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コンサルティング

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個人でビジネスをしているひと向けの記事をまとめたマガジンです
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2022年6月の記事一覧

「稼ぎたいならスキルを高めるな」とは具体的にどういうことか

今日はちょっと難しいテーマについて書きます。 「関係性を売る」ということについてです。 僕はよくコーチやカウンセラーのような仕事を個人でやっていきたい人に対して、「スキルを高める努力をやめて関係性を売りましょう」という話をします。その理由は簡単で、スキルを高め続ける限り競争に巻き込まれるからです。 他のコーチとの対比で競争に勝ち続ければ(スキルを高め続ければ)美味しい思いをできるかもしれませんが、どうしても上には上がいるもの。「キリがないのでさっさと自分の世界を作っち

集団が苦手な僕の「個人」としての仕事の作り方

集団というものがどうも苦手でして。 いい人たちばかりが集まっているのに、集団として見ると「嫌な感じだなあ」と思ってしまうことがありませんか?人が集まると「集団心理」というものが働きますから、自然とカーストができたり、集団の利益にならない人を除外しようとしたり、誰かをこき下ろすことで団結をしたり…個々の人の意思では行われないようなことがいとも簡単に起こってしまう。恐ろしいなあと思うわけです。 例えば会社だったら、成績の悪い人に対してなんとなくそこにいる人が雑な対応をして、そ

せっかくフリーランスになったのになぜ「安定」を目指す??必要なリスクをきちんと取ることの大切さ

新幹線に乗ってこちらに向かっている人がとても強そうで、待ち合わせ場所に車で向かう道中に不安になった話をします この間の日曜日にね、noteを読んで神戸から僕に会いにきてくれた人がいたんですよ。新幹線に乗って。駅で待ち合わせをして僕は車で迎えにいったんですけど。もちろん僕もね、人に会う時はその人がどんな人か知りたいので、noteやらTwitterやら見にいくんです。そしたらね、その人が強そうだったんですよ。強い。「癖が強い」とかそういういうのじゃなくて、ガタイの方。フィジカル

「お客さんの役に立とうとしないこと」を大事にしています

自分の対話を商品としてお客さんに提供する時に、「お客さんの役に立とうとしないこと」を大事にしています。 「役に立とうとしない」というのは具体的にいうと、お客さんがして欲しそうなことを先回りしてしてあげたり、自分の感情を抑えてお客さんのことを優先したり、価格を安くしたり、高い技術を身につけるために勉強したりすることです。 コーチやカウンセラーなどの「人の話を聞く仕事」をしている人にこんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、僕はいたって大真面目です。感覚的に受け入れ

発信を「集客」と見るか「トリガー」と捉えるか

「集客のために発信しよう!」と考えて一生懸命発信を頑張っていた時期がありました。あれはいつだっけかな。もう何年も前の話です。毎日Twitterにかじりついて、それこそ1日30ツイートとか200いいねとか数値目標を決めてやってました。 「集客したかったからそのくらいやらないと話になんないよね」と当たり前のように思っていたのですが、2ヶ月くらいしたところで「はて、ここに僕のお客さんになってくれる人がいるのだろうか?」と疑問に思った瞬間手が止まり、そのまま僕の「Twitter攻

新しい生き方に挑戦するときは、相談する相手を間違えてはいけないよ

人生は「誰の意見を聞いて誰の意見を聞かないか」で決まると思うんです。 会社を独立してフリーランスになりたい人(あなた)が、会社の同僚に「なあ、俺フリーランスで食っていけるかな…?」と聞いたところを想像してみてください。「フリーランスで食えるやつなんか一握りだから、やめとけよ」悪意はないと思います。むしろこの同僚さんはあなたのことを思ってくれているかもしれない。だから止める。自然なことです。でもあなたは夢をくじかれたような気分になる。悲しいですね。何が間違っているのでしょう