夏の北海道・ニセコ メープル街道の森林浴サイクリングと小樽と寿司
夏の北海道・ニセコのサイクリングシリーズ第五弾。今回はニセコから国道393号・メープル街道を走って小樽で死ぬほど寿司を食べてきた話です。
(第一弾の羊蹄山一周サイクリングはこちら。)
メープル街道はその名の通り沿線にカエデが並び「紅葉の時期は山が黄金色に輝く」らしいので紅葉目当てで楽しむのはもちろん、小樽からニセコ、倶知安方面(または逆)に抜けようとする時に「多少登ってでも大型車がばんばん通る国道5号線は避けたい」というアクセス的な目的で走るのにも向いていると思います。
ニセコ・小樽メープル街道サイクリング - ルートラボ - LatLongLab
倶知安の市街地を東へ少し走ると、さっそく国道393号線の案内が出てきました。
しばらくは畑の間の平坦でまっすぐな道を快走。
畑が途切れるあたりから最初の登りがスタート。
樺立トンネル。最初の登りのピーク。新しめのトンネルだけあって、比較的道幅は広かった印象。
このあたりとか、紅葉の時期絶対「良い」でしょ。
木立を抜けると、中間地点である道の駅あかいがわに到着。風を遮ってくれる森のおかげで完全に汗マシーンと化していたので、さっさとエアコン空間へ避難。
バイクラックあり。親切。
イクラ。ではなくメープルソフトクリーム。
メープルシロップの粒がトッピングされた山盛りのソフトクリームです。これ本当に美味しいので、同じ店内にあるジェラートと迷ったらぜひこちらを。もしくは両方食べてください。
冷気を充填したら、2つめの登り・毛無峠へ。
斜度は大したことないんですが、とにかく15kmくらいずっと登りです。途中からX合目表示の看板が出てくるので「まだあと3合もある……」みたいな気分を味わうことができます。
てっぺん到着。ここから小樽の市街までダウンヒル。くだっている途中に小樽の街並みが見おろせるビューポイントがいくつもあったので各駅停車な走りでした。
小樽についたのは昼過ぎごろ。狙い通り、大混雑するランチタイムを外すことができたので、下調べしておいた回転寿し和楽さんへ意気揚々と入店。……50分待ちでした。観光地恐ろしい。
それではお目当ての寿司コレクションです。
この黄金色のウニ!
透き通るイカ!
敗北を知りたい。
あら汁もいただきました。
なにしろネタが新鮮で、何を食べても甘みがあって口の中でほどける(固くない)んですよ……。
食後は小樽運河あたりを軽く流しで走行。「どこまでも続く長大な倉庫街」みたいなのを想像していたんですが、意外と小さな一角でした。これはこれでコンパクトにまとまっていて良い。
ビアンキくんはこういうオシャレスポットと親和性高いね……。
小樽の街並みを堪能したら、小樽駅から輪行で倶知安へ帰還。
冒頭でも触れましたが、沿道の森と山が「紅葉の時期良いだろうなー」という空気に溢れているので、いつか紅葉を見に再訪したいルートでした。
ネットに転がっている記事を見ると、この国道393号線は10年ほど前まで酷道して有名だったようですが、今回走った時にはその面影はなく全編に渡って走りやすかったです。
※ほぼ同じ時期に走った国道5号線の倶知安~余市の方がよほど路面が荒れていて、特にいくつかのトンネル前後は段差が連続するような舗装状態でかなり怖い思いをしました。仮に自分が小樽と倶知安・ニセコ方面の間を走ろうとするなら、絶対にこちらを選ぶと思います。
■夏の北海道ニセコシリーズ
・羊蹄山一周サイクリング
・積丹半島とウニを味わうサイクリング
・パノラマラインの絶景ヒルクライム
・どこまでも続く畑と洞爺湖なサイクリング
・メープル街道の森林浴サイクリングと小樽と寿司(この記事)
・ニセコ一周快走ヒルクライムと五色温泉
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