました」というあなた。あなたのもくろみは正しい。

そう、情報発信は人生を変えるんだ。

それは情報発信を通じて起業して7年目(もうすぐ8年目)の俺が一番よく知ってる。

俺だけじゃなくて、俺の周りには情報発信でお金を稼いで愉快に暮らしている人がたくさんいるよ。

ただ、一つ残念なお知らせもある。情報発信でお金を稼げる人は、情報発信でお金を稼ぎたいと願って手を動かす人たちの中でもほんの一部だ。

「俺の周りにはたくさんいる」と言ったけれど、それ以上に「稼ぎたいと思って頑張っている人」の方が多い。

それよりも「稼ぎたいと思って頑張ったけれど諦めちゃった人」の数はもっと多い。

それはなぜだろうね。

情報発信に限らず、お金の稼ぎ方って言うのは無限にあるんだ。

仕事というのは個人の数だけあり、とても個別性の高い分野であり、「あの人がこうやって成功したから自分も同じことをしよう」というのは結構難しいことでもある。

でもね、失敗するパターンは何種類かしかないんだ。その事実を踏まえて俺は情報発信での稼ぎ方の答えは一つだと思ってる。

「稼ぎたいと思ったけれど稼げなかった人」がやっていることをなるべくやらないようにして、情報発信を続けるんだ。

そうすればどんな形になるかはわからないけれど、情報発信でお金を稼ぐことが可能になる。

何を言ってるかわからないって?もっと具体的に話そうか。

情報発信でお金を稼ぐメカニズムとか、そういう生々しい話が聞きたいだろう?よし。でも今日はそういう話はしない。

俺を含め情報発信で金を稼いでいる連中が「こうすれば稼げるようになるよ」と声高に発信しているのを君はよく観察しているだろう。

でもみんな言うことが違っていて、困惑しているんじゃないのか?

「SEOを意識しろ」だとか「今はSNSの時代だ」なんて言っている人もいれば「フォロワーの数を追うな」という意見もあるよな。

何を信じていいかわからない。そう言う時は「彼らの意見の中に共通しているものはないか」と考えたらいいんだ。

俺が思う「ネット上でうまくいってるやつ」の唯一の共通点は『発信量』だ。

発信で金を稼いでいる人間はたくさん発信をしているし、稼げていない人のほとんどは発信していない。

していたとしても圧倒的に量が足りていない。これだけは揺るぎようのない真実だと思う。

え?「たくさん発信しているのに稼げていない人もいるでしょう!」って?今この瞬間を切り取ればそうかもしれないな。

だけどこう考えてみるのはどうだろう?その人は『今』売れていないだけで、今は『売れる』に向かっている途中なのだと。

そこで辞めてしまうから「頑張って発信したけれど稼げなかった人」になるわけであって、辞めなければ「頑張って発信したおかげで稼げるようになって人生を変えた人」になるわけだ。

シュレディンガーの猫というやつだよ。箱を開けるまで箱の中にいる猫ちゃんが元気に生きているかどうかは、箱を開けるまではわからない。

(シュレディンガーの猫を知らない人はGoogleで検索してくれたまえ。少しばかり残酷な実験だからここで詳しく書くのはやめておく)

それとおんなじで、情報発信も蓋を開けてみる、つまり「人生が変わるまで発信を続けてみないことには、情報発信で人生が変わるかどうかはわからない」ということなんだ。

途中でやめた人は『失敗した人』というレッテルを貼られてしまう。ただそれだけの話なんだだよ。

そんな酷なこと言わないでくださいよ、と思うかもしれないけど、特に情報発信の世界は『継続』がものを言うんだ。

なぜなら、発信した情報が人に見てもらえるようになるまでは3ヶ月単位のタイムラグがあるからね。

どういうことかって。例えば俺がYouTubeチャンネルを今から作り直したとするね。

実際に俺は今まで3年くらいYouTubeをやってるから、新しいチャンネルになってもそれなりに高いクオリティのものを1本目から作れる。

でも1本目の動画が今現行で動かしているチャンネルと同じくらい再生されるか?と言われたら、そんなことはないんだ。

3ヶ月くらい投稿を重ねてようやく今の半分くらいの数字が取れるだろう。

なぜこんなことが起こるのか?それは『信頼』の問題だ。

新しく作ったチャンネルには『信頼』がない。視聴者からの信頼もなければ、YouTube側からの信頼もない。

どれだけ俺が面白い動画を作ろうと、「そもそも見てもらえない」という状況が起こるんだよ。

これは情報発信だけじゃなくて、世の中に存在する『仕事』という概念はすべてそうなんだ。

どれだけ優秀で仕事ができようと、信頼されていない人間に仕事が回ってくることはない。

情報発信をしてお金を稼ぐということは、1から信頼を積み重ねていくということなんだ。

YouTubeアカウントは誰でも無料で作れるよね?noteアカウントも、stand.fmのアカウントも、今の時代発信そのものにお金がかかることなんてほとんどない。

その状態で信頼を積み重ねるにはどうしたらいいかって、コツコツ発信をするしかないんじゃないのか?っていうのが今日の授業で伝えたいことだ。

「情報発信でお金を稼ぐ」という狭い視点で考えるから、「どうやったら稼げるようになるだろう」「稼いでいる人のノウハウを真似しよう」っていう考え方にどうしてもなってしまうんだよ。

違う。もっと大枠で捉えるんだ。仕事っていうのは信頼がベースだ。「こいつは信用ならないな」という相手と取引することはない。

誰の信頼を得るかっていうのは別で考えないといけないことなんだけど、情報発信においては「アカウントに信頼を貯める」ことをしないと何も始まらない。

信頼を貯める方法は簡単だ。何度も言っているけれど、発信をやめないことだよ。

コツコツ発信をした「だけ」でお金が稼げるわけないんだが、コツコツ発信して信頼を貯めないとそもそも「お金を稼げる土俵に乗らない」というイメージが一番近いかもしれない。

ビジネスは信頼関係が全てだとは言わないが、信頼関係がないと同じ卓について膝を突き合わせて話し合うことなんてできないんだ。

少しは理解できたかな?

そしてほとんどの「情報発信でお金を稼ぎたいが何をしていいかわからない」と悩んでいる人は、この『信頼』がそもそも足りてない。

スポーツで言うと走り込みができていないのとおんなじだ。

そもそも身体ができていないから、どれだけ技術を詰め込んでも使いこなせないんだよ。

むしろ身体ができていない時に技術なんて教えちゃったら、怪我をしてしまう。

今シーズンは大谷翔平のフォームを真似したキッズが何人肩や肘を痛めるだろう。

俺はもうしっかり痛めてるからね。だってかっこいいじゃん、翔平。おれもああなりたいよ。

でも翔平も俺にはなれないからね。俺は俺のピッチングを…いやいや、ビジネスを突き詰めていくつもりだよ。

今日の授業はどうだったかな?少しはなにか気づきを得られただろうか。最後に「情報発信をやめないためのコツ」だけお土産に伝えて、この授業を終わりにしたいと思う。

力を抜いて発信してみるんだ。

今の実力の80%くらいのできでいいから、発信した後に「もう1本動画撮れそうだな」って余力が残るくらいの力感で、「完成度を上げようとしたらもう少し上げられるけど、まあこんなもんでいいか」くらいの感覚で、情報発信できるようになってごらん。

そうすると発信すること自体のハードルがグッと下がる。今日の記事なんてまさにそうだ。

俺は今、コメダ珈琲で妻とモーニングを食べながら、動画の編集がひと段落ついたから休憩として記事を書いている。面白半分だ。


だけど、ちょっと面白いだろう?なぜかって、今の俺はオフだからだ。この記事で自分をかっこよく見せようなんて思っちゃいない。

暇つぶしに先生ヅラしてみよっか。その程度のモチベーションと力感で書いている。でもそれがいいんだよ。

みんな力入れまくって発信頑張ってるからさ、こう言う記事がたまにポンと目に入るとちょっと安心しない?

でな。この程度の感覚だと発信なんて永遠にできるんだよ。疲れないから。

多分この記事を書き終わったら俺は今日2本目の動画の編集に入るよ。

義務感じゃなくて、「こんなに適当に書いて人に感謝されたりお金が儲かったりするんだから、やらない理由ないよな〜」と思っているだけだよ。

いい感じで力が抜けているから疲れない。でも力を抜いたからって「クオリティが下がる」ってわけじゃないんだ。

スポーツとおんなじで、むしろ力を抜いた時の方がボールにキレが増したりスピードがあがったりするんだよ。人間の体っていうのは不思議なもんだね。

さあ、今日の授業であなたは何を感じたでしょう。あなたが感じたことが全てだ。俺は君に伝えたいことなんてないよ。

勝手に楽しんで書いたから、勝手に受け取ってくれって思ってるだけ。

何を感じた?何に気づいた?1人で話すのもなんか寂しいからさ、コメント欄になんか書いてよ。

別に今日のお話に関係ないことでもいいよ。コメダで何食べた?とかさ。

ちなみに今日は欲張って「モーニングにジャムとバター両方塗ってください!」ってオーダーしたらジャムしか塗られてなくて、「本当はバターの方が食べたかったのになあ」って思ってるところだよ。

みんなは元気?じゃ、適当に、よろしく。またね

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。