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おはなし屋のエッセイ

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自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
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2022年12月の記事一覧

「遊びを仕事にする」を徹底したら育児と家事に使う時間ができた。1年の振り返りと来年の方針

起業して7年目になる今年のテーマは「遊びを仕事にする」でした。一緒に森を歩き、ドライブをし、サウナに行き、寿司を食べ、酒を飲み、ゲームをする。仕事と遊びの境界線がどんどんあいまいになっていって、感覚的には「1人でもお金にならなくてもやるようなことをお客さんや仕事仲間と一緒に楽しむ」という感じで仕事をしていました。 結果として家族三人が食っていけるだけの稼ぎを個人で得ることができたし、何よりこの1年間は人生で一番遊んだ1年間だったと感じることができたので、大成功でした。一緒に

何を発信したらいいのか問題について【結論:内容はあんまり重要じゃない】

「発信をしたいけれど何を書いていいかわからずに手が止まってしまう」 「ブログ?YouTube?ラジオ?考えているうちに時間だけが経っている」 情報発信はこのご時世で最もコストパフォーマンスの高い活動の一つだ。 誰でも無料で始められるのに、大きなメリットを享受できる。 特に個人で経済活動をしている人間にとって、発信活動は「やらない理由がない」と言い切れるほど重要なことだ。 僕は「仕事の時間の半分以上を発信活動に割いてもいい」とさえ思っている。 なるべく構えることなく

個人で稼いで生きていくと必ずついてくる「お金の不安」を消す方法【断捨離しよ】

「個人で稼いで生きていきたいけどちゃんと稼げるか不安で…」 「お金がなくなった時のことを考えると怖くて独立できない」 お金の不安があります、と。 個人で稼いで生きていく上で、一番ネックになる部分が『お金』 会社でもらえるお給料で今なんとかカツカツで暮らしている。 個人で稼いでいくなんてイメージすら湧かない。 今の収入を落としたくない。 「だから副業からスタートします」 そう言う人は多いけど、たとえ副業である程度稼げたとしても、お金の不安は無くならないどころかも

才能とは「自分の意志と関係なく勝手に作動するプログラム」のようなもの

人は「特に意識しなくてもできること」に取り組んでいるとき、最も才能を発揮します。スポーツ選手が大きなプレッシャーのかかる大会で「楽しもう」と口にすることがありますが、これは「本番当日にいつも無意識でやっていることを意識してしまうと動きが固くなってしまう」ことに対する対策なのです。無意識でできることを意識してしまうと、とたんに動きが固くなってしまう。緊張したときに「いつも通りやろう」と思ってもいつも通りの動きをすることは難しいのです。 自分で自分をコーチする時には、この「無意

「毎日生まれて毎日死ぬ」と考えたら納得のいく人生が送れるのかもしれない

せっかく自分に生まれたのだから、いい人生を送りたいなと考えています。いい人生ってなんでしょうか。僕は『死ぬ時に自分の人生に納得できること』が大事だと思っています。 どうすれば死ぬ時に納得できるのでしょうか。僕はまだ死んだことがないので、死ぬ時のことはわかりません。でも、なんとなく想像はできます。死ぬ時に「いい人生だった」と言える人生はきっと、自分の過ごしてきた時間を肯定できるような人生なのではないかと。お金をいくら持ってるとか、何を成し遂げたとか、誰と友達だったとか、そうい

娘の名前をつけるときに考えたこと

僕の名前は「直人(なおと)」と言います。本名です。母は僕に「素直でまっすぐな人に育ってほしい」と願いを込めてこの名前をつけてくれたそうです。僕は自分の名前が大好きです。いつも自分のことを深く見つめ直す時は「自分の気持ちにまっすぐに生きられているか」ということを考えます。 そんな僕にも去年娘ができました。名前は「明莉(あかり)」と言います。呼ばれたら嬉しくなるような名前にしたくて、妊娠中の妻と何度も寝る前に会議をして決めました。出産前にはほぼ「あかり」で決まっていたのですが、

ライフコーチの仕事は『お金で買えない関係をデザインすること』だと思っている

僕はライフコーチという仕事を個人で7年もやっていて、『人の人生をなんとなくよくする』ということに関して毎日それなりに真剣に考えている。 ライフコーチという存在に名前だけでピンとくる人は少ないだろうけど、よりよい人生を進めるためには『定期的や自分の生き方についてディスカッション』がとても大事だ。 と僕は思っているし、現に僕がこの商売を7年も続けられているということは、それなりに大事だと思っている人が少なくないという事だろう。 僕にとって『自分の人生について話す時間を取るこ

大事な人からのアドバイスだからこそ、邪魔になる時もある。

自分が信じて頑張っていることを身近にいる人が信じてくれなかったら、やっぱり辛い。人と違う人生を生きようとすると、「それは違うと思うよ」「あなたのためを思って言ってる」なんて言われることが爆増する。 その意見の中にはもちろん愛のこもったものもあれば、心の底からあなたのためを思って良かれと投げられた言葉もある。 ただ、そんな時のアドバイスは決まって「ありがた迷惑」なものだ。悪気がないだけ厄介。あなたは私が行こうとしている道を本当に知っているのですかと。あなたの言うことを信じて